http://bousai.tenki.jp/bousai/earthquake/detail-20110227053800.html
発生時刻 2011年2月27日 5時38分頃
震源地 岐阜県飛騨地方
最大震度 震度4
位置 緯度 北緯 36.1度
経度 東経 137.4度
震源 マグニチュード M5.4
深さ ごく浅い

３１１の前にも上に挙げたように、震源の浅い地震が起こっていました。ただし、これはＭ５以上でしかも群発地震でした。

今回はたったの１回でＭも３程度ですから、３１１のような巨大な地震の前兆とは言えないと思います。

なお、南関東に来る地震には二種類あると言われていて、１７０３年の元禄大地震や１９２３年の関東大震災のようなプレート境界型（相模トラフの地震で北アメリカプレートの下へフィリッピン海プレートが沈み込んでいる）の地震で周期は２００年とか４００年と言われているものと、もう一つは、いわゆる周期７０年程度で1855年11月11日（安政2年10月2日）の安政江戸地震(M6.9)、1894年（明治27年）6月20日の明治東京地震(M7.0)など。これらは活断層型とかまたはスラブ内地震とかいろいろ議論があってはっきりとは分からない様子。ともかく、周期７０年程度のものの方はプレート境界型ではない様子。

今、首都圏で起こるのではと危惧されているのは周期７０年程度のものの方で、どちらかと言えば活断層型。

ただし、相模トラフの東端（または南東端）の方の、太平洋プレートとフィリピン海プレートの境目で大きな地震が起こることがやはり危惧されていて、自分としてはこちらが先に起こるのでは感じています。