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夏の猛暑が一転…/(C)日刊ゲンダイ
この冬の大寒波 死傷者500人「38豪雪」再来説も
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2013年11月16日 日刊ゲンダイ
11日、東京に昨年より7日早く「木枯らし1号」が吹いた。この日は北海道に真冬並みの寒気が入り、道内各地で積雪。関東各地も氷点下となった。その後も連日冷え込み、東北各地で大雪となっている。
ほんの1カ月前、10月12日には、都心で最高気温が31.3度まで上がり、1875年の観測以来、最も遅い真夏日を更新したばかり。あまりの急変ぶりに驚いた人も多いだろう。
猛暑から一転、恐ろしいことに、今年は殺人的な寒波が襲ってきそうなのだ。死傷者500人以上を出した、1963年の「38豪雪」の再来を危惧する学者もいる。
「今年は極東、アメリカ東部、ヨーロッパ中央部の3カ所に寒気が落ちる『3波型』の寒波が予想されます。4波型、5波型のように分散されないため、寒くなる。1963年、71年の豪雪も、この『3波型』が原因でした」(気象予報士)
「異常気象学入門」の著書がある気象評論家の増田善信氏は、冷え込みの原因をこう解説する。
「2008年ごろから、春や秋の期間が年々短くなっている印象です。しかも、日本付近は夏は熱波、冬は寒波となっている。原因として、温暖化が考えられます。温暖化によって、ジェット気流の流れが変わってしまった。その結果、これまで冬でもそれほど寒くなかった日本付近、アメリカ東部、ヨーロッパが低温となり、一方、極寒地域のカスピ海、アラスカ、グリーンランド付近が高温となっています。この状況は長く続くとみています」
心配なのは首都圏だ。過去、黒潮が蛇行した年は首都圏で大雪となっている。今年も黒潮の蛇行が大きくなっているのだ。
今年1月14日、都心で8センチの積雪が観測されたが、“その程度”で、交通機能がマヒし、路面凍結による事故などで551人が救急搬送される事態になった。猛暑と寒波――。日本の気象は完全におかしくなっている。
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