http://www.asyura2.com/13/jisin19/msg/384.html
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発生時刻 2013年11月10日 7時37分頃
震源地 茨城県南部
最大震度 震度5弱
位置 緯度 北緯 36.0度
経度 東経 140.1度
震源 マグニチュード M5.5
深さ 約70km
震度5弱
茨城県 筑西市
震度4
茨城県 土浦市茨城古河市石岡市龍ケ崎市下妻市常総市取手市牛久市つくば市坂東市稲敷市かすみがうら市桜川市つくばみらい市阿見町河内町境町水戸市笠間市常陸大宮市小美玉市茨城町城里町
栃木県 栃木市真岡市益子町
埼玉県 加須市久喜市さいたま緑区川口市春日部市草加市蕨市戸田市八潮市幸手市吉川市宮代町杉戸町
千葉県 香取市千葉花見川区野田市成田市千葉佐倉市浦安市印西市千葉栄町
東京都 東京中央区東京墨田区東京江東区東京荒川区東京足立区東京江戸川区
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深さが70キロもあって、M5.5なのに、震度5弱が出ていることに多少驚きがあります。また震度4の地域も震源地の北側に多く分布しています。これらは、震源深さが70キロもあり、311の地震の関係で地盤が三陸沖の方向へ引っ張られた結果、この地域、つまり、震度4がでている地域、この地震の震源の北側の地域の地盤がゆるゆるになってしまっているということだと思います。
別の意味で言うと、上側の地盤が三陸沖へ引っ張られてゆるゆるになっているのに対して、下側の地盤はどんどんと西側へ沈み込んでいて、それが、Hi-net自動書林震源マップの「最新7日間」で東海沖から南西方向へ青いドット、つまり、深発地震が数多く表示される原因のはずです。なお、Hi-net自動処理震源マップで陸地部分のドットはほぼ表示期間内に起こった地震なのですが、沖合の地震や深発地震は「気象庁一元化震源要素(2日前以前)および,Hi-net地震観測システムによる 自動処理結果(前日・当日)の震源要素を使用して作成しています。」と書かれているように、数日遅れたものになる様子です。よって、期間を「最新24時間」にしてすると、沖合の地震や青いドットであらわされる深発地震はもともと表示がされません。
自分の何となくの感覚でしかありませんが、最近の、多分、この数か月以上の期間だと思いますが、青いドットが非常に多くなってきています。そして、その多さは、今日の茨城南部のM5.5ではほとんど解消されていないと思います。
また、このM5.5の地震の直前に次の二つの地震が起こっています。
2013年11月10日 7時10分頃 新潟県中越地方 M2.3
2013年11月10日 5時29分頃 長野県北部 M2.7
これは震源地こそ異なっていますが、実際はほとんど同じ地点です。
http://bousai.tenki.jp/bousai/earthquake/detail-20131110071051.html
発生時刻 2013年11月10日 7時10分頃
震源地 新潟県中越地方
最大震度 震度2
位置 緯度 北緯 37.0度
経度 東経 138.7度
震源 マグニチュード M2.3
深さ 約10km
http://bousai.tenki.jp/bousai/earthquake/detail-20131110052911.html
発生時刻 2013年11月10日 5時29分頃
震源地 長野県北部
最大震度 震度2
位置 緯度 北緯 37.0度
経度 東経 138.5度
震源 マグニチュード M2.7
深さ 約10km
問題は、震源深さがどちらも「約10km」となっていることです。これらの地震が地盤の押す力で起こった逆断層型なのか、引く力で起こった正断層型なのか、またはその他なのか、データがないのですが、どうも逆断層型であるような気がします。その根拠は、次の事実です。
http://www.hinet.bosai.go.jp/AQUA/aqua_catalogue.php?LANG=ja
2013-11-10 07:37:54 茨城県南部 36.0N 140.2E 67km 5.6
2013-11-09 17:57:55 茨城県南部 36.0N 140.2E 62km 3.7
これを見ると、今朝のM5.5は前日のM3.7とほぼ同じところで震源深さもほぼ同じ場所で起こったことになるのです。しかも、マグニチュードはより大きくなっています。更に、この二つの震源球を見ると逆断層型です。
この深さで逆断層型地震ですから、相当程度にこの深さで地盤に押す力が蓄積していて、いろいろなところに影響を及ぼしているのだと思います。どの程度、首都直下とか、または、もっと広い地域、つまり、岐阜や志賀などでの地震がひっ迫しているのか分かりませんが、ともかく、地殻変動はどんどんと進行していて、今後も次の地震への用心が必要です。
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