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「富士山噴火」まであと2年切った! 専門家らが危惧
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2013/11/9 日刊ゲンダイ
神奈川、山梨、静岡の3県の防災担当者が7日、「富士山噴火」に備えた議論を行った。30センチ以上の降灰が予想される地域を避難対象にするという。
東京都も無傷ではいられない。内閣府の試算では、富士山が最後に噴火した「宝永級」なら平均約1センチの降灰となる。それだけでも首都機能はマヒで、首都高や国道、都道の主要幹線道に、手持ちの清掃車をフル稼働させても取り除くのに4日はかかる。
そんな非常事態のときまで、あと2年を切った。これまで世界で起きたM9・0以上の6巨大地震では、例外なく4年以内に火山が噴火しているのだ。武蔵野学院大特任教授の島村英紀氏(地震学)はこう言う。
「法則通りならば日本ではあと2年以内ということです。噴火は震源の近くですが、日本のスケールから考えると、北海道から静岡ぐらいまで、どこで起きても不思議ではない。気になるのは富士山です。ここ300年一度も噴火していません。しかも3・11以降、噴火の予兆とされる山体膨張は加速している。3月から、河口湖の水位低下が注目されていますが、雪解けと梅雨の時期がとっくに過ぎた今でも戻らないのは不思議。今年になって活動が活発化した箱根山と富士山は同時期にできた山で、マグマは地下でつながっていると考えられている。不気味な要素が重なっているのです」
先日、福島県沖でM7級の“3・11余震”が起きた際、立命館大環太平洋文明研究センター・歴史都市防災研究所の高橋学教授は「太平洋プレートが沈み込んでマグマとなり、火山の爆発を引き起こす。現在、富士山や八甲田山の活動が盛んになりつつあるのも、その影響の可能性が高い」と本紙で指摘していた。
噴火は、政府の対策より早いかもしれない。心の準備が必要だ。
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smartgoose members' channel:富士山噴火の可能性。
富士山噴火 シミュレーション 首都圏被害編
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