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台風27、28号の大雨で浸水警戒 東京のココが危ない!!
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2013/10/24 日刊ゲンダイ
◇荒川氾濫で都心水没、首都機能マヒ
各地に大きな被害をもたらした台風26号の悪夢も冷めないうちに、今週末にかけて強い台風27号、28号が日本列島に接近する。大雨による被害が予測され、古屋防災担当相は記者会見して警戒を呼びかける方針だ。
前衆院議員で気象予報士の斎藤恭紀氏が言う。
「今回は台風の上陸そのものよりも、台風によって送り込まれる亜熱帯の空気と日本海側からの寒冷型低気圧がぶつかってできる積乱雲がシビアな影響をもたらしそうです。台風の中心から離れた場所でも、日本中どこで集中豪雨が起きてもおかしくありません」
雨は3日間にわたって降り続くというから心配だ。
「実は、都内の河川・下水道などの治水施設は、1時間当たり50ミリの雨量までしか対応できない設計です。50ミリを超えると、氾濫する可能性があるのです」(斎藤恭紀氏)
台風26号では、都心の目黒川なども警戒水位を超えた。伊豆大島では1時間に122ミリを超える大雨を記録。同じレベルの大雨が首都圏で降ったら、どうなるのか。参考になるのが、国土交通省荒川下流河川事務所が作成した「荒川氾濫」というDVDだ。動画サイト「ユーチューブ」でもダイジェストを見ることができる。
内容はこうだ。台風による大雨で荒川が危険水位を超え、赤羽駅近くの堤防が決壊。北区や足立区などがじわじわと浸水していき、洪水はやがて東京メトロの構内にも流れ込む。すると、張り巡らされた地下鉄網が格好の水路となって、洪水被害は都心部にも襲いかかる。堤防決壊の半日後には、東京駅構内から水があふれ出し、中央区と千代田区が浸水。荒川から遠いはずの銀座や大手町も水に漬かり、日本の政治や経済は機能マヒに陥ってしまう。このシミュレーションでは、死者1000人、孤立者は70万人に及ぶ。 荒川が決壊するなんて、「まさか」と言いたくなるが、いつ「想定外の津波」や「経験したことのない豪雨」に襲われるか分からないのが自然災害の恐ろしさだ。
「大雨に大潮が重なれば、川は大変な水位になってしまいます。都心部で降らなくても、荒川上流の広域で大雨が降れば、下流の水量は膨大になるし、ダムが決壊する恐れもある。そうなれば、流域は大惨事ですよ。しかも、コンクリートで固められた都市部は水はけが悪く、いったん浸水し始めたら止める手立てがない。どんどん被害が拡大してしまいます」(防災評論家・大山輝氏)
都市ほど水害に弱いというのは本当だ。
「雨が降り続いて積算雨量が増えれば、目黒川や神田川など都心部の中小河川は容量をオーバーして氾濫する恐れが高まります。川が見えなくても、都会には暗渠もあるし、低い土地には必ず水が流れ込む。どのエリアが浸水しやすいのか、各自治体が発表している水害の『ハザードマップ』で確認しておくといいでしょう」(地理空間情報アナリスト・遠藤宏之氏)
いざ浸水が始まると、早ければ10分で逃げ場がなくなる。水圧の重みは想像以上で、50センチの浸水で成人も立っていられなくなるそうだ。
行政に頼っていたら手遅れになりかねない。自分の家族を守るためには、早めの判断が必要だ。
フィクションドキュメンタリー「荒川氾濫」(1/2)
フィクションドキュメンタリー「荒川氾濫」(2/2)
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