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既に90年が経過した関東大震災。そろそろ同じような地震が起こるのではと言う話もある。
関東大震災は陸域で起こった地震だが、プレート境界型地震だった。普通陸域で起こる地震は正断層型にしても逆断層型にしても、また横ずれ断層型であるにしても、そんなに大きな変位、つまり、ずれが大きいわけではない。また、そのずれのスピードも瞬間的にはかなり速いのだろうがずれ全体としてはあまり大きいわけではないと思う。しかし、プレート境界型地震ではずれ自体がかなり大きいし、そのスピードも全過程を通じてかなり速い。
現在いろいろとやられている地盤の強化による液状化対策とかまたは横揺れ対策など、意味がないとは言わないが、そういった対策を大きく超えた被害が出る可能性が高いと思う。
多分、最も影響があるのが縦揺れのはずで、ものが地面から跳ね上げられるような揺れがあると思う。次に、とても高周波の揺れで、これによりコンクリート建造物の座屈が起こるはず。
日本の液状化被害が注目を浴びたのは1964年の新潟地震で鉄筋コンクリートの建物が地面に沈み込んだから。しかし、実を言うと、江戸時代に起こった地震などで液状化が起こっていた。または、古来から液状化は起こっていたわけで、建築学が液状化に気がつかなかっただけ。
縦揺れや高周波の揺れ、そして、同じく高周波の縦波の被害について、あまりに対策がたてられていないと思う。しかし、プレート境界型地震が陸域で起こる関東大震災とか東海地震、東南海地震、南海地震などはこういった被害が出ることが確実だと思う。
地震学者の方たちはなぜプレート境界型地震の脅威の大きさを強調されないのか。
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