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爆発的噴火で噴煙を空高く上げる桜島=18日午後(鹿児島地方気象台提供)
桜島が爆発的噴火 巨大地震を呼ぶ可能性は!?
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130819/dms1308191127000-n1.htm
2013.08.19 夕刊フジ
巨大な噴煙で肝を冷やした方も多いだろう。鹿児島市の桜島・昭和火口(標高約800メートル)で18日に爆発的噴火があり、噴煙は同火口で観測開始以降、最高の高さ約5000メートルに達した。18世紀には南海トラフ巨大地震と富士山大噴火が連動したように、火山と地震は密接に関係している。桜島の大噴火はこれまで関東大震災を引き起こす関東地震の直前に発生してきたようだが、今回はどうなるのか。
桜島では2000年10月、南岳山頂火口の噴火で観測された高さ約5000メートルの噴煙が過去最高だったが、これに並んだ。鹿児島地方気象台は「今後も同程度の噴火が起きる可能性がある」として、灰や小さな噴石の飛散に注意するよう呼び掛けている。
過去に桜島では3回の大噴火があった。文明(1471年)、安永(1779年)、大正(1914年)だ。奇妙なことに、関東大震災の原因となる関東地震の発生と近い時期に大噴火が起きてきた。マグニチュード8級の関東地震は三浦半島沖を震源として、発生すると首都圏に甚大な被害が出る。その関東地震が、大正時代には噴火のわずか9年後、1400年代は24年後に起きていた。1700年代は順番は前後するが、元禄関東地震の76年後に桜島の大噴火があった。
火山と地震の動きに詳しい国立の総合研究大学院大、神沼克伊(かつただ)名誉教授(固体地球物理学)は、「首都圏と九州は同じフィリピン海プレートの影響を受ける地域で、九州は同プレートの西側、首都圏は北側に位置する。ただ、確かに関東地震と桜島の大噴火は似たような周期で発生しているが、両者の関連性やメカニズムなど詳しいことは分からない」としている。
ある一部分で生じたストレスは、必ずどこかの場所で解消される。東京と鹿児島は約1000キロ離れているとはいえ、噴火が首都圏の大地震を誘発する可能性はあるのか、桜島の動きから目が離せない。
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