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2013/8/13 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
◆観測史上37度以上はなし
連日、猛烈な暑さに襲われる日本列島。きのう(12日)は高知・四万十市で41度を記録し、国内の観測史上最高気温を更新した。列島全体がまるでサウナ風呂のような蒸し暑さに包まれているが、意外や快適に過ごしているのが、常夏の島・沖縄の人々だ。
きのうの那覇の最高気温は33・1度。東京(35・8度)、名古屋(37・1度)、大阪(38・2度)をはるかに下回る。東京都心のように、夜になっても30度を下回らないような寝苦しい日は、一度もない。
この1週間の平均湿度も那覇は約72%で、実は札幌(約80%)よりも低い。そのため、沖縄の熱中症での救急搬送者数(今月8日まで)は515人で、愛知(2399人)、東京(2199人)、埼玉(1797人)と比べてウンと少ない。実にうらやましい夏を過ごしているのだ。
「沖縄は四方を海に囲まれた『海洋性気候』。真夏でも海風が常に吹き込み、空気が適度に冷やされます。猛暑日(35度以上)を記録する日なんて年に数えるほどサア〜。内地のように高い山もないから、フェーン現象で気温が上昇することもないし、盆地の蒸し暑さもない。都会の巨大ビル群が海風を遮るヒートアイランド現象なんて、信じられないサア〜」(沖縄気象台担当者)
あまり知られていないが、沖縄は全国で唯一、気温37度を超えたことがない。県内の観測史上最高気温は昨年7月に石垣市伊原間と、今月7日に南城市玉城糸数で記録したばかりの36・1度。県内の歴代最高気温が、全都道府県で最も低いのだ。
殺人的な猛暑から逃れるため、常夏の沖縄へと飛び立つ。そんなライフスタイルが、亜熱帯化した日本では常識となりそうだ。
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