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鹿児島原発付近に大地震兆候 「数カ月以内にM6級」 GPSデータで予測
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130726/dms1307261545019-n1.htm
2013.07.26 夕刊フジ
世界遺産に登録された富士山の噴火リスクが明らかになったばかりだが、大地震への警戒も怠ってはいけない。7月に入ってから東日本を中心に広い範囲で震度3以上の不気味な揺れが頻発している。そんななか、GPS(衛星利用測位システム)データを使い、地震予測を行っている研究者が、見逃せない現象をつかんだ。「鹿児島県の原子力発電所近くで異常な兆候が出ている」(研究者)というのだ。
東日本大震災から2年以上たったが、日本列島の鳴動は収まる気配がない。熱中症のニュースに隠れがちだが、地震活動は相変わらず活発だ。
気象庁によれば、7月だけでも、震度3以上を観測した地震は、実に18回に及ぶ=別表。26日早朝には岩手県沖を震源に最大震度3を記録。23日には福島県浜通りで2度、さらに21日には千葉県北東部と、震源は北海道から兵庫県まで点在している。
「東北地方で起こった地震はいずれもM9の東日本大震災の余震だと思われる。一方で、17日に淡路島近くで起きた地震の震源は、1995年に起きたM7・3の直下型の阪神淡路大震災の震源と近い。この時の余震がまだ続いている可能性がある」(地震学者)
予断を許さない状況が続くなか、注目すべき情報が浮上した。
「数カ月から半年先に大規模地震が発生するかもしれない」と明かすのは、『東日本大震災の教訓』(古今書院)などの著書がある東京大学名誉教授(測量学)の村井俊治氏。
村井氏は、地震予測情報を会員向けに配信する民間会社「JESEA(地震科学探査機構)」の理事を務める。
同社は、国土交通省が日本全国に配置したGPSデータを測定する電子基準点を利用している。GPSは、地球の重心を原点として、地表に設置した「電子基準点」の赤道面方向(X軸、Y軸)へのズレと、北極方向(Z軸)へのズレの3点が観測可能で、地中深くの地殻の細かい動きまで察知することができる。同社ではこの「地殻変動」を分析し、将来の地震を予測している。
「GPSの基準点は全国に1240カ所ある。これを使って、2000年から07年にかけて起きたM6以上の地震162個の追跡調査を行うと、そのすべてで地震の前兆とみられる地殻変動が観測された。われわれのやり方で、短期的には1週間、中期的には1カ月、長期的には3年以内に発生する地震の予測が可能だ」(村井氏)
JESEAは、この手法で、4月13日に発生した淡路島付近を震源とするM6・3、最大震度6弱の地震の予測に成功したという。
では、大規模地震の発生が予想される危険スポットは一体どこか。
「鹿児島県の北西部、川内(せんだい)原子力発電所近くで、異常な値を計測し続けている。桜島などの火山の影響も考えられるが、地震の前兆ならば、早くて数カ月、遅くとも半年以内にはM6級の大規模な地震発生の懸念がある」(同)
天災は忘れたころにやってくる−。先達の残した貴重な教訓を忘れてはならない。
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