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南海トラフ巨大地震は「国難ともいえる巨大災害」
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000006128.html
05/28 17:27 ANN
近い将来の発生が懸念されている「南海トラフ巨大地震」について、政府は「国難ともいえる巨大災害」と位置づけ、国家レベルでの対応が必要などとした最終報告書をまとめました。
古屋防災担当大臣:「国を挙げて防災、減災対策を推進していきたい」
南海トラフ巨大地震を巡っては、これまでに最大で死者約32万3000人、経済被害は220兆円に上るとする試算を政府が発表しています。最終報告書では、従来の国の応急対策などが機能しない恐れがあるとして、都道府県の間の支援の枠組みを作るなど、日本全体での連携の必要性が強調されました。また、自治体では、避難所に被災者を受け入れる際、住宅への被害が少ない人については在宅避難を勧めるなど、受け入れる被災者に優先順位をつけることが必要とされたほか、災害時には国や自治体が移動式の救護施設を投入し、野外病院を開設することなどが盛り込まれました。
一方、南海トラフ巨大地震の一部となる「東海地震」については、これまで予測ができる可能性があるとして、震源域に多くの観測機器が設置されていますが、報告書では「現在の科学的知見からは確度の高い地震予測は難しい」と予測が困難であることが初めて公に明記されました。ただし、地盤の歪みが大きくなっているなどの場合は、大まかな予測が可能だとしたほか、確度の高い地震予測は人命を救ううえで重要な技術であるとして、今後の継続的な研究の必要性を訴えました。政府は今後、これらの意見を参考に、事前の準備から復興までの一連の対策をまとめた「南海トラフ巨大地震対策大綱」を今年度中にも作ることにしています。
CG:内閣府作成
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