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2013年5月23日 日刊ゲンダイ
<死者30万人の恐怖>
30都府県で30万人が死亡すると試算されている「南海トラフ地震」――。
今月中旬、政府の地震調査委員会は東海から九州に延びる「南海トラフ3連動型地震」で、M9級の発生確率を算出不可とし、「M8以上は30年以内に60〜70%」とした。
南海トラフでM9以上は発生した記録がないという理由だが、その“未知の巨大地震”がカウントダウンに入った可能性が高まっている。
専門家をヒヤッとさせているのは、先月17日、伊豆諸島の三宅島で起きた震度5強の地震だ。三宅島の地震は「南海トラフ地震」の前兆の可能性があるのだ。三宅島は、フィリピン海プレートの東縁にある。フィリピン海プレートは、3・11大地震を引き起こした太平洋プレートに隣接していて、専門家によれば、両プレートの間にある伊豆半島沖にはひずみがたまっているとみられている。
「南海トラフの巨大地震は、フィリピン海プレートによって引き起こされます」
こう話すのは、武蔵野学院大特任教授の島村英紀氏(地震学)だ。
「三宅島は、フィリピン海プレートの東端に位置しています。東縁が活動を始めたと考えてもおかしくありません。また、先月にはフィリピン海プレート上の淡路島でも大規模地震が起きている。フィリピン海プレートの広い地域で動きが見られるのは気にかかります。さらに心配なのは、富士山付近でも、滝沢林道のひび割れや河口湖の水位低下と異変が相次いでいることです」
南海トラフ3連動型地震が起きれば、都心部でも最大で震度6弱の強い揺れが襲う。揺れは東日本大震災の2倍以上で、高層ビルでは10分以上続く可能性がある。最大津波高は、江東区で2.48メートル。品川区は最大2.44メートルに達するというから、恐ろしい。用心に越したことはない。
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