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2013.05.22 夕刊フジ
マグニチュード8以上の巨大地震が懸念される南海トラフ地震で、紀伊半島では、約8000年前から400〜600年間隔で巨大津波が起こっていたことを示すとみられる堆積物を発見したと、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)などのチームが22日までに明らかにした。津波の規模は、過去最大とされる宝永地震(1707年)による津波と同程度とみられる。
南海トラフ沿いで起こる地震は100〜150年周期とされているが、規模にはばらつきがある。ただ宝永地震は約300年前に発生しており、次の巨大津波の発生が近づいているとみることもできる。
見つかった堆積物のうち、約8000年前の津波の痕跡とみられる層は、繰り返しを示すものとしては過去に見つかった六千数百年前よりも古く、最古だという。
チームは昨年末、紀伊半島にある高校(和歌山県串本町)の校庭でボーリング調査を実施、深さ4〜9メートルの地層を柱状に6本掘削した。地層は含まれていた火山灰や土器などから、1600年前〜8000年前に堆積したと判明。その中に、津波によって運ばれたとみられる砂の層が最大で14層含まれており、これらから発生間隔を推定した。
掘削場所周辺では、南海トラフ沿いで安政(1854年)、昭和(1944、46年)に起きた地震では津波による大きな被害は確認されていないため、見つかった砂の層はそれらの地震よりも大きな地震による津波で運ばれてきた可能性がある。
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