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紅白、ジャニーズばかり&意味不明な近藤真彦トリで視聴者はウンザリ…歴代最低視聴率
http://biz-journal.jp/2016/01/post_13139.html
昨年大みそかに放送されたテレビ番組『第66回NHK紅白歌合戦』の平均視聴率は、前半34.8%、後半39.2%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)に終わった。特に後半の視聴率は、紅白が2部制になった1989年以降で最低だった。
前半の視聴率は過去10年で見ると7位。14年の第65回と比べるとわずか0.3%しか落ちていない。つまり、後半になって例年のような伸びがなかったわけだ。前半の視聴率が今回よりも低かった年と比べると、わかりやすい。
※左から年、前半、後半、前半と後半の差
・1990年:30.6%、51.5%、20.9%
・2004年:30.8%、39.3%、8.5%
・06年:30.6%、39.8%、9.2%
・07年:32.8%、39.5%、6.7%
・12年:33.2%、42.5%、9.3%
・15年:34.8%、39.2%、4.4%
これまで後半の最低だった04年は8.5%も伸ばしている。今回はその約半分で、前半から後半における上昇幅は歴代ワースト2位(1位は09年の3.7%)だった。毎年、紅白はクライマックスへ向けて後半のほうが盛り上がる構成になっているはず。それにもかかわらず、今回はなぜ伸びずに歴代最低視聴率になってしまったのだろうか。テレビ局関係者が話す。
「昨年は全世代に通じるような目立ったヒット曲がなく、現在の音楽番組は歌唱中に毎分視聴率が下がってしまう傾向にあります。そのなかで、39.2%は立派な数字であることに間違いありません。ただ、NHKの宣伝色が目立ったという印象は強いですね。後半開始早々、連続テレビ小説『あさが来た』のネタで引っ張り、続いてAKB48が主題歌である『365日の紙飛行機』を歌った。SMAPの前には『のど自慢』出場者と中継をつないだ。そもそも、『あさイチ』コンビの井ノ原快彦(V6)と有働由美子アナが司会で出ている。いずれも人気番組ですが、宣伝色が強かったという印象は拭えません」
後半はAKB48をすでに卒業した前田敦子、大島優子が復活したり、松田聖子と近藤真彦という80年代を代表するアイドルがトリで対決したりする演出が組まれていた。演歌勢は藤あや子や伍代夏子、氷川きよし、細川たかしなどに加え、トリを務めたこともある天童よしみや坂本冬美までも前半に回った。その影響が後半で視聴率が伸びなかった原因なのだろうか。
「今回に限らずここ数年、終盤に登場する演歌勢は減っている。ただ、昨年の中森明菜やサザンオールスターズは60代以上でも知っている歌手。今回の今井美樹やX-JAPAN、レベッカには馴染みがなかったと思います。彼らが連続で出ることで、視聴者はチャンネルを替えてしまったのではないでしょうか」(同)
視聴者が抱いた違和感
30代後半から40代の視聴者を狙って終盤に80〜90年代に活躍したアーティストを持ってきたが、中森明菜やサザンオールスターズほどの大衆性がなかったため60〜70代の視聴者が離れてしまったかもしれない。また、始まる前から近藤真彦のトリに疑問を持った視聴者は多かった。
「一般の人々の声を聞いてみると、公共放送であるNHKが大手のジャニーズ事務所に屈したという印象を持った視聴者が多いのは事実です。近藤は35周年という理由で昨年は派手に活動しましたが、毎年地道に歌手を続けているわけではありません。その歌手が紅白のトリを務めることに違和感を感じたという声が、多くの視聴者から聞かれます。近藤が35年間愚直に歌手活動を続けていれば、ここまで非難されなかったと思います」
歴代最低視聴率という現実。NHKはその理由をどう分析するのだろうか。
(文=編集部)
[ビジネスジャーナル 2016/1/3]
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