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過去の栄光にしがみつくフジ 「恋仲」惨敗で死んだ“月9神話”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/162031
フジテレビの象徴ともいえる「月9」の金看板が倒れつつある。
20日にスタートしたドラマ「恋仲」(フジテレビ系)の初回平均視聴率が9.8%(ビデオリサーチ調べ・関東地区=以下同)と大コケ。1987年から始まった「月9」枠では初の1ケタ発進となった。「東京ラブストーリー」(91年)や「ロングバケーション」(96年)など社会現象を巻き起こしてきた“ドル箱枠”だが、近年は絶不調。王道の恋愛ドラマにこだわるあまり、今や“負のレガシー”と化している。
上智大教授(メディア論)の碓井広義氏はこう語る。
「ドラマの概要が発表された当初から、福士蒼汰と本田翼のドラマってそもそも需要があるの? と疑問でした。福士くんは“あまちゃんバブル”でブレークしましたが、主演を背負えるほどの技量はあるのか。モデルとしての本田翼はともかく、『女優・本田翼』の支持者はいるのか。この2点を考えただけでも、フジテレビのアンテナはズレているなと感じます」
テレビ離れが進む若者を取り込むべく、同世代の人気者を起用したが、結果は完全に裏目。「これに追い打ちをかけたのがストーリーです」と碓井氏が続ける。
「ドラマは脚本が肝。にもかかわらず、高校時代の三角関係が7年後も続いて……なんて、いつの世の恋愛ドラマ? という感じ。花火をバックにキスしてもいいですが、既視感たっぷりのドラマにガッカリ。まるで恋愛ドラマのパロディーでした。仕事じゃなかったらチャンネルを替えてますよ。作り手側であるフジのセンスはどうなっているのか。いくら恋愛ドラマだからといって“王道”をはき違えています。
ただ、『さすが』と思ったのは視聴者の見る力。視聴率が1ケタだったのは、これだけ旧態依然としてありがちなものを見せられた視聴者の疑問の表れです。ニュースでは“まさかの1ケタ”って書いてましたが、全然“まさか”じゃない。このままでは、来週は7%くらいまで下がる可能性もあります」
放送中のフジのドラマは「HEAT」が初回6.6%、「リスクの神様」は7.0%など、いずれも大苦戦。今週末に放送される、これまた看板番組「27時間テレビ」のキャッチコピーは「テレビの時代はもう終わり?……でも俺、本気出しちゃいます」。本気なのは分かるが、方向性を間違えていたら、視聴者に響くわけもなし。“月9”の不調は成功体験から抜け出せず時流を読み誤ったフジテレビの「自爆」だ。
[日刊ゲンダイ 2015/7/24]
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ちなみに「恋仲」の直近(7/27)の視聴率はというと…
結果は「フジ叩き」でおなじみのサイゾー系の記事で。
福士蒼汰『恋仲』、2話も9.9%で1ケタ! 『27時間』『ネプリーグ』で番宣連発も「意味なし」
http://www.cyzowoman.com/2015/07/post_16817.html
“月9史上最低スタート”となった福士蒼汰主演の『恋仲』(フジテレビ系)第2話が27日に放送され、平均視聴率が9.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。初回の9.8%よりわずかにアップしたが、1ケタ台から脱出することはかなわず、今後も苦しい視聴率推移が予想される。
主演の福士に加えて、幼なじみ役のヒロインに本田翼、主人公の恋敵役に野村周平と話題の若手役者で固められた『恋仲』出演陣だったが、関係者の期待も虚しく初回視聴率は歴代月9ドラマで最低を記録。今期は『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)以外は軒並み1ケタ台を連発と、連続ドラマの不作が話題になっているが、やはり“月9水準”で考えれば初回から1ケタとは完全に危険水域のようだ。
「久々の『王道ラブストーリー』に業界評は高く、また視聴者から好意的な声がないわけではありませんが、ターゲットを20代以下に定めた作戦は完全に失敗。“月9”という看板で放送している以上、スポンサー対応を考えても、大幅なテコ入れや最悪打ち切りの可能性まであります」(週刊誌記者)
フジは『恋仲』を盛り上げるため、必死の番宣を行っている。25〜26日に放送された『FNS27時間テレビ』では、福士と本田が打ち合わせ中、乱入した江頭2:50やテツandトモとともに「なんでだろう」ダンスを踊るシーンがオンエアされた。また第2話が放送される前の番組『ネプリーグ』では、福士と本田、永井大らの『恋仲』チームが、SMAP・木村拓哉、小日向文世、吉田羊ら映画『HERO』チームと共演する2時間特番も放送。
「この大掛かりな番宣も、結果が1ケタとあって、意味はなかったようですね。次クールの月9はホリプロ所属の人気女優の主演が内定していますが、信頼回復のため、しばらくはベテラン勢の主演が続くことになりそうです」(同)
現在月9のワースト視聴率は、最低7.8%、全話平均9.9%を記録した2014年『極悪がんぼ』だが、『恋仲』はそれを更新してしまうのか? 次回からも要注目だ。
[サイゾーウーマン 2015/7/28]
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