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封印された「子どもに見せたくないテレビ番組アンケート」! 業界から「復活希望」の声
http://tocana.jp/2015/07/post_6804_entry.html
日本PTA全国協議会(以下、PTA)が集計を取り『クレヨンしんちゃん』や『ロンドンハーツ』(いずれもテレビ朝日系)などがランクインしていた「子どもに見せたくない番組」のアンケート結果。毎年3月に発表されていたのだが、2012年を最後にこのアンケートは終了している。
そもそも「子どもに見せたくない番組」とは、「子どもとメディアに関する意識調査」という名のアンケートにおけるひとつの項目に過ぎず、「子どもに見せたい番組」や「子どもの好きな番組」など好意的な項目もあった。さらに子どものスマホやネットとの向き合い方なども調査し、問題点を浮き彫りにしてきた一面もある。しかし、発表を行っても「子どもに見せたくない番組」の結果だけが報道される傾向に嫌気がさし、PTAとしては調査を打ち切ったという。
調査が打ち切られたことで、槍玉にあがっていたバラエティ関係者は喜んでいるかと思いきや、そうでもないらしい。業界の関係者に詳しい話を聞いた。
「『見せたくない番組』にランクインすると、低俗番組と呼ばれるようになりますが、バラエティを作る人間の中では、ある種の勲章でした。かつては『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)や『8時だヨ!全員集合』(TBS系)など、伝説的なバラエティ番組がランクインしたアンケートですからね。ここに肩を並べるというのは、バラエティ番組のスタッフ冥利に尽きると言えましたよ」(バラエティ番組放送作家)
アンケートの結果に苦い思いをすることはなく、逆に喜んでいたそうだ。そのため、打ち切りは残念でならないという。
「ぜひとも復活してほしいですね。『見せたくない』と言っても、その時点で子どもや親御さんは番組を見ているわけですから、どんなバラエティ番組が今の子どもたちに見られているのかを知る資料にもなっていたんです。それに、親が見せたくないと思うのは、子どもが夢中になって見ているからこそ、です。そんな番組を知る術が無くなってしまったのは寂しいですし、残念ですね」(同)
さらに、別の関係者からは、こんな声もあった。
「あのようなアンケートで番組タイトルが出ることで、かえって注目してもらえる効果もありました。1位や2位に入るのは『クレヨンしんちゃん』や『ロンドンハーツ』と、決まっていましたが、7位や8位あたりにドラマが入ることもあったんです。その場合、『一体どんなひどい内容なのだろう』と怖いもの見たさでチャンネルを合わせてもらえることもありました。アンケート打ち切りは痛いところですね」(テレビ局関係者)
思いは人それぞれだろうが「子どもに見せたくない番組」の調査結果は、テレビに様々な形でメリットをもたらしていたようだ。この声を受けて復活…とはいかないだろうが、いつの日かアンケートが再開されることを心待ちにする業界人は多いと言えるだろう。
(文=吉沢ひかる)
[TOCANA 2015/7/15]
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