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テレビの視聴時間、初めて短くなる傾向に NHK研究所調査
http://www.sankei.com/entertainments/news/150707/ent1507070011-n1.html
NHK放送文化研究所は7日、昭和60年から5年ごとに行っている視聴者への意識調査「日本人とテレビ」の今年の結果を発表した。それによると、1日当たりのテレビ視聴時間(ビデオやDVDの再生は除く)は5年前と比べ、「長時間視聴」(4時間以上)が40%から37%に減る一方、「短時間視聴」(約30分〜2時間)が35%から38%に増え、調査開始以来、初めて視聴時間が短くなる傾向に転じた。
同研究所は「5年前に調査方法を変えたため、それ以前と単純な比較はできないが、調査開始以来、長時間視聴は増える傾向にあった。長時間視聴が減り、短時間視聴が増えるというのは初めてのことで大きな変化だ」としている。
年代別にみると、20〜50代の幅広い層で「ほとんどまったく見ない」人が増加した。20代の場合は16%で、5年前の8%から倍増。40代は3%から6%、50代も2%から6%にそれぞれ増えており、同研究所の担当者は「若い人のテレビ離れは以前から言われてきたが、今回は40、50代の人にもこうした動きが出てきている」としている。
同研究所では「短時間化」の理由について、デジタル録画再生機の一般化やスマートフォンの普及など、この5年でメディア環境が急激に変化したことを挙げている。
調査は今年2月下旬〜3月上旬、無作為に選んだ全国の16歳以上の男女3600人に対して実施。このうち2442人から有効回答を得た。
[産経ニュース 2015/7/7]
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テレビ視聴、初の「短時間化」=NHK研究所が調査
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015070700887
NHK放送文化研究所は7日、5年ごとに実施する意識調査「日本人とテレビ」の今年の集計結果をまとめ、1985年の集計開始以来続いていたテレビ視聴の「長時間化」傾向が初めて「短時間化」に転じたと発表した。
若者ばかりでなく、40〜50代の中高年層でもテレビ離れが進んだ。インターネット利用の広がりやデジタル録画再生機の普及などの環境変化が背景にあると同研究所は分析した。
テレビ視聴時間が2時間以下の人は前回調査の35%から38%に増加。4時間以上見る人は同40%から37%に減った。一方で、ネットを毎日利用する人は増加し、中でも20代は68%と、テレビを毎日利用する人の割合(64%)を逆転するなど、テレビの地位が揺らいでいる状況が浮き彫りになった。
同調査は今年2〜3月に全国の16歳以上の男女3600人を対象に実施し、2442人から有効回答を得た。
[時事通信 2015/7/7]
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