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広瀬すず失言騒動でフジテレビにブーメラン損
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/415716/
本紙23日付で既報(下記【参考記事】に掲載)の若手女優・広瀬すず(17)の“スタッフ軽視発言”で、テレビ・芸能界からは、放送したフジテレビに「なぜカットしなかった?」と疑問の声が噴出している。イメージダウンになるとわかっていながら、編集をせずに放送した“大失態”との見方だ。しかも、このチョンボで、フジテレビにも大きな損害が出る可能性があるという。どういうことなのか――。
広瀬は18日放送のバラエティー番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」の人気コーナー「食わず嫌い王決定戦」で、照明スタッフについて「どうして、生まれてから大人になった時に照明さんになろうと思ったんだろう」と言い放った。
この発言にネット上は「スタッフ軽視だ」「失礼すぎる」などと大炎上。広瀬はツイッターで「いつもお世話になっているスタッフの方々に誤解を与えるような発言をしてしまい申し訳ありませんでした」と、謝罪に追い込まれてしまった。
この“失言”そのものについては、本紙既報通り「広瀬は完全に天然でまだ素人」との声もあり“まだ若いし仕方がない”という見方が強い。お笑いコンビ「NON STYLE」の井上裕介(35)はツイッターで「17歳の女優さんが、テレビでの発言に謝罪かぁ。そんなに厳しくないとダメなのかなぁ!? 10代なら働いてテレビカメラの前で話して、演技してる時点でものすごいことなんだけどなぁ」と擁護した。
芸能プロ関係者は別の見方をする。
「まだ17歳だし、女優だからバラエティーには全く慣れていない。むしろ、あの発言をカットしなかったフジに責任がある。生放送じゃないんだから、いくらでも編集できるのに」
メディアが、タレントの発言をカットしなかったため、猛批判を浴びたケースが過去にもあった。2008年に歌手・倖田來未(32)がラジオ番組で「35歳を過ぎると羊水が腐る」と言った件だ。放送は収録だった。
「その時も『ニッポン放送がカットすべきだった』との意見もあった。倖田は当時25歳だったけど、広瀬は17歳だからね。余計に番組側が配慮しなきゃいけないけど、フジのスタッフは相当レベルが低いから、そんなこともできない(笑い)。だから低迷するんだけど」(制作会社関係者)
さらに、この“配慮不足”は広瀬のイメージダウンのみならず、ブーメランのようにフジにもダメージが来そうだ。
というのも、今回広瀬が「食わず嫌い王」に出演したのは、公開中の映画「海街diary」の宣伝のためだった。実はこの作品の製作にフジも名を連ねているのだ。
「実際は“名を連ねている”というより、フジが中心となり製作した映画。もちろん多額のおカネを出資しているのです。昔から映画を担当していたフジの亀山千広社長の肝いりで、局を挙げて宣伝に力を入れていた。広瀬の『食わず嫌い王』への出演もその一環ですよ」(映画関係者)
それなのに、発言をカットしなかったため広瀬は炎上。結果的には、自社が製作した映画に出演したヒロインの一人のイメージを失墜させてしまう大失態となった。
「自業自得」としか言いようがないが、何をやってもうまくいかないのがフジの現状のようだ。
[東スポ 2015/6/29]
【参考記事】
“スタッフ軽視発言”広瀬すずが「失言女王」になる日
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/413883/
人気急上昇中の若手女優・広瀬すず(17)の“スタッフ軽視発言”が波紋を呼んでいる。18日放送のバラエティー番組内で、照明や音声といった裏方スタッフについて聞かれ「なぜその仕事に就こうと思ったの?」と発言したもの。これが物議を醸し、広瀬は19日にツイッター上で謝罪に追い込まれた。ネット上では、同じく若手女優の橋本愛(19)がかつて舌禍事件を起こしたことを引き合いに出し「第2の橋本か!?」という声も上がっているが…。
問題の発言が飛び出したのは、フジテレビ系「とんねるずのみなさんのおかげでした」の人気コーナー「食わず嫌い王決定戦」でのこと。
広瀬は「すごいドライなんですよ。イルミネーションを見て『わぁ〜』ってリアクションができない。『これ(電飾)をあんな高い所にかけた人は一生懸命やってるんだな』っていうのは分かるんですけど」と性格を自己分析。これに石橋貴明(53)からテレビ局などで働く照明スタッフを見てどう思うか聞かれると、広瀬はこう言い放った。
「どうして、生まれてから大人になった時に照明さんになろうと思ったんだろう」
さらに音声スタッフにも「なんで自分の人生を女優さんの声をとることに懸けてるんだろう。大人になって年齢を重ねるとともに、本当に(録音機器の)棒を…声をとるだけでいいの?って」と述べた。
ぶっちゃけ話の連続に木梨憲武(53)は「いいですねぇ」と大喜びだったが、放送後、ネット上は「スタッフ軽視だ」「失礼すぎる」と大炎上。
広瀬は19日にツイッターで「いつもお世話になっているスタッフの方々に誤解を与えるような発言をしてしまい申し訳ありませんでした」と謝罪したものの、ミソをつけた感は否めない。
照明スタッフの仕事については、女優の斉藤由貴(48)がこんな名言を残している。4月24日放送の「あさイチ」(NHK)で、美の秘訣について聞かれ「照明さんが女優ライトをそこに置いてくれてるから。女優殺すには刃物はいらぬ、照明ひとつを消せばいい」。
芸能プロ幹部は「斉藤さんの言うように、女優業をやっていけるのは裏方の人の協力があってこそ。オンエア後、広瀬さんは事務所幹部にたしなめられたそうです」と話す。
一昨年、新進女優の橋本がコンタクトレンズのPRイベントで「医者に『ゴミを入れてるのと一緒だよ』って脅された」とコメント。スポンサー商品を“ゴミ呼ばわり”したが、今回の失言で「第2の橋本か!?」との声も上がっている。
「ただ、橋本さんの時は本人がイベント登場時から不機嫌で、何かやらかしそうな気配はあった。広瀬さんのケースは完全に天然。彼女、まだ“素人”なんです」とは広瀬を知る人物。
2012年に芸能界デビューしたばかりの広瀬はトントン拍子で出世し、今年1月には「学校のカイダン」(日テレ系)で連ドラ初主演。10本以上のCMを抱える売れっ子となった。
その半面、まだあか抜けない部分があり「緊迫したオーディションの待合室でも、しゃべる相手を見つけては『女子校か?』というくらいギャーギャー騒いでいます(笑い)。芸能界が楽しくて仕方がないのかもしれません」(同)。
広瀬の“失言グセ”はいまに始まったことではなく、11日放送の「VS嵐」(フジ系)でも「嵐」の大野智(34)に向かって「40歳くらいだと思った」と発言。これが一部嵐ファンの反感を買い、後日ツイッターで「本当失礼なこと言っちゃったと思ってカメラ止まってても謝り続けてました」と釈明した。
その一方で今月上旬の「さんまのまんま」(フジ系)では、明石家さんま(59)の往年のギャグ、ブラックデビルの「ウェ!」を披露。ノリツッコミまで飛び出し、さんまから「よくやったほうやで!」と絶賛された。
前出の芸能プロ幹部は「周囲に『うるせー』と注意されるほどよくしゃべるし、ノリも良いから現場ウケはいい。下手に抑えつけるより、このまま育てた方がいいように思いますね」と話す。
天真らんまんであるがゆえの失言。広瀬が“失言女王”になる日は近い。
[東スポ 2015/6/23]
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