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NHKの「クローズアップ現代」、が過剰演出?冗談じゃない。捏造そのものだ。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/hanadakazuyoshi/20150505-00045409/
2015年5月5日 0時0分 花田紀凱 | 『WiLL』編集長、元『週刊文春』編集長
NHK「クローズアップ現代、出家詐欺」のやらせ疑惑、NHKが設置した調査委員会が予想どうりともいうべき結論を出した。(4月28日)
要するに「取材陣が故意に演出したものではない」「過剰な演出という判断」。
この調査委員会、委員長が堂元光副会長で、あとNHK幹部が8人、外部委員は長谷部泰男早稲田大学教授他2名という構成だからはじめから期待はしていなかったが、それにしてもひどい。
多重債務者が出家して法名をつけると、その法名で融資が受けられるという、法の盲点をついた詐欺だが、「クロ現」では多重債務者の男性がブローカーの事務所に相談にきたシーンが放送された。
ところが、「週刊文春」のスクープによると、多重債務者とされた男性は「自分は多重債務者ではない」と否定、ブローカーとされた男性も「自分はブローカーではない」と否定、訂正放送を求めている。
しかも、隠し撮りしたというブローカーの事務所とされた部屋は臨時に借りた部屋。
これがやらせでないとしたら、世の中にやらせなんてなくなる。 本来ならディレクターはクビだよ。
NHKは1993年、「ムスタン王国ドキュメント」のやらせが大問題になった。NHKスペシャル「奥ヒマラヤ禁断の王国、ムスタン」にやらせがあったと朝日新聞がスクープ。
王国に至る山路でアシスタントが上から岩を落とし「取材陣は岩の落ちてくる危険な道を歩いて現地に入った」とナレーションをつけたり、スタッフに高山病で苦しむ演技をさせたりした。
結局、NHKは訂正放送をし、プロデユーサーは退社に追い込まれた。
この時も演出とやらせの差が問題とされたが、今回の「クロ現」はあれよりひどい。やらせどころじゃない。多重債務者もブローカーもディレクターが依頼した人物だったとしたら、これは明らかに捏造というべきもの。「過剰演出」なんてものじゃない。
籾井会長についてあれこれケチをつけてるNHKOBたちよ、そんな暇があったらこっちを問題にしろ。
花田紀凱
『WiLL』編集長、元『週刊文春』編集長
1942年東京生まれ。66年東京外国語大学英米科卒、文藝春秋入社。88年『週刊文春』編集長に就任。6年間の在任中、数々のスクープをものし、部数を51万部から76万部に伸ばして総合週刊誌のトップに。94年『マルコポーロ』編集長に就任。低迷していた同誌部数を5倍に伸ばしたが、95年「ナチガス室はなかった」の記事が問題となり辞任、1年後に退社。以後『uno!』『メンズウォーカー』『編集会議』などの編集長を歴任。2004年11月より『WiLL』編集長。テレビやラジオのコメンテーターとしても活躍。産経新聞コラム「週刊誌ウォッチング」、夕刊フジコラム「天下の暴論」はファンも多い。好きなものは猫とコスモス。
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