★阿修羅♪ > マスコミ・電通批評14 > 646.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
朝日新聞、また誤報で謝罪文掲載 記事取り消し被害者へお詫び、方針ありきのずさんな取材(Business Journal)
http://www.asyura2.com/13/hihyo14/msg/646.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 4 月 17 日 13:38:05: igsppGRN/E9PQ
 

朝日新聞、また誤報で謝罪文掲載 記事取り消し被害者へお詫び、方針ありきのずさんな取材
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150417-00010009-bjournal-bus_all
Business Journal 4月17日(金)10時30分配信


 社会福祉法人ひまわりの会が朝日新聞社を被告として提起した名誉棄損訴訟(東京地裁)において、昨日(4月16日)に和解が成立したことを踏まえ、ひまわりの会の訴訟代理人の立場で今回の裁判の結果をわかりやすく解説します。

 昨年11月13日付当サイト記事『朝日新聞に新たな誤報疑惑 社会福祉法人が提訴 1億円以上被害与える、ルール逸脱の取材』は、誤った新聞記事内容で名誉を傷つけられたとして、神奈川県川崎市の社会福祉法人ひまわりの会(現・社会福祉法人ハートフル記念会)と千葉新也理事長が朝日新聞に対し、計3300万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求める訴訟を東京地裁に起こしたと報じました。

 問題となっていたのは、朝日新聞の特集記事『報われぬ国』の一つで、「社福法人の私物化」「ワンマン理事長“暴走”」「親族から備品購入」「報酬8倍」というセンセーショナルな見出しのもと、「寄付された土地を理事長が独断で売却した」「規定も理事会決議もないのに理事長が独断で自分の報酬を8倍にした」「理事長が自分の親族の会社から備品を購入させた」といった内容が掲載されていました。

 記事の内容は、日本を代表する日刊紙である朝日新聞経済面に4段記事で掲載されたことにより、またテレビ番組『ひるおび!』(TBS系)で取り上げられたこともあり、ただちに世間に広まりました。その結果、ひまわりの会の関係者、入居者、その家族など数多くの人が心配することとなりました。

 さらには、社会福祉法人の運営は主に篤志家らの寄付などで賄われているため、朝日新聞記事により寄付の撤回などが相次ぎ、ひまわりの会は財政的な打撃も受けました。

 ひまわりの会は、記事の内容はすべて事実無根であるとして、ただちに朝日新聞経済部に抗議するなどしましたが、やはり司法手続きをもって毀損された名誉の回復を図るべく、昨年7月、東京地裁に訴訟を提起しておりました。

●東京地裁、名誉棄損の成立を認める

 朝日新聞側は、高名な秋山幹男弁護士が代理人に就任され、当初、名誉棄損の成立を争っていました。しかしその後、双方の主張整理が行われたのち、本年3月、宮坂裁判長より「記事は事実に基づくものではなく名誉棄損が成立する。朝日新聞は記事を訂正し、謝罪する記事を掲載するという和解を検討すること」との訴訟指揮がなされ、双方、和解協議を進めた結果、4月16日付にて和解が成立しました。なお和解内容は、概ね以下のとおりです。

・被告(朝日新聞)は、原告ら(ひまわりの会、千葉理事長)に対し、本件記事により原告らに迷惑を掛けたことについておわびするとともに、15年4月26日限り、別紙記事を被告発行の朝日新聞全国版の朝刊経済面に1回掲載する。
・被告は、今後も適正な報道がなされるよう努める。
・原告らは、その余の金銭的な請求を放棄する。

 そして、上記和解に則り、朝日新聞は本日4月17日付朝刊経済面にて「訂正・謝罪文」を掲載するに至りました。

 朝日新聞が「訂正」した内容は、概ね以下のとおりです。

・「ワンマン理事長“暴走”」「社福法人の私物化」「親族から備品購入」の見出しをすべて取り消し。
・「土地の使い方を理事会にはかった形跡はない」は、「土地を基本財産とするかどうかを理事会で明確にするように川崎市から指摘された。理事会では承認していた」と訂正。
・「理事長の報酬の増額について明確な規定も理事会の承認もなく」は、「理事長の報酬に関する規定を明確にするように川崎市から指摘された。理事会では承認していた」と訂正。
・「ひまわりの会が照明器具を理事長の親族の会社から購入した」は、「理事長の親族が社長を務める会社が、理事長の紹介で、以前、理事長が監査役を務めていた会社に照明器具を納めた。ひまわりの会が購入したわけではない」と訂正。

 さらに、朝日新聞は「謝罪文」の中で、「事実関係の確認が不十分で、正確に記述しなかった」ことが今回の誤報の原因であるとしました。

●朝日新聞の勝手な「希望」

 ひまわりの会の代理人弁護士として、朝日新聞の取材の段階から立ち会ってきた立場から今回の事件を総評するに、やはり「記者のおごり」が最大の原因と考えざるを得ません。

 前出・当サイト記事にもコメントしましたが、朝日新聞の取材の後、ひまわりの会が提出を予定していた「理事会議事録」やその他の資料を確認すれば、ただちに「土地の売買に関する理事会決議」や「理事長報酬を決定する経緯や理事会決議」の存在が明らかとなるわけですから、本来、「理事会にはからずに土地を転売した」「理事会の承認を得ずに理事長報酬を8倍にした」などといった誤報はあり得なかったわけです。

 繰り返しますが、朝日新聞が、ひまわりの会が予定していた資料の提出をわずか数日でも待てば、ひまわりの会や理事長は名誉を傷つけられることもなく、ひまわりの会の関係者、入居者、そのご家族などが心配することはありませんでした。
 
 結局、朝日新聞の特集『報われぬ国』において、記事の構成、方針として一度「社会福祉法人が私物化されている」ことをテーマに決めてしまった以上、これに反する事実があっては困る、そのような資料はなかったことにしよう、掲載日も決まっているから今さら止められない、といった朝日新聞の勝手な「希望」が先行してしまい、結果、なんの落ち度もない者が泣きを見るということを招来しています。

「都合の悪いことは見えなくなる」とは、人間誰であっても内在することと思います。しかし、報道に携わる者、その報道の影響力を知っている者こそは、今一度、自らが公表・報道しようとする事実の裏付け、客観的資料の確認をすべきと考えます。

(文=弁護士法人AVANCE LEGAL GROUPパートナー弁護士・山岸純、横浜支部長・豊田進士、弁護士・森惇一)

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2015年4月17日 17:45:54 : UzlPXzS3Rk
社会福祉法人ひまわりの会もなかなか優しい方々ですね。
この程度の謝罪文掲載でOKするんですから。
本来なら、損失をきちんと補償し、誤報をした記者を処罰するくらいのことは必要でしょう。
いってみれば、事故を起こした電車やバスの運転手と同じです。業務上のことで誤りをお貸し他人に多大な損害や迷惑を与えたのですから。電車やバスの運転手の場合、事故を起こせば、民事だけでなく刑事の事件にもなり、起訴されることもあります。
マスコミだけ「言論の自由」の名のもとに、こんな生ぬるい対応では、きっといつまでたっても改められることはないでしょう。だってやり得、うまくいけば大スクープ、間違っても小さく訂正記事や謝罪記事を出せば済むんですから。ローリスク、ハイリターンてやつです。

02. 大阪府民 2015年4月17日 21:35:05 : 2fc9REJTmRlzM : E9pZNwBleo
他の新聞社は誤報をしてもほっかむりしてるだけじゃん

03. 2015年4月17日 23:00:52 : IchTnn6g1s
謝るだけマシかもよ?
東京五輪誘致で「完全にコントロールされている」と嘘をついた人が謝ったというのを聞いたことがない…。

04. 2015年4月18日 20:39:28 : RRHB3K9wS6
 読売や産経・日経は原発は安全で5重の壁に守られているから「絶対に安全だ」と何十年も主張してきた。

 が福島第一原発4基同時世界最悪過酷を起こした現在も誤報を訂正することもなく一切の謝罪もない。

 


5. 2015年7月27日 15:35:16 : iNg5GPZw02
>>03
謝って済めば逃れられると思ってやがるんですか?回し者♪


【これは酷い】 朝日新聞社説を書いてる奴が、朝生でバカを露呈したピースボート並みのバカなんだが
beチェック
1 : ファイヤーボールスプラッシュ(台湾)@\(^o^)/:2015/07/27(月) 11:05:00.99 ID:2nfJIhOi0●.net 2BP(3000)
sssp://img.2ch.sc/ico/mydoc.gif
核燃料サイクル―計画は白紙に戻すべきだ


8キロで原爆が作れるとされるプルトニウムは、国際社会がいま、最も神経をとがらせる物質の一つだ。
それを日本は47・8トン(昨年末時点)保有している。前年より0・7トン増えて、原爆5975発分である。
 利用計画のないプルトニウムを取り出すことは、核不拡散の原則に反する。日本のプルトニウムは、
政府が計画する「核燃料サイクル事業」で燃料として使うことになっている。これを保有する理由にしている。


http://www.asahi.com/paper/editorial.html


24日の朝生で袋叩きにあったピースボートのバカ

【悲報】ピースボート代表、朝生に出演するも知識の浅さとお花畑で袋叩きにあう。

24日深夜放送の「朝まで生テレビ」(テレビ朝日系)で、ピースボート代表・川崎哲氏の主張が否定され
続ける一幕があった。
川崎氏は核テロの元になるのはさまざまな核物質であるが、日本が保有するプルトニウムは47トンもあり、
世界の非核保有国の中で最大級であると主張し始める。

すると、パネリストで独立総合研究所社長・青山繁晴氏が話を遮り、「47トンのプルトニウムから、どうやって
核爆弾を作るんですか?純度が悪すぎて作れませんよ」
「軽水炉から出たプルトニウムは(純度)何%ですか?」と川崎氏に迫った。しかし、川崎氏は口ごもり
「知りませんよ、そんなことは」と返答するのがやっとだった。

http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1437905333/


これでもマスコミなのかよ・・・

47 ファルコンアロー(庭) 2015/07/27(月) 12:13:14.90 IttRpFV80.net
ちなみに朝生に出てたピースボートのやつは、放送後
ブログで反論という、恥の上塗りをするのであった。

http://s.webry.info/sp/kawasakiakira.at.webry.info/201507/article_11.html

http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news/1437962700/


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > マスコミ・電通批評14掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
マスコミ・電通批評14掲示板  
次へ