http://www.asyura2.com/13/hihyo14/msg/630.html
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どれだけ捏造するんでしょうか?
ぼやきくっくりから
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid268.html
●1968.3 成田事件
成田闘争を取材していたTBS報道部のマイクロバスが、プラカードを持った反対同盟の婦人数名を便乗させ、警察の検問にかかって止められた事件。
政府・自民党がTBSを激しく非難。TBSは担当記者、報道局幹部への処分をおこなった。
元「ニュース23」デスクで現在TBS報道局長の金平茂紀氏は1997年にこう語っている。
「メディアによっては(1996年のビデオ問題は)『TBS事件』と略称されたけれども、去年以前は、『TBS事件』といえば即『TBS成田事件』を指していた。68年3月、成田空港反対同盟の婦人行動隊のおばちゃん達と『プラカード』をTBSの取材用マイクロバスで運び、『報道の公正と中立を踏み外した』として袋叩きにあった『事件』だ」
なおネットの一部では、この事件によって報道番組「ニュースコープ」のキャスターだった田英夫氏(後に社会党から出馬、参議院議員となる)が解任されたと記述されているようだが、田英夫氏の解任とこの事件とは無関係である。
田氏が解任に至ったのは、ベトナム戦争現地取材「ハノイ・田英夫の証言」(1967年10月放送)がきっかけである。
放映日の8日後、TBS今道社長ら幹部は自民党本部に呼ばれ番組批判を受けた。なぜ田氏のような偏向した人物を北ベトナムに送り込んだのか(アメリカは南ベトナムを支援していた)と詰問された今道社長は、ニュース源に記者を送ってなにが悪いかという意味の反論をしたという。
田氏解任の件では抵抗した今道社長も、その後起こった成田事件により関係者の大処分に踏み切らざるをえなくなった。
注)この事件に関してはネット上にさほど資料がなく、ここで参考にしたサイトは全てTBS側、あるいは「左」側から語られたものであることを付記しておく。
●1995.5 サブリミナル問題
オウム真理教事件報道が過熱する最中、1995年5月に放送された「報道特集」のオウム関連特集の中で、教団代表の麻原彰晃の顔などが無関係な場面で何度も挿入された。
TBSはサブリミナル手法を番組テーマを際立たせる手法として用いたと説明したが、非難が集中。旧郵政省が厳重注意を行い、TBSは「視聴者が感知できない映像使用はアンフェアであった」と謝罪した。
「否定的なものを肯定的に変える効果がある」とされるサブリミナルは、この3年後、民放連の放送基準で「公正とはいえず、放送に適さない」として禁止された。
●1996.10.19- 坂本弁護士一家殺害事件のビデオ問題
1995年10月19日、日本テレビの報道により、1989年11月4日に発生したオウム真理教被害者弁護団の坂本堤弁護士一家殺害事件に、TBSの情報番組スタッフが関与したことが発覚。
殺害の9日前、坂本弁護士インタビュー未放送ビデオをオウムの幹部である早川、上祐、青山に視聴させ、これが殺害の引き金となった。
ところが、TBS側は当初「ビデオを見せた事実はなかった」と事実を隠蔽していた。
3月11日に「オウム真理教幹部にビデオを見せた事実は確認できず」とする社内調査結果を発表し、その後、19日の衆議院法務委員会での大川常務(当時)の参考人招致でも重ねて全面否定していた。
しかし、23日にオウム真理教の早川被告のメモの全容が判明、それを受け、25日、磯崎社長が緊急記者会見を行い、「ビデオを見せた」と認め、関係者の処分を発表した。
その後、検証特番の放映、ワイドショーの打ち切り、深夜番組の5日間停止、報道番組の時間短縮などの自粛措置をとった。
●1996.5.10- サンディエゴ事件報道で被害者夫人を犯人扱い
1996年5月8日、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ市で、アルツハイマー病の研究をしていたS教授父娘が、何者かによって射殺される事件が発生した。
この事件に関し、5月10日放送の「ニュースの森」、5月19日の「関口宏のサンデーモーニング」が事実とは違う報道を行った。
事件当時、フランスのニースに滞在していたS教授夫人が事件に関与していたのではないかという予断に基づいて、誤報や犯人視報道を繰り広げたのだった。
1997年9月、S教授夫人はBRC(放送と人権等権利に関する委員会)に対して、TBSの事件報道により、名誉、プライバシー等が侵害されたとして「権利侵害」の救済を求める申立を行った。
●1998.1.20- 帝京大学ラグビー部員暴行容疑事件で無関係者を犯人扱い
1998年1月20日放送「ニュースの森」、1月25日放送「サンデーモーニング」が、帝京大学ラグビー部員暴行容疑事件において無関係の人間を犯人と断定して報道した。
ラグビー部の2年生部員2名とその家族合わせて7名が、「2人は暴行行為に加わっていなかったにもかかわらず、暴行犯人として放送されたため、本人だけでなく家族の名誉が著しく損なわれた」として、6月25日、TBSに対する権利侵害の申立を、BRC(放送と人権等権利に関する委員会)に行った。
●2000.11.7 旧石器発掘捏造事件と「つくる会」を結びつけて報道
2000年11月7日放送「ニュースの森」及び「ニュース23」が、上高森遺跡の旧石器発掘捏造事件において、全く関係ない「新しい歴史教科書をつくる会」の運動を結びつけて報道した。
その内容は、TBS記者が「つくる会」について、「天皇制や旧石器時代に世界最古の文明が日本に存在した可能性など日本史の独自性を根拠に新たな歴史観をつくるよう訴えている」と説明、その上で韓国の新聞が旧石器発掘捏造事件と「つくる会」の動きを結びつけて報道している実態を無批判に紹介、「今回の捏造劇を機に、新しい歴史教科書をつくろうとする動きに対する韓国側の警戒感が浮き彫りにされた」と解説したものだった。
一連のニュース構成の中で「つくる会」への取材はなかった。
「つくる会」は11月10日、「視聴者に誤った先入観を与え、当会の名誉を傷つけた」としてTBSに抗議し、TBSとの話し合いの結果、「サンデーモーニング」で「つくる会」の反論VTRが放映された。
●2002.7.25 北朝鮮に身柄拘束された男性の身代金要求にTBSが加担したことが発覚
2002年7月25日に行われた国会安全保障委員会で、北朝鮮に身柄拘束された杉嶋岑氏(元日経新聞記者)の身代金要求にTBSが加担、TBSが平壌で杉嶋氏の記者会見を主催し日本政府に身代金支払いを働きかけようとした、北朝鮮とTBSの共同工作が発覚。
・第154回国会 安全保障委員会 第9号(平成14年7月25日(木曜日)より杉嶋氏の証言
私の身柄引き取り交渉に進展が見えず、日本国政府の態度に業を煮やした焦りからか、二〇〇〇年六月二十一日にピョンヤンで記者会見を開き、日本国政府に圧力をかけるという計画がございました。そのとき、私の担当調査官は、日本の有力メディアが、とにかく一発記者会見をピョンヤンで開いてくれれば、我々はそれを受けて日本の政府に働きかけるということになっていると言いました。私はびっくりしまして、私の帰国運動に名をかりた身の代金要求交渉を進めようとしている北朝鮮のお先棒を担いでいる日本の有力メディアはどこかと考えました。帰国後、そうした北朝鮮側の情報操作の受け皿が何とTBSだったことを、家内へのTBS外信部長岡元隆治氏の手紙で判明しました。
二〇〇〇年六月二十一日夜、私がまだ北朝鮮で裁判も受けてなく、したがって有罪判決も下っていないのに有罪判決だと報道し、驚いた家内がTBSに問い合わせた手紙を出したのでした。TBSは、とんでもない誤報をして我が家庭を苦しめたばかりでなく、図らずも北朝鮮の情報操作に踊らされたことを暴露する結果になりました。同じ日の午前十時に予定されていたピョンヤン・人民文化宮殿での私の記者会見が急遽取りやめになったのは、恐らくTBSが私の身柄についての報道をするということで北朝鮮側と話がついたということを、今にして合点がいく次第であります。
ですから、今後日本のマスメディアは、北朝鮮とのパイプづくりには、決して独占情報欲しさに北朝鮮側の言いなりになって大金を使った上に利用されないよう十分注意し、軸足はあくまで日本に置き、日本の国益を守り抜くように心してほしいと思います。
●2003.11.2- 石原都知事の日韓併合に関する発言を捏造
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2003年10月28日、石原都知事が「救う会東京」の集会で、「私は日韓合併を100%正当化するつもりはない」と発言。
11月2日放送の「サンデーモーニング」は、“日韓併合を正当化 石原都知事がまた問題発言”と題し、「日韓合併を100%正当化するつもりはない」という石原氏が述べた発言の語尾を編集、「日韓合併を100%正当化するつもりだ」というテロップ入りで、事実とは異なる報道を行った。出演者らもこれを前提に石原氏に批判的な意見を述べた。
放送直後からネットで「TBSが捏造!」と“祭り”になり、今も語り継がれている有名な事件。
TBS側は翌週の「サンデーモーニング」にて、“テロップミス”を謝罪、解説したが、印象操作・捏造は否定した。
石原氏側は抗議を行ったものの、TBSから誠意ある回答が得られなかったため、11月11日にTBSの名誉棄損と公務執行妨害で被害届を提出。
11月26日にTBS井上社長が謝罪するも、「テロップは誤表示」として捏造は否定。
翌2004年2月9日、やはりTBSに誠意が見られないため、石原氏側は名誉棄損でTBSを刑事告訴。その結果、TBSのプロデューサーを含む社員4人が名誉棄損容疑で東京地検に書類送検された。
石原氏側が2005年4月19日に起こしていた民事訴訟については、2006年6月22日、TBS側が石原氏に謝罪したことを記者発表することを条件に東京地裁で和解が成立した。
●2004.3.5 オウム真理教ドキュメンタリードラマでやらせ
2004年3月5日放送のドキュメンタリードラマ「告白〜私がサリンを撒きました〜オウム10年目の真実」でやらせが行われた。
番組冒頭でぼかし入り、声を変えて登場した男性が、林受刑者とは面識がなく違う刑務所にいたにもかかわらず、「獄中の林(郁夫)受刑者を知る元受刑者」と説明され、刑務所内の林受刑者の様子について「手先が器用だった」「袋張りの仕事をしていた」などと、目撃したかのような証言をしていた。
TBSは4月24日放送の「ニュースの森」などで、「面識があるかのように表現したことは不適切だった」と謝罪した。
TBSはまた「本来は伝聞と分かるように伝えるべきで、元受刑者が、直接林受刑者と面識があるかのように表現したことは不適切であり、お詫び申し上げます」とのコメントを発表した。
この問題は写真誌「フラッシュ」(光文社刊)の取材で発覚したもので、男性は同誌の取材に、番組のインタビュー前に記者から伝聞に基づいた問答用メモを渡され、「直接接触した人物ということにしてください」と「やらせ」まがいの対応を依頼されたとも語っているが、この件に関してTBS広報部は否定している。
さらにスポーツニッポン紙によると、男性は、2003年6月放送の「ニュースの森」にも「北朝鮮から覚せい剤を密輸した元暴力団組長」として登場しているとのことで、TBS広報部では同紙の取材に「記者は実際に北朝鮮との覚せい剤取引を行った人物と理解していた」とコメント、虚偽の証言依頼の有無については「事実を認められない」としている。
●2006.6.29 ハイド米下院国際関係委員長の発言を捏造
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2006年6月29日放送「ニュース23」の、小泉純一郎首相(当時)の米議会での演説が実現しなかったとするニュースの一部にて、小泉首相の靖国神社参拝をめぐり、「行くべきでないと強く感じているわけではない」と語ったヘンリー・ハイド米下院国際関係委員長(共和党)のインタビューに、「行くべきではないと強く思っている」と逆の意味の日本語字幕を付けて放送していたことが発覚。
6月29日当時、小泉首相は訪米中だった。
TBSは7月5日の同番組で「翻訳の字幕表示に一部正確さを欠く表現があった」として釈明した。
・ハイド米下院国際関係委員長の実際の発言
"I don't feel uh strongly that that the Prime Minister uh shouldn't uh visit the shrine, it's just that I would like to bring to his attention the sensitivity of Americans uh that are involved in the recognizing uh World War II conbat circumstances."
●2006.7.21 731部隊特集で全く無関係の安倍官房長官のパネル映像を挿入
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2006年7月21日、「イブニング・ファイブ」が放送した旧日本軍731部隊に関する特集コーナーの冒頭で、内容とは全く無関係の安倍官房長官(当時)の顔写真を約3秒間も放映した。
安倍氏の顔写真が画面中央に映った時には、記者が「ゲリラ活動?」という声をあげ、そのテロップが安倍氏の顔写真の下に重なるおまけもあった。
専門家も「不自然過ぎる」と首をひねる映像で、永田町では「自民党総裁選前に、安倍氏のイメージダウンを狙った印象操作では」との見方も出た。
放送評論家の志賀信夫氏は「ボーっと見ていて、全く意識しないところで目に飛び込んでくるから『サブリミナル的』といっていい。(視聴者に)無意識に働きかける可能性はある」と指摘(ZAKZAK06/7/26)。
メディア批評で知られる作家の麻生千晶氏も「夕方のニュースは時間が詰まっていて、何の意味もない映像をオンエアするとは考えられず、意図的にやっている。総裁選前に安倍氏の顔写真を使うあたり、安倍氏に対して何らかの印象操作をすることが目的だろう。こうした疑いを持たれるような報道をするTBSはバカだなぁと思う」と分析した(ZAKZAK06/7/26)。
TBS広報部はこのようなコメントを出した。
「ニュース内容とは関係のない写真パネルが映し出されたことについては、決して意図的なものではありませんでした。しかしながら報道の趣旨とは全く無関係な方々にご迷惑をおかけしたことにつきましておわび申し上げます」。
7月26日放送の「イブニング・ファイブ」番組内でも、キャスターが「意図的ではなかった。安倍氏、関係者にご迷惑をかけた」と陳謝した。
総務省はこの問題で調査に乗り出し、8月11日、「視聴者に誤解を与えかねない映像である」として放送法に違反したと判断、TBSを厳重注意した。
●2007.2.11 柳沢厚生労働大臣の発言を不適切編集
2007年2月14日、TBSは、11日放送「サンデー・ジャポン」で、柳沢伯夫厚生労働大臣の「(女性は)子供を産む機械」「(若い人は)子供を2人以上持ちたいという健全な状況にある」などの発言をめぐる国会答弁を放送した際、実際には問題なしと答えた「2人以上−」についても謝罪したように編集していたと発表した。
2月7日の衆院予算委員会で、民主党の小宮山洋子議員から「2人以上持つことがなぜ極めて健全なのか」と質問され、柳沢氏は「若者の全体の意識の状況をそう受け止めた」と述べ、問題はないとの認識を示した。
しかし、放送では柳沢氏が「子供を産む機械」発言について謝罪している場面を質問の後に編集したため、「2人以上−」について謝罪したと誤解させる内容になった。
視聴者からのメールで発覚し、担当者に確認したところ、プロデューサーが柳沢氏は「2人−」発言にも謝罪したと誤解したまま編集していたことが分かったという。
TBSは「捏造はなかったと考えているが、不適切な編集による放送は大変遺憾で、関係者におわびしたい」とした。
TBSはこれを発表した当日(2月14日)、柳沢氏に直接謝罪したという。
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