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事故が続くテレ朝への不信。テレビ業界もそろそろ安全第一を矜持にすべきでは?(テレ朝攻撃は誰得?)
http://www.asyura2.com/13/hihyo14/msg/585.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2015 年 2 月 25 日 22:52:15: N0qgFY7SzZrIQ
 

(回答先: テレビ朝日は責任負わず?「ももクロ」妹分、12歳アイドルの“半身まひ”事故を隠蔽か(事故はテレ朝攻撃の材料か?) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2015 年 2 月 25 日 22:22:02)

 只でさえ不安定な低年齢女子をアイドルとして酷使すれば健康管理上問題が生じるのは必至。
 アイドルの問題は決してテレビ朝日限定ではない。過去の例では’93の「BEYONDのメンバー黄家駒・死亡事故」や、’13「FUJI☆7GIRLs」セメントやけど等幾多の深刻な例がある。テレビ朝日に限定して問題視しているのは、果たして誰の得となるのだろうか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここから)
事故が続くテレ朝への不信。テレビ業界もそろそろ安全第一を矜持にすべきでは?

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/42138
少女の命に関わるテレ朝の不祥事

痛ましい事故が起きた。重傷を負った少女はまだ12歳で、アイドルグループ「3B junior」のメンバーだ。テレビ朝日が制作するBS朝日の番組『3B juniorの星くず商事』の収録中、ヘリウムガスを吸って倒れて、一時は意識不明状態になった。

収容された病院の診断によると、少女は脳内の血管に空気が入ってしまい、血流が妨げられる、「脳空気塞栓症」に陥ったそうだ。事故から1週間が過ぎた時点でも意識は完全には戻らなかったという。このため、少女には身体に障害が残る可能性があると指摘する医師もいる。万一、そうなった場合、テレ朝はどう責任を取るつもりなのだろう。スタッフや幹部の2人や3人が重い処分を受けようが、少女は救われない。

事故から1週間も事実が伏せられていたことも解せない。発生が1月28日で、テレ朝の公表は2月4日。テレ朝側は「当初は早い回復が見込まれ、容体の推移を見守っていた」などと説明したが、額面通りには受け取りにくい。事故を伏せることが少女の利益に繋がったとは思えないからだ。

すぐに公表したとしても少女の治療やプライバシー面に悪影響が出ることはなかっただろう。いくらなんでも病床に取材に訪れるような愚かなマスコミは存在しないはずだ。一方で、この事故については警視庁麻布署が業務上過失致傷容疑で調べている。コンプライアンス的に考えると、やはり速やかに情報公開すべきだった気がする。発表が捜査の妨げになったとは思いづらい。

また、持ち株会社であるテレビ朝日ホールディングスは上場企業である。重大事故の発生を投資家に広く知らせるという意味でもいち早く発表すべきだった気がする。これは他業種に置き換えて考えてみると分かりやすい。例えば、ゼネコンが工事現場で起こした人身事故を、1週間も伏せていたら、世間やテレ朝を含めたマスコミは一斉に不信の目を向けるだろう。

事故を起こした番組のスタッフが浅慮で、その仕事ぶりが杜撰だったのは言うまでもない。ヘリウムガスは「大人用」のパーティーグッズなのだそうだが、「大人用」の但し書きを読み落としていたという。だが、そもそも番組収録は業務なのだから、パーティー向けのガスを使用するのは妥当と思えない。

パーティーでの使用なら、自分で無理を感じた時点で吸引をやめられる。だが、業務で吸うことを指示されていた場合、懸命に吸い続けようとしてしまう人もいるはずだ。まして相手は社会経験の乏しい少女なのである。スタッフの想像力の欠落としか言いようがない。特異に映る事故だけに、BBCなどの海外メディアにまで報じられてしまった。

想像力の欠落による事故が目立つテレ朝

どんな企業であれ不祥事は避けられない。それは全マスコミ、全テレビ局においても同じ。だが、テレ朝は想像力の欠落による事故が目立ち過ぎる気がしてならない。2014年6月には栃木軒宇都宮市内の大谷石採石場跡で、ネット用動画の収録中、アイドルグループの「でんぱ組.inc」が体調不良を訴えて、救急車が出動するという事態を起こした。あれから1年も経っていない。

「でんぱ組.inc」の場合、収録現場で照明用の発電機を作動させたことによる一酸化炭素中毒だったが、これも予期不能の偶発的なアクシデントとは思いにくかった。通風性の悪い採石場跡にメンバーとスタッフら大人数が集まり、そこで発電機を動かせば、どんな危険性があるかは想像がつくはずだ。

話はこれにとどまらない。2012年には男性タレントをバラエティー番組の企画で高さ10mの飛び込み台からプールに飛び込ませ、胸椎を骨折させた。全治3ヵ月。重傷だった。10mというと、一般的なビルの4階とほぼ同じ高さ。そこから素人を水面に飛び込ませたら、危険なのは誰にでも分かるはず。たとえタレント側が同意しようが、やらせるのは無茶だろう。

テレ朝に限らず、事故を起こすテレビマンは、いくら視聴率を稼ぐ能力に長けていようが、プロ失格だ。これもゼネコンに話を置き換えると分かりやすい。どの工事現場にも「安全第一」と大きく書かれたプレートが掲げてある。無事故で仕事を完遂するのがゼネコンの第一目標。矜持である。コストや工事の早さなどを最優先にするようなゼネコンは三流以下の烙印を押される。テレビ界だけ例外であっていいはずがない。

事故はどのテレビ局でも起きる。そのたび、当該局は再発防止策を講じると表明する。テレ朝もそうだ。ところが、なぜかテレ朝は事故が続く。本気で再発防止を考えてきたのか疑いたくなってしまう。しかも今回の事故は少女の生き死にまで話がおよんだ。

50代以上の方なら記憶にあるだろうが、テレ朝は前身でのNET(77年まで)時代にも想像力の欠落による事故を起こしている。同年、番組の企画の一つとして桂小軽という落語家をライオンのいる檻の中に入れた。『いたずらカメラだ! 大成功』というドッキリ番組の収録だった。その結果、小軽はライオンに襲われ、爪で腹部を切られて、負傷させられた。こういう企画を考え、実行に移してしまうこと自体、首を捻ざるを得ない。

あまりのことに小軽が所属していた日本芸能実演家団体協議会は局側に抗議したわけだが、それから37年も過ぎたのに同じようなことが起きている。いよいよ再発防止を真摯に考えてきたのかどうか疑わしくなってしまう。過去の失敗が生かされているのだろうか。

二度と事故を起こさないための方策を徹底的に話し合うべき

テレ朝は少女の事故について社内に検証委員会を設けたそうだ。しかし、今回の件を調べるだけでなく、事故を二度と起こさないための方策も徹底的に話し合うべきではないか。このまま事故がなくならなければ、安全軽視が局の体質という誤解すら招きかねないだろう。

気になる点はまだある。テレ朝が事故を発表した4日、各マスコミは一斉にこのニュースを報じたが、当のテレ朝のウェブ版ニュースと朝日新聞デジタルは、警視庁の調べが始まっていることについて触れなかった。朝日新聞の翌5日付の朝刊にも記載されていない。

業務上過失致死傷事件になる可能性があるということは、この事故を報じる際の極めて重要なファクターである。読売や毎日、NHKなどの他社はもちろん報じている。ライバル社叩きではないはすだ。報じるのが当たり前の事柄なのだから。

各社には編集権があるとはいえ、当事者のテレ朝と系列の朝日新聞だけは報じなかった。理由が分からない。まさか事故を矮小化して伝えようとしたのではないだろうが、この問題を真正面から考えようとするなら、やはり警視庁の捜査についても報じるべきだったのではないか。

ましてテレ朝は報道を売り物の一つとし、朝日新聞は日本のクオリティーペーパーとさえ呼ばれてきたのだ。とくに朝日新聞はメディアの在り方について熱心に報じ続けてきた。他社に先駆けてメディアの在り方について論じ、他社の報道ぶりを厳しく論評するため、「メディアの警察」と呼ぶ向きさえあった。それなのに、身内の不祥事で誤解を招くような報道をしてしまっては、惜しい。

安全第一を目標とするのはゼネコンだけでなく、メーカーも同じ。メーカーで重大事故が起きた場合、担当者はもちろん、現場長や工場長、担当役員にまで極めて重いペナルティーが課される。とりわけ恥とされているのは、自分たちを支えてくれている外部協力会社や下請け業者を巻き込んだ事故だ。ビジネスマンならご存じだろう。

もはや成熟産業と呼んでいいテレビ界も、そろそろ安全第一を矜持とすべきではないか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここまで)

>すぐに公表したとしても少女の治療やプライバシー面に悪影響が出ることはなかっただろう。
 無記名掲示板での無責任な憶測を見ると、氏名非公表は無理からぬところではないか。もし同年齢の知人が「植物人間決定」だの「あうアウ」だの書かれる事を考えれば解る事。
 

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