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浮気、セックスを赤裸々に吐露していた/(C)日刊ゲンダイ
やしきたかじん遺言本 異例の大風呂敷「初版25万部」の勝算
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/154819
2014年11月11日 日刊ゲンダイ
たしかに内容は衝撃的である。今年1月に食道がんのため亡くなったやしきたかじん(享年64)。これまで2年間に及んだ闘病生活についてはまったく明かされなかったが、妻さくらさん(33)の日記や証言をもとに、作家の百田尚樹氏が300時間以上も取材を重ねたノンフィクション「殉愛」(幻冬舎)が出版され、大きな反響を呼んでいる。
さくらさんとの出会いはフェイスブックに始まり、交際開始から死ぬまでさくらさんとは一度もセックスができなかったこと、壮絶な闘病生活、浮気、テレビ復帰、がん再発、主治医が「これほど献身的に看病した女性を見たことがなく、今後も見ることはない」と語ったほどたかじんへの深い愛情――。
初めて明かされるエピソードの数々は“浪速の視聴率男”の異名とは裏腹に、女々しく徹底的に情けない姿も。たかじんの死後の遺族間の確執、金銭トラブルにいたるまで赤裸々に綴られている。
関西圏ではいまだに冠番組が放送され続けるなど絶大な人気を誇るたかじんだが、版元の初版25万部という数字を聞いて、出版関係者は皆、一様にのけ反った。
「いくら大物歌手とはいえ、ノンフィクションのジャンルは大手出版でも初版5000部から7000部がせいぜい。25万部は異例中の異例です」(出版関係者)
もちろん、これだけ大風呂敷を広げたのは、たかじんのネームバリューだけではなく、「永遠の0」「海賊とよばれた男」などベストセラーを連発している百田氏が書き手であったからこそ。今なら「百田」とつけば絵本だって売れるほどの勢いがある。
「しかも、仕掛け人が幻冬舎の見城社長です。本がぜんぜん売れない時代ですが、どこかの地域限定でもバカ売れすると、それが全国に飛び火したりする。ローカルネットで視聴地域の限定されるテレビと違い、そこは書籍の強みといえます。本の流通も関西圏を手厚くしているし、かなり戦略的。すでに重版がかかっていますし、目標はミリオンセラーでしょう」(出版関係者=前出)
東京と大阪で人気に天と地ほどの差があったたかじん。東京への対抗心を隠そうとはしなかっただけに、大阪発で100万部も売れたら、あの世で「ムハハ」とワイングラスを傾けているに違いない。
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