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株式日記と経済展望
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プロパガンダ蔓えんの危険性は、何も信じられなくなり、すべてのコミュニ
ケーションが疑わしいものになることにある。韓国にもはや誰も耳を傾けない。
2014年5月9日 金曜日
◆セウォル号事件にみる「プロパガンダ社会」の危険性 5月6日 窪田順生
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140506-00000001-zdn_mkt-soci&pos=2
セウォル号事件にまつわるさまざまな“疑惑”が連日のように報じられている。
船長をはじめとする船員たちの殺人的デタラメぶりはもはや世界中に知れ渡っているが、それに加えて船に「過重積載」をゴマかすため、船底にあるバラスト水をこっそりと抜いていたのではないかという“隠ぺい疑惑”がもちあがっているのだ。
海軍警察庁にもおかしな話が出ている。救助と指揮を指揮していた情報捜査局長が実はセウォル号オーナーの会社から転職してきた人物で、オーナーともかなり近しい関係だったことが判明。このオーナー、カルト宗教の教祖という顔もあるため、なぜそんないかがわしい企業に多くの人やモノを運ぶ航路を任せていたのかという“そもそも論”まで噴出し、役所とオーナーの“癒着疑惑”が囁(ささや)かれ始めた。
こうなると当然、怒りの矛先は政権にも向けられる。そこで朴槿恵(パク・クネ)が多くの被害者を出した高校の地元を弔問したのだが、ここでは“ヤラセ疑惑”が出ている。カメラの前で朴大統領が女性と握手を交わしたのだが、この女性が被害者の家族でもなんでもない“仕込み”だった可能性があり、「批判をかわすためのイメージアップ戦略では」と批判されているのだ。
それだけではない。「被害者家族代表」としてマスコミに出ていた男が実は高校生たちとまったく関係なく、近く選挙に出馬する候補者だったということも発覚。全国民が注目する場で顔を売りにきたのではという“便乗疑惑”まで持ち上がっているのだ。
●韓国人の8割は他人を疑っている
右を見ても左を見てもウソくさい話だらけ。さぞかし韓国のみなさんは人間不信に陥っているのではと思うかもしれないが、我々が考えるほどではない。もともと、そういう傾向が強いからだ。
2014年1月、韓国統計庁が出した「韓国の社会動向2013」という調査では、「あなたは一般的に人々を信頼できると思うか」という質問に対して、「常に信頼する」と答えたのは22%に過ぎなかった。つまり、韓国人の8割は他人を疑ってみているということだ。
これには国民性だとか文化だとか、いろいろ小難しい分析ができるかもしれないが、個人的には、韓国が「プロパガンダ社会」だということが関係していると思っている。このコラムでも従軍慰安婦問題に代表する「反日ロビー」などを紹介しているが、韓国は「国策」としてスピンコントロール(情報操作)を推進している。
なかでも際立っているのが「ネット工作」だ。ひと昔前は、K-POPのYouTube再生回数をあげる工作をしていたとか、ヒットチャートにランクインさせるためにネット動員をかけているのではなんて話題になったが、今の注目は「VANK」(Voluntary Agency Network of Korea)だろう。「VANK」とは、韓国の素晴らしさをネットで普及しましょうという公称1万人程度のNGO団体で、「サイバー外交使節団」なんていわれた時もあるが、実態はそんなピースフルなものではない。
「ディスカウント・ジャパン」なる日本の悪口攻撃をネット上で展開。少しでも日本に友好的な立場をとる者を見つけるや、大量の抗議メールを送りつけるなどの嫌がらせをする。例えば、日の丸をデザインした携帯ケースをつくったイタリア企業も標的となり、当初は「単なる旗だろ」と突っぱねていたが、執拗(しつよう)なサイバー攻撃に謝罪をするという事態に追い込まれている。ちなみに、つい最近も、さる日本のマスコミが論説委員の発言によって、この「VANK」の攻撃に晒(さら)されているという情報もある。
●すべてのコミュニケーションが疑わしいものに
日本でも「ネトウヨ」と呼ばれる方たちが反日認定した企業などに対し、「電凸」をしたり、集中アクセスによる「炎上」を引き起こしたりというのはあるが、組織力や粘着性、そして悪質性で「VANK」の足元にも及ばない。
このような「裏工作」がネットには溢れる一方で、「反日プロパガンダ」や「ウリジナル」(文化やスポーツの起源の多くが韓国にあるという思想)で国民のナショナリズムが鼓舞されている。こう見ると、韓国は情報操作や世論誘導が蔓えんした「プロパガンダ社会」と言えなくもない。
実は、このような社会がどのような道をたどるのか考察した人がいる。ピーター・F・ドラッカーだ。ドラッカーといえば一般的には「マネジメント」で経営学の大家のようなイメージだが、若かりしころは、「ナチス」を取材したジャーナリストだった。ウィーンにいた彼はヒトラーやゲッペルズを何度も取材している。
ナチスドイツが新聞やラジオ、映画というプロパガンダに力を入れていたのはご存じのとおりだ。それをリアルタイムに己の目で見て、考察をしたドラッカーは処女作『「経済人」の終わり』のなかで、プロパガンダがファシズムを生み出したと「過大評価」されていることを真っ向から否定し、後世にはこのような結論にいたっている。
「プロパガンダ蔓えんの危険性は、プロパガンダが信じ込まれる、ということにあるのではまったくない。その危険は、何も信じられなくなり、すべてのコミュニケーションが疑わしいものになることにある」
今の韓国社会の状況は、まさにこの言葉にピッタリではないか。
沈みゆく船のなかで最後まで他人を信じ続けた子どもたちが亡くなった。それまでもコミュニケーションは疑わしいものだったが、この悲劇によって「疑惑」がいよいよ「確信」に変わってしまった。先日の地下鉄追突事故に巻き込まれた乗客の多くは、「対向の列車が来るかもしれないので車内で待機してください」というアナウンスを無視し、自己の判断で暗い線路へ飛び出している。
韓国という「船」のアナウンスにもはや誰も耳を傾けない。
(私のコメント)
現代社会はプロパガンダに満ち溢れており、プロパガンダは政治宣伝として使われますが、真実ならば何の問題も無い。しかしゲッベルスが行っているように嘘も100回言えば真実になると言うように、嘘のプロパガンダが数多くまき散らされている。真実か嘘かを見分けるには時間がかかり、嘘だと分かっても手遅れなら嘘のプロパガンダは成功したことになる。
「株式日記」は嘘のプロパガンダを暴く為に書いているとも言えるのですが、バックナンバーを公開しているので、何度も嘘のプロパガンダを暴いている。政府やマスコミが報道していることが真実かどうかは時間が経たなければ分からない事も多いからです。問題は国民が嘘のプロパガンダに踊らされるかどうかですが、嘘のプロパガンダがばらされれば逆効果になる。
中国とベトナムの艦船が南シナ海で揉めていますが、中国政府がいくらベトナム戦からぶつかって来たと宣伝しても世界は誰も信用しなくなっている。前例がいくらでもあるからですが、民主党政権の仙谷官房長官は中国漁船がぶつかって来た時のビデオの公開を禁止している。しかしベトナム政府は記者会見を開いて世界公開した。
今回の韓国のセエウォル号沈没事件でも、次から次へと嘘のニュースが発せられては嘘だとすぐにばれて国民の怒りが爆発している。政府もマスコミもどうして嘘のニュースを次々と発信し続けるのか、今までも嘘のプロパガンダを繰り返しし続けてきたからだ。嘘の報道をしても信じ続ける国民がいるからだ。
セウォル号沈没事件がパククネ政権を揺さぶる事態となって、何とか国民の怒りを鎮静化させるために嘘ニュースを流したり真実を隠ぺいしたりしている。それがばれるとさらに国民の怒りが爆発して悪循環に陥っている。このようにプロパガンダは国民世論を誘導するために使われていますが、ウソがばれれば逆効果になる。
中国にしても北朝鮮にしても外国の情報を遮断して政府からの情報だけを流し続けているのは、政府の情報が嘘でばれないようにするためだ。同じような事は日本でも韓国でもアメリカでも行われていますが、程度問題であり国民のメディアリテラシーがあれば嘘のプロパガンダには踊らされなくなっている。
日本でもネット上には嘘やデマの情報が流されますが、一報には飛びつかずに時間の経つのを待って二報三報がないかを気を付けてみていればデマに踊らされる事は無くなる。デマや嘘ばかり書いているサイトにはだれも信用しなくなり見る人も減って行く。韓国政府も嘘のプロパガンダを繰り返してきたから信用しない人も増えてきましたが、信用を失えば韓国の政府と国民とは信用しなくなる。
一番わかりやすいのは2002年の日韓ワールドカップであり、勝つためには審判を買収して勝ちあがって行った。その為に負けたスペインやイタリアやポルトガルでは韓国の信用は失墜した。韓国では審判を買収してでも勝つことが当たり前なのでしょうが、そんな試合を見て勝ったところで何の価値があるのでしょうか。
韓国には「VANK」と言うネット上のプロパガンダ機関がありますが、以前は政府からも補助金が出ていた準国家機関だ。その「VANK」が日本に対するネガティブキャンペーンを行っている。パククネ大統領も外遊しては告げ口外交を行っていますが、韓国と言う国の信用を失うだけであり、セウォル号沈没事件では嘘やデマ情報が飛び交う状況は世界中が呆れている。
韓国で一番危惧しているのは韓国の歴史教育であり教育機関が嘘を教えていては世界史との整合性が取れなくなる。歴史教育もプロパガンダだからウソがばれれば韓国と言う国の正当性すら失われるだろう。そのウソがばれないようにするためにはますます強硬なプロパガンダを繰り返すようになり、嘘を暴こうとする人を弾圧するようになる。
嘘やデマをついても誰もが嘘と見ぬくようになれば嘘をつく意味が無くなる。嘘のプロパガンダをまき散らす事の一番の弊害は、誰も真実を言っても信用しなくなり統制が効かなくなってしまう事だ。ソウルの地下鉄事故では電車の外に出ないで下さいと放送しても信用しないで出てしまった。もし対向車線に電車が来れば轢かれてしまう。
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