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感動は嘘だった!「映画を見た人に申し訳ない」
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11790228855.html
2014-03-07 19:36:47NEW ! simatyan2のブログ
どこまで大震災を、被災者を、食い物にすれば気がすむのか?
と思いますね。
大手広告会社の博報堂が企画制作したドクメンタリー映画
「ガレキとラジオ」
がヤラセ映画だったことが発覚したのです。
http://www.lifeshot.jp/files/photos/1306059992/1394188484_o.jpg
http://www.asahi.com/articles/ASG344VCHG34UNHB00B.html
映画は博報堂社員の梅村太郎氏が監督し、俳優の役所広司氏が
ナレーションを担当した豪華版です。
震災直後に開局した臨時災害ラジオ局のスタッフと、放送で元気
づけられる被災者らを描いているのです。
上の映画ポスターを見てのとおり、東日本大震災の被災地、宮城県
南三陸町のラジオ局に密着したドキュメンタリーで、震災後にラジオ
が重要な位置を占める映画なのです。
映画の中では、娘と孫を津波で失った女性がラジオに励まされる場面
が描かれています。
ところがなんと、この女性はラジオを実際は聴いていなかったと
いうのです。
出演した南三陸町の仮設住宅に暮らす70代の女性は、ラジオなど
普段聴いていないことを伝え、
「大丈夫なの」
と尋ねても、撮影班は
「聴いてるふりをしてください」
と指示したそうです。
さらに撮影班は事前に女性にせりふを細かく指示して、
「いつも聴いている」
「音がないと寂しい」
などと言わせたそうです。
当初、
「そんな気持ちになれない」
と女性は出演を断ったそうですが、撮影班が何度か訪ねるうちに
出演を承諾してしまったんですね。
映画は2013年春から秋まで全国25館で公開され、女性は映画が
評判になるにつれて罪悪感を覚えるようになり、
「映画を見た人に申し訳ない」
と話しているそうです。
しかしもっと酷いのは、近くの複数の住民が、この仮設周辺は
災害ラジオ局の電波が届かないと言っていることです。
驚きましたね。
これじゃまるっきり嘘じゃないですか。
ドキュメンタリーでも多少の演出は仕方がないとは思いますが、
映画の根幹を成すテーマからして嘘なんですよね。
僕も広告代理店に昔務めたことがありますが、広告業界って
ほんと最悪なんですね。
売り出すためなら何でもします。
だから電通だけじゃなく博報堂も、その他の代理店も酷いんです。
東日本大震災以降、感動の押し売りなどの震災ビジネスで稼ぎ
まくっているんです。
「絆」を絡めた感動話を虚実取り混ぜて作れば売れるんですから。
佐村河内騒ぎを見てもわかるように、大衆は感動秘話に弱いのです。
それでも小さな事実でもあれば、その「事実」を根っこにした
「演出」であれば最低限許されるかもしれません。
でも今回は完全な捏造です。
電波も届かない場所で被災者がラジオを聴いて励まされた、と言う
話で観客の感動を釣ってしまったのです。
ラジオ局が町でイベントをする場面で、ボランティアを
「(ラジオ局の)リーダーが東京から呼び寄せた」
とのナレーションが入っていますが、実際には制作側が集めた
ことも認めているのです。
何から何まで捏造とヤラセで作られた映画だったんですね。
まもなく大震災から3年が経ちます。
テレビでも特集番組を各局とも組んでいますが、その中で真実は
果たしてどれだけあるでしょうか。
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