http://www.asyura2.com/13/hihyo14/msg/307.html
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本末転倒とは・・・
例えば最近電車の車速が上がって危ない>じゃー抗議のために線路に石を置こう!
これとどこがちがうんですか?
・・・・
日出づる処の御国を護り、外国までも率いん心
から
http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/37720496.html
兎角「オスプレイ配備反対」と来ると常軌を逸して居る琉球新報社説だ。その狂気の様を改めて当ブログで取り上げたとて、琉球新報が「悔い改める」可能性は全くないので、そんな記事は「無駄」ではあるのだが…・世の中にはこんな狂気の琉球新報社説を鵜呑みにしてしまう人も居かねないので、今更ながらだが、取り上げるとしよう。
さて、琉球新報社説の何処が狂気かは…まあ、御一読の程を。
転載開始=========================================
【琉球新報社説】たこ揚げ規制 「普天間」放置こそ危険だ
2012年11月11日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-199090-storytopic-11.html
オスプレイ配備に対する抗議の意思表示として市民が米軍普天間飛行場周辺でたこや風船を揚げる行為に対し、政府は航空危険行為処罰法に違反する可能性があるとの答弁書を閣議決定した。
本末転倒ではないか。住宅が密集する飛行場に、事故率の高い「欠陥機」を飛ばして市民を危険にさらしながら、それに抗議する市民のたこ揚げが危険と言う。同飛行場を現状のまま放置することの方が格段に危険性が高い。
問題とすべきはオスプレイの強行配備と米軍普天間飛行場の存在そのものだ。
答弁書は、「航空の危険を生じさせた者」と判断した場合は「罪が成立しうる」としており、たこ揚げなどが同行為に当たるかの判断は示していない。違反に当たる可能性もあり得るとの認識を示している。
具体的な危険性も示し得ていない、この曖昧さは何なのか。住民運動を萎縮させるため答弁書を閣議決定したとしか映らない。答弁書にはオスプレイ強行配備を沖縄に押し付けようという政治的意図が透けて見える。
米軍が管理する普天間飛行場は、安全規定を定める日本の航空法の適用を受けない。米国内の米軍飛行場で滑走路の延長上に設けられているクリアゾーン(利用禁止区域)も、普天間飛行場には設置されていない。それどころか、クリアゾーン内には住宅がひしめき、学校、公共施設まである。
安全策を規定した航空法は適用されないのに、本来はテロ行為を取り締まることを主眼にした航空危険行為処罰法にたこ揚げなどが触れる可能性を示唆する。この甚だしい本末転倒は滑稽ですらある。
普天間飛行場は沖縄戦の時、米軍が集落や畑をつぶして勝手に造った。広大な土地を基地に取られ、住民はその周りに住まざるを得なかった。好きこのんでフェンス際にまで家を建てたのではない。
答弁書通りなら、同飛行場周辺では自分の屋敷内でもたこや風船を揚げる行為が法に触れる可能性がある。子どもの遊びが基地によって取り上げられるのは理不尽だ。ここは占領下の沖縄ではない。
たこや風船を揚げる行為を問題視する前に、米軍普天間飛行場を放置する方がはるかに危険と自覚すべきだ。オスプレイと共に沖縄から速やかに撤収してもらいたい。
=================================転載完了
オスプレイが配備され、飛行しているのに「凧揚げ」「風船」を実施する現状が最も危険だろうに
さて如何だろうか。
読者諸君に問おう。当該社説にて、琉球新報は「飛行場周辺での凧揚げ・風船揚げ」を「危険/危険を増大させる」と見なしているだろうか。それともそれは「危険ではない/危険を増大させない」と見なしているだろうか。
「子供の遊び」と言う表現も見えるから、「危険ではない/危険を増大させない」と言う解釈も成り立ちそうだが・・・
1〉住宅が密集する飛行場に、事故率の高い「欠陥機」を飛ばして市民を危険にさらしながら、
2〉それに抗議する市民のたこ揚げが危険と言う。
3〉同飛行場を現状のまま放置することの方が格段に危険性が高い。
4〉たこや風船を揚げる行為を問題視する前に、米軍普天間飛行場を放置する方がはるかに危険と自覚すべきだ。
5〉オスプレイと共に沖縄から速やかに撤収してもらいたい。
上記3〉「格段に危険性が高い」 上記4〉「はるかに危険」と表現され、いずれも相対評価である。これら相対評価の意味するところは、「飛行場周辺での凧揚げ・風船揚げは、航空機墜落の危険/危険を増大させる」と言う認識を琉球新報自身が自白していると言う事である。
成るほど「遥かに」とか、「格段に」とか限定詞を付けて、「オスプレイ配備の方が危険だ!」と声高に主張して居る訳だが・・・・章題にした通りだ。現状はそのオスプレイが配備され、離発着している処にタコやら風船やらが揚げられているのだから、琉球新報自身の認識に従っても「現状が一番危険な状態にある」筈だ。
それ即ち「オスプレイ配備反対の抗議」のために現状を「一番危険な状態」に陥れているのである。「抗議行動」によって「一番危険な状態にする」片棒を担いでおきながら「オスプレイの危険」を理由に「オスプレイ配備反対」を主張できてしまうんだから、正に狂気の沙汰。普天間基地にほど近い普天間第2小学校の移転に反対して見せた基地反対派と同じ穴の貉で、「基地反対」のためには「住民の安全」なんか実はどうでもよいと言う事だ。
それはそうだろう。先ず第一に、「オスプレイの危険性」は、再三記事にしてい通り、殆ど根拠がない。「オスプレイは危険」と言うイメージは、確かに一部で定着した感はあるが、左様主張するには、特に沖縄に配備された海兵隊型オスプレイを危険と主張するためには、「10万飛行時間当たり重大事故率約2件」と言う下手な民間航空会社も裸足で逃げ出すオスプレイの「安全実績」を崩さねばならない。だが、「崩れる安全神話」と銘打った沖縄タイムス短期連載記事が、モノの美事に「オスプレイ安全神話」を崩し損ない(※1)、その連載記事の柱を為していたオスプレイ反対派のリボロ氏まで「沖縄配備のオスプレイは、従来型ヘリよりも安全」と認めてしまったんだから。
第二に、「オスプレイが危険な欠陥機」ならば、それに対し「沖縄配備だけ反対」と言うのは非人道的なほどに利己的な主張だ。オスプレイは実戦配備開始以来すでに5年を経て、アメリカ本土から中東まで展開している米軍制式兵器。これが「危険な欠陥機」ならば、主張すべきは「危険な欠陥の除去」か、「オスプレイの全面運用停止」でなければ理屈に合わない。そこを「沖縄配備だけ反対」と言うのは、オスプレイが墜落事故を起こしたならばその事故を免れようがない搭乗している米軍人や、その事故に巻き込まれ無かねない沖縄以外の基地周辺住民は「いくら死のうが知った事ではない」と言う公言・断言・宣言だ。先ごろ「10万人を集めた」と称する沖縄県民大会でも左様な主張が「決議」として採択されて居る訳だが、それは「沖縄県民大会決議の利己主義性」を露呈したことに他ならない。それが仮に「沖縄県民の総意」であろうとも、利己主義は利己主義だし、非人道的は非人道的だ。「多数の意見」や「民意」だからと言って、利己主義が利己主義でなくなる訳ではない。
で、まあ、そんな非人道的な利己主義的主張を社説として、新聞社の主張として採択するのは、琉球新報の「思想の自由」なのであるが…そんな利己的な主張で、同意・同情を得ようと言うなら、図々しいにも程があろう。
さらに言えば、飛行場周辺で挙げられる「凧や風船」は、決して「子供の遊び」では済まされない。今の航空機の主流であるジェットエンジンやガスタービンエンジンが「凧や風船」を吸い込むと、異物吸入でエンジンの火が消えるフレームアウトを引き起こす可能性がある。そうなれば、一時なりとも推力停止。下手するとそのまま再始動する間もなく地面に激突する可能性すらある。これは、オスプレイに限らない。いまやごく少数派となったレシプロエンジン(※2)以外はそうなる可能性がある。
「阻塞気球」ったって、戦史マニアや軍事マニアぐらいしか知らないだろう。第1次大戦から第2次大戦までは使われていた対空兵器で。要は「風船」だ。風船の引くワイヤが相応に丈夫な鋼線であり、これに敵爆撃機などをひっかけて破壊しようと言う仕掛け。バリエーションとしてPAW(Parachute and Wireの略称 (※3)…だけど「爪」とか「前足」ともかけているんだろう。)なんてものもあった。第2次大戦のBattle of Britain英国上空の戦いなんかではお馴染みの対空兵器だ。
その対空兵器・阻塞気球が第2次大戦も後半になると廃れたのは、爆撃高度があがって「爆撃進路上に阻塞気球を敷設する」のが困難になったため。殊に我が国に昼間飛来するB-29は、高度1万メートルと言う当時の飛行機でもそうおいそれと上がれない高高度を侵攻したから、我が国では阻塞気球は馴染みがない。が・…この阻塞気球、現代でも、敵飛行場周辺に設置する分には立派に役立つ。それどころか、前述の通り「第2次大戦当時主流のレシプロエンジンよりも、現代主流のジェットエンジン・ガスタービンエンジンの方が異物吸入に対しては弱い(※4)」事からすると、「敵飛行場周辺に設置するなら、現代の方が阻塞気球の効果はある」と言う事だ。
琉球新報が「子供の遊び」と矮小化し、「オスプレイ配備の方がはるかに危険」=「大して危険ではない」と主張する「抗議のための凧揚げと風船」は、正にこの「現代によみがえった阻塞気球」である。つまりは「子供の遊び」なんぞとんでもない。立派なテロで、利敵行為・戦闘行為だ。
<注釈>
(※1) 崩せなかったオスプレイ安全神話 http://www.blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/37566736.html
(※2) 今では、使っているのは軽飛行機ぐらいだ。
(※3) ワイヤを引いて発射されたロケットが、ある所でパラシュートを開いて落下を始める。落下している間ワイヤは空中にあって、阻塞気球のワイヤと同じ役目を果たす。「緊急展開できる一時的阻塞気球」と言うところ。
(※4) エリア88にそんなエピソードがあったろう。イナゴの大群に襲われて、ジェット機が軒並み出撃不能になる中、レシプロエンジン単発の練習/攻撃機AT-6テキサンが勇躍出撃する!って話が。
<参考リンク>
■沖縄タイムスに「逮捕されても影響がない65〜75歳」募る平和団体の記事が掲載!!!テロを呼びかけるのりこえねっと共同代表
http://www.asyura2.com/14/senkyo160/msg/111.html
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