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12・31衝撃の視聴率 フジテレビが瞬間で0%台を記録
東スポWeb 1月7日(火)13時10分配信
【ニュースのフリマ】4日発行(一部地域を除く)本紙3面に掲載された視聴率をめぐるフジテレビ明暗の記事に、大みそかに放送された2番組の苦戦ぶりが書かれている。
2番組は「祝! 2020東京決定SP」(午後7時〜)と「1964〜2020」(同8時55分〜11時45分)。ビデオリサーチ調べによるNHK紅白歌合戦(同7時15分〜11時45分)の放送時間帯の毎分視聴率データが6日公表され、各紙がこれを基に歌手別視聴率の推移などを報じているのだが、このデータには他局の視聴率も出ており、東京五輪をテーマにした上述2番組の時間帯に驚くべき数字が並んでいた。
「祝! 2020東京決定SP」は7時15分から終了まで、0・8%から4・5%の間を推移。0・8%を記録したのは4回ある。その4分について他局はというと、ボクシング中継が中心のTBS「年またぎスポーツ祭り」が13・6〜14・3%。テレビ朝日「今年スゴかった人全員集合テレビ」は2・2〜3・4%。日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」は17・2〜19・7%。テレビ東京「年忘れ!にっぽんの歌」は3・4〜4・4%。そして紅白が39・2〜40・4%。こうしてみると、フジの0・8%は衝撃的な数字と言える。
続く「1964〜2020」も0・7〜4・4%と低迷。当初はおおむね1%台を保っていたが、9時55分に再度の1%割れとなると、10時2分と4〜6分の4回で0・7%を記録した。午後11時前からじわじわと上昇し、11時7〜9分の4・4%でピークに。他局はほとんどが同じ番組の継続で、10時2分と4〜6分の時間帯、TBSは5・9〜7・7%。テレビ朝日は4・5〜5・1%。日本テレビ15・8〜18・5%。NHKが44・3〜47・3%。9時半にボクシング中継に切り替わったテレビ東京は5・4〜7・4%に数字を上げた。ここでもフジの0%台は際立つ。
フジテレビ本社のある東京・臨海地区には五輪会場が集中する。しかも2020年五輪の東京開催決定は2013年のトップ級ニュース。とあれば、との特番だったとみられるが、国民的歌番組と人気バラエティー、スポーツ中継にはかなわず。ゴールデン(午後7〜10時)の0・8%、プライム(同7〜11時)の0・7%という、かつてのフジテレビの勢いを考えればショッキングな数字が刻まれた。(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)
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