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週刊朝日編集長の懲戒解雇を発表した朝日新聞出版のコメント。2代続けての編集長更迭は、前代未聞の不祥事だ
クビの「週刊朝日」編集長、セクハラ疑惑と悪評の数々 再建どころかブチ壊し
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20131009/dms1310091149008-n1.htm
2013.10.09 夕刊フジ
昨年10月、橋下徹大阪市長の出自を取り上げた連載記事で編集長が更迭され、存続の危機に陥った週刊朝日(朝日新聞出版)。今度は、その立て直しに就任した小境(こざかい)郁也編集長(53)=朝日新聞社から出向=が8日付で「重大な就業規則違反があった」として懲戒解雇処分となった。違反内容は明らかにされていないが、女性記者へのセクハラ行為が原因とされる。伝統の「週朝」が、わずか1年で2代続けて編集長が交代するという前代未聞の事態に直面している。
小境氏の問題は、9日発売の週刊文春と週刊新潮が報じた。
両誌や複数の朝日新聞出版関係者によると、小境氏は先週の半ばから、突如として編集部に姿を見せなくなった。
その理由について、朝日新聞出版関係者は明かす。「同じ社内の女性記者に対するセクハラが問題になったため。自らの編集長という立場を利用してセクハラ行為を行っていたという話もある」
また、この女性記者への問題をきっかけに、続々とセクハラ疑惑が浮上したというから驚きだ。
「『仕事の打ち合わせをしよう』と女性を呼び出して、途中で同席者を帰らせるのが手口で、その後、2人きりになったときに、胸を触ったり、抱きついたり、キスをせがんだりしていたという話がある。ある女性社員が中心になって、連判状を出したという噂もあります」と話す。
事実だとすれば、トンデモ編集長だが、一体どんな人物か。
小境氏は朝日新聞北海道報道部、東京本社社会部などをへて、昨年11月までは朝日新聞出版の「AERA」副編集長を務めた。橋下問題を受け、週刊朝日の新編集長に抜擢されたのは昨年12月だった。
再生に向けて期待を一手に背負った小境氏だったが、就任以降の評価は芳しいものではなかったようで、「『おれの声は神の声。デスクの声は天の声』と発言して、周りを萎縮させていた」と編集部関係者。
「『問題を起こさないように』と記者の取材活動を制限する活動が目立った。契約記者が編集方針について意見すると、『契約を考えなおさないといけないな』などと脅しをかけることもあった」(別の関係者)といい、パワハラとも取られかねない発言が問題となっていたという。
折しも、週刊朝日は、小境氏体制下の10月11日号で、「橋下市政のアキレス腱『セクハラ』民間校長たちの言い分」と題し、セクハラ問題の特集記事を掲載したばかりだった。
小境氏の一件について、朝日新聞出版の対応は早かった。同社管理部と朝日新聞社広報部は8日、「週刊朝日を立て直す重責を担う立場でありながら、こうした事態を招いたことは誠に遺憾」とコメント。朝日新聞出版社は9日付で、監督責任があったとして青木康晋(やすゆき)社長を役員報酬減額、尾木和晴雑誌本部長を減給処分とすると発表した。
朝日新聞出版の内部事情をよく知る関係者は「橋下問題で、それまで編集部の中心だった山口一臣元編集長の一派を一掃した。青木氏や尾木氏、小境氏は、山口一派を一掃したときの急先鋒。今回のセクハラとは関係ないが、一部で現体制への不満が鬱積している」と明かす。
新編集長には同日付で、朝日新聞東京本社写真部の長友佐波子フィーチャー写真担当部長が就任。大揺れの「週朝」を立て直すことはできるか。
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