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2013年08月30日 日刊ゲンダイ
フジテレビのボロが出るわ、出るわ。
28日は、先月16日放送のバラエティー番組「カスペ!」で取り上げた内容が、嘘であると表沙汰になった。
外国人タレントのジャミール(28)を大手外資系スーパー「コストコ」の役員の息子として紹介したのだが、実際は事実誤認。同社からの指摘を受け、調べてみると無関係だったことが分かったというものである。
ジャミール本人が、コストコと別の企業を混同していたのが事の発端とかで、27日夜、所属事務所のHPと本人のブログには「お詫びと訂正」がアップされた。フジも同日の「カスペ!」放送終了後、謝罪のテロップを数秒間流す事態に発展したが、生放送ならともかく収録番組である。未然に防げなかったのだろうか。
フジテレビ広報部は、「所属事務所の方へ番組スタッフが何度も確認の連絡をし、“問題ない”ということでしたので」と話すが、同局は先週、別のバラエティー番組で俳優・藤岡弘、(67)について、でっち上げた紹介や過剰な演出をしたと謝罪文を発表したばかり。視聴者が不信感を抱く状況が続いているのである。
間が悪いことに、連日早朝に生中継する「世界柔道」でもフジは“失態”を起こしている。27日の男子60キロ級、翌28日の男子66キロ級と、いずれも日本人選手が戦う決勝戦の真っ最中に地上波の番組を中断。生の醍醐味である決定的な瞬間を、続く「めざましテレビ」でVTRの映像で振り返ったのだった。
フジは情報、バラエティーだけでなく、ドラマもパッとしない。絶好調の「半沢直樹」(TBS)がクローズアップされ、完全に陰に隠れた格好だが、不作ばかり。特にシングルファーザーに扮した織田裕二、17年ぶりに連ドラで主演を張った広末涼子、いずれの主演ドラマも2回目以降、ゴールデン帯で視聴率1ケタというお粗末ぶりだ。
放送ジャーナリストの小田桐誠氏もこう言う。
「かつてのフジの勢いやイズムはどこへやら。立て直しが急務な中で、亀山新体制は得意のドラマから立て直しを図ったものの、出だしからつまずいている。世界柔道もみすみすチャンスを潰してしまったのでは。いずれも杓子(しゃくし)定規な番組づくりがなされているように感じてなりません」
勢いづくどころか、猛省の夏となりそうだ。
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