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「半沢潰しか」24時間テレビ、到着遅れた森三中・大島のマラソンに疑惑の声
http://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/menscyzo_20130826_146901
2013/08/26 14:45 インフォシーク
夏の風物詩にもなっている恒例の『24時間テレビ36 愛は地球を救う』(日本テレビ系)が24・25日に放送された。募金額は番組終了時点で過去数年を大きく上回る4億3605万4731円となり、平均視聴率も18.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好調。最高視聴率は終了直前の午後8時51、52分の39.3%(同)だった。
この注目度の高さは思わぬ余波を生んでおり、放送中に到着できなかったチャリティーマラソンランナーの森三中・大島美幸のゴールを緊急生中継した『行列のできる法律相談所』(夜9時〜)が平均視聴率27.5%(同)と数字を爆アゲ。ここしばらく同時間帯で断トツの視聴率を誇っていた連続ドラマ『半沢直樹』(TBS系)の29.0%(同)に肉薄する事態となった。
ケガの功名ともいえる大島のゴール生中継だったが、これについて一部では「ヤラセだ」「半沢潰しか」との疑惑が噴出している。
「もともと今週の『行列』は大島のゴール後の様子を伝えるということで生放送の予定だったのですが、大島は脚を痛めているとはいえ終始歩いてばかりで予定より遅れる雰囲気が丸出しだった。とはいえ、歩いても本来なら放送時間内にゴールは可能。地方でよく開催されている100キロ遠足イベントでも、制限時間は16時間ほどですから、今回のマラソン距離71.7キロは歩いても余裕でゴールできる。それなのにわざわざ『行列』にまで到着を引きのばしたのは、半沢潰しだったと勘繰られても仕方ない。一部では、予想より高視聴率だったため局の判断で『チャンネルを変えさせないため』に番組またぎを急遽現場に命令したとの情報も流れています」(週刊誌記者)
歩いても時間内にゴールできる距離だったが、マラソンという体裁のために途中で息が上がって何度も休憩を入れねばならず、痛めなくてもいい脚を痛めることにもなり、それが遅れる要因にもなった。むしろ「番組フィナーレにゴールするようなペースでゆっくり走ると余計に負担がかかる」という指摘もあり、これでは本末転倒といえる。そもそも、募金を募るために芸人が走ること自体が謎だ。これは『24時間テレビ』批判の要因になっている“感動を捏造する”というスタイルの最たる例ともいえるだろう。
同番組をめぐっては、出演者の高額ギャラ疑惑も批判の的になっていた。一部メディアで「嵐のギャラ5000万円」「マラソンランナーの大島は1000万円」などと報じられ、日テレとジャニーズ事務所が「嵐はボランティアで参加」と報道を否定する異例のコメントを発表する事態も起きた。しかし、出演者にギャラが出ていることは周知の事実であり、一部では「愛は地球を救う」ではなく「愛は芸能人を救う」とも揶揄されている。
番組内のチャレンジ企画についても「障害者を見せものにしてカネを集めようとしている」との批判があり、わざわざ“芸”をさせるようなマネをせずとも、真摯に障害者の現状をリポートすれば寄付は集まるのではないかとの指摘もある。
「業界内でも、24時間テレビを純粋なチャリティー番組と思ってる人間はいません。出演者のギャラだけでなく、広告代理店やスポンサー企業、芸能事務所などの様々な“利権”が絡み合った営利番組になっている。障害者たちは、そのダシに使われているといっても過言ではない。日テレも莫大な広告収入を得ているため、自浄作用は全く期待できません。視聴者が離れていけば日テレ側も問題を認識するでしょうが、結局は数字が落ちてませんから今後も“偽善番組”として続いていくでしょう」(芸能関係者)
とはいえ、批判がありながらも毎年最終的に10億円以上の募金を集めている同番組。
「やらない善より、やる偽善」という言葉もあるが、利権にまみれたいびつなチャリティー番組であっても続けていくことに意義があるのだろうか。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)
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