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太平洋横断中に遭難し、救助されたときの辛坊氏=6月21日、神奈川県・海上自衛隊厚木基地
辛坊氏、涙のTV復帰 「自己責任」問う声には抗弁 “辛坊節”の片鱗も
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130803/dms1308031449003-n1.htm
2013.08.03 夕刊フジ
小型ヨットで太平洋横断中に遭難事故を起こして謹慎していたニュースキャスターの辛坊治郎氏(57)が3日朝、自身が司会を務めていた読売テレビの報道番組「ウェークアップ!ぷらす」に騒動後初めて生出演を果たした。事故を振り返って、「みなさんに助けていただいた。せっかくの新しい命。有意義に使っていきたい」と目を潤ませて語った。
辛坊氏は6月8日、全盲のセーラー、岩本光弘さん(46)とヨットで太平洋を横断する「ブラインドセーリング」に挑戦。大阪・北港を出発後、同21日朝、宮城県沖でヨットが浸水する事故を起こし、同県・金華山の南東約1200キロで海上自衛隊に救助された。その後、レギュラー番組の出演を控えていた。
番組では、「定点カメラで振り返る 辛坊治郎ヨット遭難」という検証VTRを放送。船に設置された3台のカメラ映像には、沈没の原因になったと思われる衝突の場面も映し出していた。
黒い物体が船の前を横切った直後、船体に2回ゴンゴンと異音が。当初は「当たったって感じでもないよね」「波だろう」と静観している様子だったが、衝撃から17分後に岩本さんが船内に水が入ってきているのに気づき事態は急変。
救命胴衣を身につけながら、辛坊氏は「焦るな焦るな」と自分に言い聞かせるようにつぶやき、船内に備え付けられた緊急電話で「ビルジ(=排水)が追いつかない!」と訴えていた。番組の検証では、ぶつかった物体について、3頭以上のマッコウクジラの群れである可能性が指摘された。
VTR後、海上自衛隊や海上保安庁のOB、海洋冒険家の白石康次郎氏らを招いてのディスカッションも行われた。
現在の心境を問われた辛坊氏は「VTRを見るとやっぱりミスが多い」と発言。衝突前に、航海に必要な海上監視をせず、衝突後の対処もすぐに行わなかった点を追及され、「(危険を)避けられなかったとはいえない」「まったくのミス」と反省の弁を口にした。
一方で、騒動直後にインターネットなどで噴出した「番組(=24時間テレビなど)に合わせるために無理をしたのでは」「自己責任は?」と問う声などには、「単なるデマ」「ベースの議論が間違っている。海難救助で自己責任という言葉が出てくるのは大変違和感を覚える」と語った。
キャスターから「計画に無理はなかったのか?」と問われた際も、「船長として失敗したが、これ以上の船はない。計画自体も無理はなかった」とキッパリ。辛口の論評をウリにする“辛坊節”の片鱗(へんりん)をうかがわせた。
放送では、次回10日の放送から、辛坊氏が司会者に復帰することも正式に発表された。
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