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異常気象が「うつ」の引き金に…(C)日刊ゲンダイ
4月の日照時間は例年の半分 異常気象が「GW明けうつ」招く
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/159239
2015年4月23日 日刊ゲンダイ
今年のGW明けは、うつ病が急増するかもしれない――。
今年の4月は例年に比べて雨が多く、今週は春の嵐が全国を襲った。鹿児島県奄美地方では、50年に1度の大雨に見舞われたが、こうした異常気象で“うつ病”の引き金になるというのだ。
日本気象協会によると、今月2〜11日の10日間の「日照時間」の平均差は、東京で平年の約半分、49%だった。都心の日照時間が0.1時間に満たなかったのが、1〜11日の11日間で8日間に上る。この「日照時間」と「うつ病」には相関関係があって、昔から指摘されてきた。
自殺率が全国上位の秋田県、青森県の日照時間は、全国ワースト5に入っている(年間日照時間=2012年)し、白夜などで日照時間の少ないノルウェー、スウェーデンやドイツでは、うつ病を発症しやすい。
「太陽の光には抑うつ効果があるのです。東北地方のように日照時間が短い地域は、生活リズムの切り替えがうまくいかずうつ状態になりやすい。人は日光を浴び、神経伝達物質のセロトニンを生成するのです」(精神科医の奥田弘美氏)
■ダラダラ休むのが最悪
さらに、ここ数日の“異常気象”が危ないと言う。
「日照時間だけでなく曇りや雨の日は気圧の関係で、気分が沈む人がいます。気温差や気候の変動が大きいほど、体には影響があります。気温が5度変わると、体は体温や血圧を一定に保とうとします。自律神経が乱れ、精神的な疲れが出る。GWに向け、春先に体の不調を感じた人や、異動、引っ越し、子どもの入学など生活に変化があった人は要注意です。気疲れした状態で、長期の海外旅行や目いっぱい予定を組むのはお勧めできません」(奥田弘美氏)
うつうつとした時こそ、危険なのがGWの長期休暇だ。
「1年で最も精神疾患の患者が出るのが、3〜5月の春の季節です。新しい環境でストレスを受けた後、うまく解放できないのが原因です。『自由になる』と、長期休暇をギリギリまで遊んでしまったり、ダラダラ休んでしまうと、休み明けに気持ちの持っていきようが分からなくなる。事前に一日の計画を立てて、なるべく平日と変わらないリズムで生活しましょう」(心理学博士の鈴木丈織氏)
連休の過ごし方が分かれ目になる。
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