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ジョギングをし過ぎると男性機能に影響を及ぼすとの研究結果
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150124-00000013-pseven-life
週刊ポスト2015年1月30日号
「適度な運動」が体にいいのは常識だ。高価な道具を必要とせず1人で始められるジョギングは、健康維持を目的とする中高年層にとって最も親しみやすいスポーツとなっている。しかし最近になって「走り過ぎは男性機能に悪影響を及ぼす」という研究が発表された。
日頃の運動不足を解消すべく3年前に一念発起してジョギングを始めた40代後半のAさんは、今や毎月のフルマラソン出場を趣味とする市民ランナー。来月の東京マラソンにも参加予定なのだが、最近になってこんな悩みを抱えている。
「走り始めてから体型はスリムになったし、体調もいい。なのに、セックスでは中折れすることが多くなり、週1回はあった朝勃ちもなくなって……」
これこそが最新研究で注目される“ジョギングの副作用”なのである。
男性ホルモンとスポーツの関係に詳しく、ドクターランナー(大会で伴走しながら出場者の健康管理をする医師)でもある「よこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニック」の奥井識仁・院長が「走り過ぎ」に警鐘を鳴らす。
「勃起障害(ED)を訴える患者の中にランナーが増えています。その原因は、体内で分泌される男性ホルモンのテストステロンの減少です。ジョギングのやり過ぎによってテストステロンが減少し、元に戻らない状態が続いていると考えられます」
テストステロンは睾丸から分泌され、筋肉の発達や骨格の増強を促す男性ホルモンの一種で、性欲や勃起力の強化・維持などにも影響する。加齢とともに減少するが、運動すれば体が筋肉や骨格を維持しようとして分泌が刺激され、生産能力が高まるとされる。
本来、ジョギングはこの“男らしさホルモン”を増やしそうなものなのだが。
「実は過度の運動は逆効果なのです。テストステロンが消費されるばかりで生産が追い付かない状態になってしまうからです」(奥井氏)
しかも、数あるスポーツの中でもジョギングはテストステロンの消費が激しいという。
「大量に消費するのは、大臀筋や腸腰筋など臀部から太腿にかけての下半身の筋肉です。水泳やテニス、ゴルフと異なり、走る際に使用する筋肉は大半が下半身で、それらを酷使する“走り込む”という行為がテストステロンを大量消費することになるのです。
テストステロンの生産能力のピークは30歳前後で、48歳を過ぎると急激に減少します。若いランナーなら運動の刺激によって生産能力の向上も期待でき、走り過ぎてもテストステロン値を維持できますが、中高年の場合は消費過多になりやすい」(奥井氏)
奥井氏がマラソン大会出場者を対象にした調査では、出場後のランナーの血液中のテストステロン値は急激に減ることがわかったという。
「完走直後にテストステロン値はガクッと落ち、元の数値に戻るには2〜3か月かかります。1か月後に次のマラソン大会に出場すると、再び大量に消費するためテストステロン値はさらに下がる。
当然、EDになるリスクも高まります。一度フルマラソンを走ったら、次のフルマラソンまで少なくとも3か月のリカバー(休息)期間を取るべきです」(奥井氏)
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