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「深夜だけどラーメン食べる」は“肥満性格”/(C)日刊ゲンダイ
“年末年始太り”を解消! 専門医師が教えるダイエット法
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/156503
2015年1月20日 日刊ゲンダイ
年末年始に飲み過ぎ・食べ過ぎで太った人は多いだろう。それを自覚しているうちにダイエットを始めるべきだ。肥満治療やダイエット外来を専門とする「よこはま北星クリニック」の島野雄実理事長に、医師が指導するダイエット法を聞いた。
「よこはま北星クリニック」にはさまざまな肥満のレベルの人が全国から来院するが、肥満を病気と関連づけて捉えている人は多くないという。
「患者さんは『太っているけど、どこも悪くない』とおっしゃいます。しかし現在、肥満学会では『肥満があり、かつ健康障害を合併、あるいは合併が予測される場合』は、肥満症という病気として扱うと定めています。健康障害とは、高血糖、脂質異常、高血圧、高尿酸、脂肪肝、睡眠時無呼吸、整形外科疾患、腎臓病などです」
「肥満=肥満症」ではないものの、“血糖値が毎年上昇している”“夜中に大イビキをかき、呼吸が何度か止まる”など「健康障害」にまつわる何らかの事例が見られるなら、「単に体重が多いだけではなく、『治療』が必要」と捉えるべきだ。
■「極端」から脱却しよう
肥満の人には共通点があるという。“極端なダイエット法を好む”“氾濫する情報をうのみ”“他力本願”など。
「悪いものは徹底的に口にしない、良いものはお腹にたくさん入れたい、という方は多い。極端なダイエットは体の負担になります。継続できず、以前より太ってしまう人も珍しくありません」
さらに、肥満の性格の特徴も研究されている。“大ざっぱ”“過去、未来より今が大事”“今に流されやすい”など。「深夜だけど、腹が減ったからラーメンを食べる」となりがちな人は、まさに“肥満性格”だ。
肥満の多方面からの分析を経て、島野理事長は医学的根拠に基づいた肥満治療を行っている。実にシンプルなものだ。
「肥満を何とかしなくては、という気づきがまず必要。次に、何をすればいいか、自分ができる方法を考える。そして、行動に移す。これらの3つが相互に影響しあい、正のスパイラルが生まれると、ダイエットは成功に向かっていきます。“○○○しなくてはならない”といった指導はせず、患者さんと一緒に、“今できる具体的な方法”を考えていきます」
基本は食生活の改善だ。たとえば、仕事が忙しすぎて夕食が深夜になり、食べ過ぎるのなら、「深夜になる前に食べることはできないか」「食べ過ぎを回避する方法はないか」「深夜、本当においしいと思って食べているか」という問いから、解決策を見いだすのだ。
■食行動をもっと楽しむ
「食行動をもっと楽しむことを常に提案しています。動物と違って人間は大脳新皮質にコントロールされているので、イライラやストレスが過食につながることもあれば、楽しさや満足感によって、食事量を適正にすることも可能なのです」
安易な方法を提示してほしいと思った読者もいるだろう。そのような方法が存在するならばとっくに見つけられ、現代の肥満問題は全て解消されているはず。肥満は危ないと気づき、正確な情報から自分に合った方法を考え、行動に移すことが、結果的には最短の道になる。
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