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ほくろじゃなくて「がん」…肌色の場合もあるメラノーマ〈週刊朝日〉
http://www.asyura2.com/13/health16/msg/726.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 12 月 21 日 07:21:05: igsppGRN/E9PQ
 

ほくろじゃなくて「がん」…肌色の場合もあるメラノーマ〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141221-00000000-sasahi-hlth
週刊朝日  2014年12月26日号より抜粋


 東京都に住む広岡啓子さん(仮名・42歳)は7年前、右膝の少し上に約1センチのしこりを見つけた。色は肌色で痛くもかゆくもないが、左太ももにもできたので、近くの皮膚科を受診した。

 医師がしこりの一つを切除して病理検査を実施したところ、悪性黒色腫(あくせいこくしょくしゅ)であることが判明。広岡さんは国立がん研究センター中央病院皮膚腫瘍科科長の山崎直也医師を紹介された。

 悪性黒色腫は、皮膚がんのなかでも増殖スピードが速いことや転移しやすいことなどから悪性度合いが最も高く、「メラノーマ」とも呼ばれる。メラニンを作る色素細胞ががん化したと考えられており、通常メラニン色素を大量に作る。

 そのため、病変部は黒褐色から淡褐色のほくろやしみのように見え、一般には「ほくろのがん」として知られる。しかし、ほくろの細胞ががん化したものではなく、なかには広岡さんのように肌色のものもある。日本人に多い発生部位は足の裏や手のひらだが、粘膜を含め、全身にできる。

 広岡さんのしこりは、山崎医師が見つけたおしりの一つを加えて合計三つ。内臓にがんはなかったが、原発巣(最初にできた部位)不明で皮膚の広範囲に転移しているIV期だった。

 山崎医師は考えられる限りの治療をした。まず手術でしこりをすべて切除。悪性黒色腫では、病変の周囲に1〜2センチの余裕を持って切除する「広範切除術」が標準治療だ。その後、再発を予防するたんぱく質インターフェロンを、しこりのあった部分に注射した。

 しかし、すぐあちこちにしこりができる。この病気に対する唯一の抗がん剤であるダカルバジンや、ダカルバジンを含む複数の薬も注射したが、しこりの出現は止まらない。とうとう腸に転移して腸閉塞を起こし、外科手術を受けた。そのころ、新しい薬の第1相臨床試験が始まったので、広岡さんの同意を得て参加した。

「それまでの数カ月、何をやってもだめでした。腸閉塞の時点で余命は数カ月と思われました。ところが、この薬を使い始めて1カ月ほどでしこりが減り始め、6カ月後には完全に消えたのです。副作用はほとんどなく、その状態が5年以上続きました」(山崎医師)

 この薬が、14年7月、世界に先駆けて日本で承認された「ニボルマブ(商品名オプジーボ)」だ。従来の抗がん剤や分子標的薬とは異なる「免疫チェックポイント阻害剤」という新ジャンルの薬で、人間が本来備えている力を助ける「免疫療法」を担うエースとして期待されている。


 

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コメント
 
01. 2014年12月22日 11:18:10 : nJF6kGWndY
 
太陽光レベルでも虫への影響は無視できない 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141221-00000012-economic-sci
青色光を当てると昆虫が死ぬ 東北大が発見 害虫防除技術開発に期待
エコノミックニュース 12月21日(日)14時7分配信

 東北大学大学院農学研究科の堀雅敏准教授の研究グループは10日、青色光を当てると昆虫が死ぬことを発見したと発表した。

 紫外線の中でも波長が短いUVCやUVBは生物に対して強い毒性をもつことが知られている。しかし、比較的複雑な動物に対しては、長波長の紫外線(UVA)でも致死させるほどの強い毒性は知られていないという。一般的に、光は波長が短いほど生物への殺傷力が強くなる。よって、紫外線よりも波長の長い可視光が昆虫のような動物に対して致死効果があるとは考えられていなかった。

 さらに、この研究で、ある種の昆虫では、紫外線よりも青色光のほうが強い殺虫効果が得られること、また、昆虫の種により効果的な光の波長が異なることも明らかになった。この研究成果は青色光を当てるだけで殺虫できる新たな技術の開発につながるだけでなく、可視光の生体への影響を明らかにする上でも役立つと考えられるとしている。

 具体的な研究は、様々な波長のLED光を昆虫に当てて、殺虫効果を調べることから始まった。最初に、378〜732nm(長波長紫外線〜近赤外光)に渡る様々な波長のLED光の下にショウジョウバエの蛹を置き、羽化できずに死亡した蛹の割合を調べた。LEDの光の強さは直射日光に含まれる青色光の3分の1程度とした。その結果、青色光を当てた蛹は羽化できずに死亡したという。青色光の中でも効果の高い波長と効果の低い波長があり、440nmと467nmの 2 つの波長が高い効果を示した。

 そこで、卵、幼虫、成虫に対しても467nmの光の殺虫効果を調べたところ、いずれも照射により死亡した。次に、蚊(チカイエカ)の蛹に対する青色光の殺虫効果を調べました。蚊も青色光を当てると死亡した。しかし、効果の高い波長は417nmの 1つだけで、ショウジョウバエと異なっていた。また、蚊はショウジョウバエよりも青色光に強く、全ての蚊を殺すには、直射日光に含まれる青色光の 1.5 倍程度の光の強さを必要とした。

 また、青色光の殺虫効果を、小麦粉などの大害虫であるヒラタコクヌストモドキの蛹でも調べたところ、非常に高い殺虫効果が認められ、直射日光の5分の1から4分の1程度の光の強さで、全ての蛹が死亡したという。

 研究グループでは、昆虫の種により有効波長が異なることから、その殺虫効果はヒトの目に対する傷害メカニズムに似ていると推測している。すなわち、種によって吸収しやすい光の波長が異なり、これによって、種により異なる波長の光が昆虫の内部組織に吸収され、活性酸素が生じ、細胞や組織が傷害を受け死亡すると推測している。

 今回の発見により、青色の LED 光などを害虫の発生している場所に当てることで、簡単に殺虫できる害虫防除装置の開発が期待できるという。波長を工夫することで、衛生害虫、農業害虫、貯穀害虫、畜産害虫など様々な害虫に適用できるクリーンな殺虫技術になる可能性があり、また、青色光やそれに起因する活性酸素の生体への影響を評価する研究にも、今後、役立つとしている。(編集担当:慶尾六郎)


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最終更新:12月21日(日)14時7分エコノミックニュース


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