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「肥満が原因のがん、年50万人 WHO、女性高リスク」 (東京新聞)
http://www.asyura2.com/13/health16/msg/700.html
投稿者 魑魅魍魎男 日時 2014 年 11 月 28 日 12:15:39: FpBksTgsjX9Gw
 


「肥満が原因のがん、年50万人 WHO、女性高リスク」 (東京新聞 2014/11/28)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014112801000626.html

【ロンドン共同】世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(本部フランス・リヨン、IARC)は27日までに、過体重や肥満が原因でがんを発症する人が世界で年間約50万人に上るとの研究結果を英医学誌ランセット・オンコロジーに発表した。男性より女性の発症リスクが高いという。

 IARCは「肥満ががん発症の主要なリスク要因になっている」と警告。発展途上国の経済成長に伴い、肥満が世界的に深刻な問題となる中、対策を急ぐよう各国に促した。

 IARCによると、2012年の新たながん発症者の推定3・6%(約48万1千人)が過体重や肥満が原因だった。

-------(引用ここまで)---------

○○が原因のがん、その他の疾患が増加、といった記事が最近増えていますが、
放射能被ばく被害隠し、印象操作が目的である可能性大です。

福島原発事故以降に日本でだけ急増している理由を説明できません。

原発問題に関しては東京新聞は一番まともで評価も高いのですが、
こういった印象操作記事をトップに据えるようでは要注意です。
 

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コメント
 
01. 2014年12月01日 13:22:10 : nJF6kGWndY

>肥満が原因のがん、年50万人 WHO、女性高リスク

普通、ガンというと痩せているイメージだが、実際には発がん自体はデブが多いということか

運動不足や高カロリー食嗜好によるデブが原因なのか、それを引き起こすストレスが原因なのかは興味があるね



02. 2014年12月01日 13:27:35 : nJF6kGWndY

そう言えば、癌細胞は普通の細胞より成長率が高く、栄養依存が高いし血管が発達していないから

糖質が多い食生活だと成長しやすいという話があったから

そういう意味では矛盾はないな


http://www12.plala.or.jp/space_za6/teni/gekituu9.html
糖質制限食と癌
私たちの細胞には、二つのエネルギー合成経路があります。

 @有酸素経路:ミトコンドリアの中で酸素を使ってエネルギー合成する
 A無酸素経路(解糖経路):酸素を使わずブドウ糖でエネルギーをつくる。

すべての生物の正常細胞にはミトコンドリアという細胞内構造物があり、ひとつの細胞に
100から3000個のミトコンドリアが含まれています。
肺から吸い込んだ酸素と食事から摂取した栄養は細胞に取り込まれ、ミトコンドリアによって
生命活動に必要なエネルギーを生み出しているのです。(有酸素経路)

しかし、癌細胞にはミトコンドリアは存在していません。
酸素が苦手な嫌気性細胞としての癌細胞は、酸素を使わず、こっそりとブドウ糖で
エネルギーをつくり、(無酸素経路)
好気性のミトコンドリアを避けています。癌細胞は酸素を必要としない環境に身を置くことで、
ミトコンドリアがもたらすアポトーシス(癌細胞死)を逃れているのです。

上述のとうり、癌細胞は酸素を使わずブドウ糖を取り込みエネルギーに変えて生き延びている事に
なります。
この「ガンのエサはブドウ糖である《ということはPETが証明していると言うのです。

  現在、直系3mmくらいのガンでも発見できるという「PET《という日本最高峰の
  診断機器があります。
  PET検査の原理は「癌細胞は、正常な細胞に比べて活動が活発なため、3〜8倊のブドウ糖を
  取り込むという特徴があります。PET検査は、その特徴を利用してたくさん擬似ブドウ糖を
  取り込んでいる細胞を探し癌腫瘊を発見します《というもので、
  「癌患者がブドウ糖を摂取すれば、ブドウ糖は癌細胞に取り込まれて、
  増殖や転移の原因になる《事を物語っているというのです。

以上の事から、「糖質制限食《が抗がん作用に有効ではないかと期待されています。

しかし、本格的な臨床試験の結果が出てないために手放しで糖質制限食を導入する
医師や医療機関は現状では少ないものと考えられます。

数々の動物実験、小規模ながら人間を対象とした臨床試験で有望な結果が
出ているのだから、どうしても試してみたいという患者がいてもおかしくはない。
いろんな意味でガン患者は時間がないのである。そのため、○○療法、△△健康食品など
に目移りしてしまうのである。

実際民間療法や代替療法は基礎実験の結果と理論を基にがん治療に効くだろうという
「希望的観測《で行われている事が多いのも事実であろう。

癌患者の糖質制限食は、糖質を多く含む米、パン、麺類などの炭水化物や甘いものを
極力食べないようにします。
その代わりに、青野菜と、肉・魚・卵などのタンパク質と、動物性油脂、椊物性油脂などの
脂質をしっかりと食べます。

炭水化物(糖質)を食べたとき、私たちの身体は炭水化物の糖質から消化吸収されるブドウ糖を
使って活動するのですが、「糖質《がない食事だと、いずれ糖質は枯渇します。
そうなると、肝臓は「脂肪酸《を分解して「ケトン体《というものを作り出して
ブドウ糖の代わりをします。 ケトン体とは

ガン患者の場合、どんな食事療法でも栄養状態を搊なうような食事内容では問題です。
個人的な体験からでも、血液検査を定期的に受けて栄養状態が悪くなっていないか
チェックしながら進めなければなりません。
ガンの餌である炭水化物を減らしたのは良いが、それを補うことをせずエネルギー
上足やタンパク質欠乏、貧血などを招き症状を悪化させたのでは、なんのための
糖質制限なのかと思ってしまいます。

それでなくても、癌の食事療法は玄米菜食、小食、絶食などが主流で脂質(油)や
動物性タンパク質の摂取を敬遠しがちになっています。
特に痩身タイプの人は要注意です。糖質に変わるエネルギー源である皮下脂肪の蓄えが
元々上足しているので、減らした分を脂質やタンパク質で十分摂取する必要があると
思います。そうしないと、前述の糖尿病患者と同様、筋肉から糖を得る必要が生じるため
筋力低下により日常に支障が出る可能性があります。

*******************************************************************
癌の餌は糖質である、なので、糖質を制限すればがん細胞は死滅する。
しかし、そのことに固執すると、別の間違いを生じてしまうかもしれません。

癌は免疫疾患であり、自己の免疫力が低下した時に発症します。
ガン細胞は正常な細胞と違って酸素が無い環境で増殖する嫌気性細胞です。
ガン細胞は、体内の酸素上足が根本的な原因のひとつだと考えられます。
現代人はストレスのため呼吸が浅くなりがちで、慢性的に酸素が足りない状態に
なっていると思います。また、過食も酸素を余分に要求しますが、その要求に
答えられないので上完全燃焼をしているようなものです。
このような状況は、低体温化になりやすいともいえます。

つまり低体温と低酸素の条件はガン細胞とって好都合なのです。
その細胞分裂の勢いが増すということです。一方この状態ではガン細胞に唯一対抗できる
免疫細胞であるリンパ球は増えてくれません。

糖質制限食でガンの餌を減らしても、免疫力が低下した状態の中では、ガンの死滅まで
追い込めないと考えられます。
行きすぎた食事療法は栄養バランスを欠き、タンパク質欠乏や貧血を招き、病気と戦える
十分な体力を維持できません。基礎体力を維持してこそ免疫力が確保できると思います。

それに、免疫力を低下させる最大の要因は「心の持ちよう《(感情)だと考えられます。
「息《という漢字は「自分の心《と分解できるように、呼吸は感情を反映しています。
悪い感情に長時間支配されていると呼吸が浅くなり、酸素上足を招き免疫力が低下して、
病気の原因を作っていると言えるし、病気を悪化させているともいえるでしょう。
食事に気を配ることも大事ですが、それ以上に感情に左右されないような
生活環境や考え方、生活習慣を確立することも重要だと思います。

**********************************************************************
 
■糖新生とは 《戻る》
炭水化物(米飯、麵類、パン、お菓子など)は糖質と食物繊維でできています。
 吸収されない栄養素でない食物繊維を除いたものが「糖質《です。
 糖質は口に入ると歯で噛んで消化されるとブドウ糖になります。

ブドウ糖(グルコース)が上足すると、肝臓は血液中のアミノ酸からブドウ糖に合成します。

1日の炭水化物摂取量が十分あれば、糖新生が行われず、筋肉が失われることはありません。
 また、糖新生は、最初は血液中のアミノ酸からブトウ糖が合成されます。
 ところが、炭水化物抜きダイエットのように、炭水化物の上足が長く続くような場合には、
 血液中のアミノ酸がなくなってしまいます。
 そうなるど、身体が筋肉をアミノ酸に分解して血液中に放出し、肝臓がブトウ糖に合成します。
 炭水化物は、摂り過ぎると肥満の原因になりますが、少なすぎると、筋肉が潰されます。
 
*************************************************************************************
 

■ケトン体とは 《戻る》
 人体の活動におけるや主なエネルギー源はグルコース(ブドウ糖)と呼ばれる糖分です。
 体が飢餓や何らかの障害・疾患で体内のブドウ糖が枯渇した時に、体がブドウ糖に代わる
 “代替エネルギー源” として肝臓で中性脂肪を分解し脂肪酸を生成します、
 
 ケトン体とは、アセト酢酸、3-ヒドロキシ酪酸(β-ヒドロキシ酪酸)、アセトンの総称。
 脂肪酸の上完全代謝産物である。
 脂肪酸は脳関門を通れないため、脳は通常、脳関門を通過できるブドウ糖をエネルギー源と
 している。
 絶食等によりブドウ糖が枯渇した場合、脂肪酸の分解が亢進すると肝臓でケトン体が生成される。

 ケトン体もブドウ糖と同様に脳関門を通過でき、エネルギーとして利用される。
 ケトン体は骨格筋、心臓、腎臓などでもエネルギー源と利用できる。

(この記事作成日 平成26年7月24日)


03. 2014年12月02日 03:24:55 : aiMZAOJQqY
日本と外国では肥満の深刻度が違う。
日本人は肥満になる前に糖尿病になり、逆にやせる人が多い。

最近激増しているがんの原因の説明にはならないね。


04. 2014年12月18日 06:49:16 : jXbiWWJBCA

40代からの健康のツボ
2014年12月18日 渡邉芳裕
肥満とアルコールだけが原因じゃない!
「脂肪肝」を引き起こす“ダイエット”の危険性
――日本大学医学部消化器外科・高山忠利教授に聞く
肝臓が“フォアグラ状態”になる現代病「脂肪肝」。食べ過ぎや運動不足に伴う肥満、お酒の飲み過ぎが主な原因だが、自覚症状がないため多くの人が見過ごしている。しかし、放置すれば肝炎、肝硬変、肝がん等の大きな病気につながるため、早期改善が必要だ。しかも最近では、無理なダイエットとリバウンドを要因にしたものやお酒を飲まない人の脂肪肝も増加している。では、脂肪肝にならないためにはどうすればいいのか。脂肪肝の正しい知識とその改善・予防法について日本大学医学部消化器外科の高山忠利教授に話を聞いた。(聞き手/医療ジャーナリスト 渡邉芳裕)

いまや5人に1人が脂肪肝!?
最もリスクが高い“働き盛りの中年男性”

――「脂肪肝」とはどのような状態なのでしょうか?


高山忠利(たかやま・ただとし)
1955年東京生まれ。日本大学医学部消化器外科教授、同・医学部長。
1980年日本大学医学部卒業,同大学院外科学修了後、国立がんセンター中央病院外科医長,東京大学医学部肝胆膵移植外科助教授を経て、2001年から現職。1994年、世界初の肝尾状葉単独全切除(高山術式)を開発。肝臓外科医として、3000例の肝切除・肝移植を執刀し、肝臓癌手術数全国1位。2012年、NHKドラマ「はつ恋」医事監修。主な役職として、日本肝臓学会理事、日本外科学会評議員、日本消化器外科学会評議員、日本肝胆膵外科学会評議員、日本肝癌研究会常任幹事などを務める。著書に『肝臓病の「常識」を疑え!』がある。
 脂肪肝とは、肝臓に脂肪が大量に蓄積した状態をいいます。肝臓の周りにたくさんの脂肪がついている状態を想像する人が多いのですが、実はそうではありません。脂肪肝とは、肝細胞の一つひとつに脂がたまってしまっている状態です。肝臓の周りに脂肪がついていると思っている人は、メタボリックシンドロームでいわれるようになった内臓脂肪と混同しているのではないでしょうか。脂肪肝とは、肝臓の周りではなく、肝臓の中に脂肪がたまっている状態をいうのです。

 たとえば、世界三大珍味として食されているフォアグラは、究極の脂肪肝といえるでしょう。フォアグラは、強制的にガチョウを太らせて、肝臓の約8割を脂肪にしたものです。つまり、脂肪肝と診断された人は、自分のおなかの中の肝臓が“フォアグラ状態”になってしまっているというわけです。

――脂肪肝になると、どんな症状が出てくるのですか?

 脂肪肝になっても、自覚症状はありません。しかし、放っておくと、肝機能は低下していきます。健康な人でも肝臓には3%の脂肪がたまっていますが30%以上脂肪がたまると脂肪肝と診断されます。肝臓全体の3割が脂肪になっている状態では、肝臓の働きが落ちるのは当然ですよね。

 とはいえ、自覚症状がないので、ほとんどの人が健康診断で初めて、自分が脂肪肝であることに気づかされるというのが実状です。しかも、脂肪肝は、血液検査の数値だけ見ても判断できません。脂肪肝かどうかを診断するには、腹部超音波(エコー)検査を行う必要があります。エコーの画像を見れば一目瞭然。本来であれば、肝臓はグレーに映りますが、脂肪肝の場合は明らかに白く見えるからです。

 現在、日本では、健康診断を受けた人の20%は脂肪肝であるという統計データが出ています。実に、受診者の5人に1人は脂肪肝ということになります。男女別で見ると、男性が40歳前後、女性は40歳以降で、3:1で男性のほうが多くみられます。つまり、脂肪肝になるリスクが最も高いのは、“働き盛りの中年男性”といえるのです。

三大原因は肥満、酒、ダイエット
お酒を飲まない人の脂肪肝も増加中!

――脂肪肝になってしまう原因はどこにあるのでしょうか。

 脂肪肝の原因は大きく分けて3つあります。まず1つめが、食べ過ぎと運動不足が原因の「過栄養性脂肪肝」。最も多いのがこのタイプで、とくに、肥満傾向にある人は要注意です。運動もせずに暴飲暴食の食生活を続けていると、肝臓にどんどん脂肪がたまっていき、約3ヵ月もすれば脂肪肝になってしまいます。また、このタイプの脂肪肝には、糖尿病が潜んでいる可能性もあるので、病院などでチェックすることをおすすめします。

 2つめは、お酒の飲み過ぎが原因の「アルコール性脂肪肝」です。アルコールは度数にかかわらず、飲み過ぎると肝臓に大きな負担をかけます。体内で完全にアルコールを分解するのにかかる時間は、清酒2合なら7時間以上、ビール1本でも最低4時間が必要といわれています。また、「日本酒を毎日3合以上飲み続けると、1〜2年で脂肪肝になる」というデータもあるように、お酒は脂肪肝の大きなリスクファクターなのです。

 ちなみに、節度ある1日の飲酒量をご紹介すると、ビールならば中ビン1本(500ml)、ワインならばグラス2杯(200ml)、清酒ならば1合(180ml)、25%の焼酎ならば0.5合(90ml)、ブランデーやウイスキーはダブル1杯(60ml)とされています。この範囲ならばアルコールによる肝障害のリスクは低いと言えます。ただ、アルコール代謝には個人差があるので、もともとアルコール代謝が弱い人は、缶ビール1本でも飲み過ぎという場合もあります。そのため、どれだけ飲んだかを気にするよりは、二日酔いになるまで飲んでしまう生活を続けないことが大切です。二日酔いは、肝臓がアルコールを処理しきれずに、悲鳴を上げている状態であることを覚えておいてください。

 3つめは、意外に思うかもしれませんが、ダイエットが原因の「ダイエット脂肪肝」です。実は、太っている人だけが脂肪肝と診断されるとは限りません。極端にカロリーを抑えた食事を続けている場合も、肝臓に脂肪がたまっていき、脂肪肝になってしまうのです。とくに、1日に菓子パン1個だけ、卵だけ、フルーツだけなど、一つの食品ばかり食べ、過度なダイエットをしている人は要注意。栄養バランスのとれた食事に切り替えないと、痩せているのに脂肪肝になってしまう危険性があります。無理な食事制限を行うダイエットはしないように心がけましょう。

――アルコールを飲んでいない人でも脂肪肝になるケースがあると聞きますが、これは何が原因なのですか?


 先ほど紹介した3つのタイプに当てはまらないのに、脂肪肝と診断されるケースのことですね。このケースは、エコー検査をしても、見た目は全く脂肪肝と同じ。しかし、これは単なる脂肪肝でなく、実は肝炎が潜んでいる病気なのです。アルコールを飲んでいないのに肝臓に脂肪がたまってくるので、「非アルコール性脂肪性肝炎」(ナッシュ、NASH=Non-alcoholic steatohepatitis)と呼ばれています。

 さらに「NASH」が問題なのは、発がんリスクをともなう肝炎であるという点です。B型肝炎でもC型肝炎でもなく、アルコールを飲んでいない人でも、「NASH」になると肝がんが発生するリスクが高まってくるのです。今までは、肥満大国である米国を中心に、「NASH」から肝硬変、肝がんになるケースが多かったのですが、日本でも5〜6年前くらいから「NASH」の患者が増えつつあるようです。健康診断の受診者の20%が脂肪肝、そのうち8%の人が「NASH」であるというデータや、肥満度の分布から日本のNASHの推定人口は50万人前後という試算もあるほどです。

 しかし残念ながら、「NASH」の明確な要因はわかっていないのが現状です。それだけに、早期発見・早期治療が何より重要になります。お酒を飲んでいないのに脂肪肝と診断された人や、メタボリックシンドロームの人は、早めに肝臓内科を受診して、NASHかどうか検査してもらうようにしましょう。

食事も飲酒も減らせないあなたに…
ウォーキングで改善&予防できる!

――これから年末年始に向けて、忘年会などでつい飲み過ぎ・食べ過ぎをしてしまう人も増えてくると思います。脂肪肝にならないためのアドバイスがあれば教えてください。

 飲み会などで暴飲暴食をしないように心がけるのはもちろんですが、私が勧めているのは、とにかく運動をすることです。いくら食事の量を抑えましょう、節度ある飲酒量を守りましょうといっても、これをずっと続けていくのは現実的なことではありません。食事や飲酒の量は、それほど制限しなくても、ちゃんと運動さえしていれば脂肪肝になることはないのです。

 とくにおすすめなのが、ウォーキングなどの有酸素運動です。有酸素運動は、脂肪肝を予防するだけでなく、脂肪肝になってしまった人でも肝臓を元に戻す効果があるからです。有酸素運動を続けていると、脂肪が燃焼して体重が落ちるとともに、肝臓の中にたまっていた脂肪も抜けていきます。そして、その脂肪が抜けたスペースには、隣の肝細胞が分裂して、新しい肝細胞が入ってくれるのです。つまり、脂肪肝から卒業できるというわけです。

 脂肪肝が気になる人や、脂肪肝と診断された人は、まずは外に出て、積極的に歩くことから始めてみてください。歩けば歩くほど、肝臓の中の脂肪がなくなっていくと思えば、きっと続けられるはずです。友達同士や家族、ペットと一緒に、楽しみながら歩くのもよいでしょう。ぜひ、毎日のウォーキングを習慣にして、脂肪がたまっていない健康的な肝臓をキープしてください。

http://diamond.jp/articles/-/63909


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