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生焼け注意(写真はイメージ)/(C)日刊ゲンダイ
夏場より警戒心薄れ…秋に急増 食中毒はこれからが本番だ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/154009
2014年10月11日 日刊ゲンダイ
台風は気になるが、いよいよ3連休。「家族でバーベキューでも」なんて計画しているオトーサンは注意した方がいい。夏場に多いと思いがちな「食中毒」は、これからが本番。実は、10月が一番危ないのだ。
厚労省によると、“食中毒事件”は昨年、全国で931件発生。月別では、3月と10月が93件で最も多かった。ちなみに7月は58件、8月は72件だ。一昨年も10月は112件で、12月の151件に次ぐ。10月は“当たり月”なのだ。
ひと口に「食中毒」といっても、原因はいろいろあって、細菌やウイルス性のものもあれば、寄生虫、自然毒にやられるケースもある。
だんだん涼しくなってきたから、「細菌やウイルスは心配ない」は早計だ。昨年10月に発生した93件中46件は、それらが原因だった。
■10月は魚介類とキノコ
食中毒予防にも詳しい横浜創英大名誉教授の則岡孝子氏(栄養学)がこう言う。
「自然毒を除けば、食中毒はしっかり加熱することで大抵は防げます。ところが、涼しくなってきた今の時季は<生焼けでも大丈夫>とか<冷蔵庫に入れなくてもいいだろう>などと、夏場より警戒心が薄れがちです」
気の緩みが、食中毒を引き起こすのだ。
「食品別で見ると、10月は『魚介類』と『キノコ類』で多く発生する傾向にあります」(厚労省食品安全部担当者)
くれぐれも魚介類の生焼けにはご用心で、もちろん、キノコ狩りにも要注意。何も知らずに毒キノコ…では、せっかくの3連休が台無しだ。
なぜ12月にも食中毒が多いかといえば、これはノロウイルス。都の調査によると、生ガキを食べて食中毒を起こした患者の約7割からノロウイルスが検出されたという。ノロウイルスは85〜90度で90秒間以上の加熱により感染力を失う。
家族でバーベキューを楽しみたかったら、しっかり火を通すことだ。
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