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飲酒習慣がなくても肝臓は悪くなる? 健康診断受診者の3人に1人が肝機能に異常あり!
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141003-00725098-sspa-soci
週刊SPA! 10月3日(金)16時21分配信
30代も半ばを過ぎると、年に一度の健康診断で気になる数値といえば、体重、胴囲、中性脂肪、コレステロールなど、いわゆるメタボリックシンドロームに関するものだろう。しかし、それと同じぐらい気にしたほうがいいのが、「γ-GTP」、「ALT」、「AST」といった肝臓の数値。意外にも、こうした数値は飲酒習慣がある人以外も注意が必要だという。
世間一般的には、「肝臓の数値悪化=飲酒」というイメージが強いため、飲酒習慣のある人以外は、こうした数値をあまり気にしていないはず。しかし、昨今では健康診断を受けた人の33%に、肝機能の異常が見られるというデータが公表されており、その割合は、30年前と比べて3倍以上に増えている。3人に1人が肝機能に異常があることを考えると、肝臓の数値に注目しないわけにはいかないだろう。
なぜ、肝臓の数値異常を示す人が増えているのか? その原因は「食べ過ぎ」、「ストレス」、「運動不足」などの生活習慣にあると見られている。そもそも肝臓には解毒作用があり、体内で発生したアンモニアを尿素に変え、無害化する働きがある。アンモニアは、肉類など高タンパク質の食品を多量に食べたり、ストレスを受けたりしたときに生じる、体にとって有害な物質なのだ。
そんなアンモニアの分解処理に関わっているのが「オルニチン」と呼ばれるアミノ酸で、「オルニチン」が肝臓でアンモニアを無害化する仕組みは、「オルニチンサイクル」と呼ばれている。「γ-GTP」、「ALT」、「AST」が異常値を示している人は、肝機能が低下し、このサイクルも弱っている可能性があるわけだ。
では、いったん低下した肝機能を正常に戻すことはできないのかいうと、そうでもない。肝臓は自己修復力を持つ珍しい臓器のため、「オルニチン」を体外から補充するなどのケアによって、再び機能を高めることが期待できると考えられている。オルニチン研究会の調査では、肝臓の数値が高めの人にオルニチンを毎日摂取してもらったところ、およそ8週間で改善効果が見られたという。日常的にオルニチンを取ることが、肝機能を回復させる可能性があることが示されたわけだ。
ご存じのとおり、「オルニチン」はシジミなどに含まれる成分で、日本では昔から「二日酔いにはシジミが効く」と言われてきた。しかし、二日酔いの解消以外にも、「疲れにくくなった」、「ぐっすり眠れて、朝の目覚めがよい」といった声が、継続してオルニチンを撮っている人から同研究会には寄せられているという。
食欲の秋だからといって暴飲暴食していると、知らず知らずのうちに肝臓がダメージを受けてしまう。まだ大丈夫と過信せず、「オルニチン」を日常的に取って、“沈黙の臓器”である肝臓をケアすべきだろう。
●オルニチン研究会サイト http://ornithine.jp/lp/
<取材・文/日刊SPA!取材班>
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