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(回答先: 携帯基地局から200メートル以内、発癌リスクが極めて高い、ブラジルの調査でも判明、日本では秘密保護法の施行で情報ブロック 投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 9 月 19 日 00:38:05)
https://twitter.com/kuroyabu/status/511652197939937281
やはり携帯電話やスマートフォンはなるべくなら使用を控えた方が無難。「世界の科学者が高周波電磁波をめぐるカナダ保健省の方針を批判する声明、ガン増加、異常精子、学習・記憶障害などを指摘」 | MEDIA KOKUSYO
世界の科学者が高周波電磁波をめぐるカナダ保健省の方針を批判する声明、ガン増加、異常精子、学習・記憶障害などを指摘
携帯電話の通信などで使われる高周波電磁波の安全性についての研究に携わっている世界の科学者らが、カナダ保健省が定めている「安全コード6指針」に苦言を呈する声明を、今年の7月9日に、発表していたことが分かった。声明のタイトルは、「科学者は高周波数の放射曝露からの防護を求めます」。声明はカナダ保健省のずさんな方針を批判する内容となっている。
声明の内容は、そのまま日本にもあてはまる。
◇愚民政策と電磁波問題
携帯電話やスマートフォンの普及により高周波電磁波に被曝する機会が増えている。ところが電磁波が人体に及ぼす影響については、ほとんど認識されていない。そのために膝の上に抱きかかえた乳幼児の頭上で、スマートフォンを操作している女性の姿をみかけることも少なくない。
電磁波のリスクが常識として定着しない背景には、次のような事情が考え得る。
@電話会社や電力会社の大口広告主になっている新聞とテレビが、電磁波問題をほとんど報じないこと。
A無線通信網の整備が国策となっている関係で、国や地方自治体が電磁波の危険性を知らせる活動をしないこと。むしろ人体影響はないと「宣伝」している。
B「A」の背景には、巨額の政治献金が電話会社の労組から政界へ流れている事情がある。また、電話会社などへの天下りの事実もある。
C国民の側に、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」の感覚があること。
D電磁波が視覚できない上に、被曝の影響がただちに現れることが少ないこと。
ここにあげた@からDは、「愚民政策」の結果である。
7月に発表された科学者の声明は、高周波電磁波の被曝と疾患の関係について、次のように指摘している。
疫学研究によつて、このRF曝露と、ガン、神経疾患、ホルモン変化、電気的過敏症(electrical hypersensitivity EHS)その他の症候とのあいだに、関連があることが示されてゐます。研究室における研究でも、ガン増加、異常精子、学習・記憶障害、および心臓の不規則疾患があきらかにされてゐます。
◇声明の全文
声明の全訳は次の通りである。
なお、翻訳者のポリシーにより訳文は旧仮名遣いになっている部分がある。
声明: 科学者は高周波数の放射曝露からの防護を求めます
[注:これは無線周波数の放射装置、すなはち、携帯電話とコードレス電話およびその基地局、Wi-Fi、放送局アンテナ、スマート・メーター(smart meters)とベビー・モニター(baby monitors)をふくみますが、それに限定するものではありません]
わたしたちは、電磁場(electromagnetic fields EMF)高周波の放射(radiofrequency radiation RFR)による健康と安全性の研究に従事してきた科学者です。わたしたちはカナダ保健省の「安全コード6指針」について重大な関心をもつてゐます。
カナダの安全コード6指針には基本的な欠陥があります。
カナダ保健省の安全コード6は、RFR研究の時代おくれの説明や分析にもとづいてをり、最近の研究、たとへば、この安全コード6指針がしめすRFR強度以下で起こる、ガン、DNA損傷、タンパク質合成、ストレス反応、およびヒトの生物学的、健康にたいする有害な作用を、軽視または極小化してゐます。
世界保健機構(WHO)は、電磁場の極低周波(2001年)と高周波(2011年)のふたつの帯域について、ともに『グループ2B、ヒトへの発ガン・リスクの可能性ありGroup 2B, possibly carcinogenic to humans』と分類したうへで、低い強度放射域での生物学的な作用を報告する概説と研究結果を公表しました。
カナダ保健省の安全コード6指針は人々を守るものではありません。
現在、多くの国々(中国、ロシア、イタリア、スイス)の、生物学的作用にもとづいたRF曝露の許容指針は、カナダ保健省安全コード6に含まれる、もつぱら熱作用に依存した旧式のRFR理解にもとづいた指針よりも、100倍も厳しいのです。
この安全コード6についての最近のレビューによれば(カナダ王立協会の報告『安全コード6の概要(2013):無線周波電磁場による曝露についてのカナダ保健省の安全限界』“A Review of Safety Code 6 (2013): Health Canada’s Safety Limits for Exposure to Radiofrequency Fields”)、カナダ保健省は、現在の指針値を低減しない、また恣意的に6分平均曝露の1,000倍を最大曝露量とすると決定しました。
さらに、公衆または環境に重大なリスクがありながら科学的コンセンサスが得られないときに、各国で用ゐられる「予防原則(Precautionary Principle)」にも、カナダ保健省は忠実ではないのです。
【声明】
毎日の生活で接するRFの放射源が増え、反健康の作用を伝へる報告も多くなつたため、カナダ人のみならず世界中の人々が、リスクの認識をひろめ、深めつつあります。1990年代に「無線時代」が始つて以来、健康科学の研究があきらかにしたことは、電磁場と電磁放射にたいしての、おほくの人々の真逆の対応の仕方でした。
疫学研究によつて、このRF曝露と、ガン、神経疾患、ホルモン変化、電気的過敏症(electrical hypersensitivity EHS)その他の症候とのあいだに、関連があることが示されてゐます。研究室における研究でも、ガン増加、異常精子、学習・記憶障害、および心臓の不規則疾患があきらかにされてゐます。
RF曝露による機能損傷にくるしむ人々や、低EMF環境で生活し、働き、子どもを育てることを選んだ人は、ますます相応しい場所を見つけられなくなつてきました。労働者としての生産性や、生計を営む潜在能力さへも、落とされてきたのです。
ある人たちは、わづかな生活資源のもとでの、孤立した、放浪者のやうな生活スタイルを強ひられてゐるのです。北アメリカの医療社会は、だいたいにおいて、RF曝露にたいする生物学的反応について無自覚で、病気になつた人々をどう扱かふかを知らないのです。症状を軽減させ、治癒を促進する範例的な方法は、曝露の遍在が部分的理由とはせよ、有効に働いてゐないのです。
公衆衛生の防護を求める、緊急な要請。
RFを放出しつづけ、とどめなく成長する技術陣営(technologies)によつて、公衆衛生(public health)と環境の健全(health of the environment)は脅かされてゐます。潜在的にいままでに蓄積されてきた生物システムに対する衝撃(impacts)が、将来どうなるかについての全うな考察が欠落してゐます。
わたしたちは緊急にカナダ保健省に求めます...
i)あらたに出現した公衆衛生に対する危機とみなす、わたしたちの見解と協調すること。
ii)利用できる最良の科学データにもとづいた指針を策定すること。この科学データは、ガンとDNA損傷、ストレス反応、認知的・神経学的障害、損傷再生、発達作用、子どもと若者における学習的・行動学的な諸問題、ならびにEHSとして分類される広範囲の症候群です。そして;
iii)カナダの人々に、曝露を、とくに子供たちへの被曝を減らすやうアドバイスすること。
署名者
全員博士号をもつ52人の署名科学者の名前と所属は割愛(原文を参照されたし)。
国別では下の18ヶ国:
ドイツ、トルコ、イタリア、フランス、アメリカ、ベルギー、ブラジル、ギ
リシャ、ロシア、スペイン、スウェーデン、カナダ、日本、インド、フィンランド、オーストリア、イギリス、中国
発行日: 2014年7月9日
(翻訳・渡邉建)
PDF:声明「「科学者は高周波数の放射曝露からの防護を求めます」
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