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ご飯は最後に/(C)日刊ゲンダイ
まず野菜、次に肉・魚…「食べる順番ダイエット」で痩せる!
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/151833
2014年7月13日 日刊ゲンダイ
食事の際、食べる順番を工夫するだけで、肥満はもちろん糖尿病や高脂血症も防ぐ――。この「食べる順番ダイエット」が話題だ。食事の量を制限するわけでもなければ、肉を我慢する必要もないから長続きする人が多い。ダイエット法の仕組みと実践のコツを専門家に聞いた。
「“食べる順番ダイエット”は、食事の際に野菜、タンパク質、炭水化物の順で食べるというもの。これだけで、肥満の人が1カ月で5キロ痩せたケースもあります。また高血圧・高血糖・高脂肪も予防します」
こう言うのは、梶山内科クリニックの院長で医学博士の梶山静夫氏だ。たとえば、まずサラダやスープから食べ始め、次に肉や魚。そして最後にパンやご飯といった順番だ。イモ類や豆類は炭水化物を多く含むので、ご飯などと同じ扱いでいい。
「空腹時に最初に野菜を食べれば、野菜の摂取量が増える。同時に、後半になればある程度満腹感が出てくるので、最後に炭水化物を取れば、その量は自然と少なくなります。そのため、特に量やメニューを制限しなくても、自然とダイエットに役立つ食事になるのです」(梶山院長)
最も重要なポイントは、食事を始めてから、ご飯などの炭水化物に箸を伸ばすまでに10分以上かけること。
「野菜に含まれる食物繊維は、炭水化物の消化吸収を遅くする役割があり、血糖値の急上昇とインスリンの分泌を抑えることにつながります。これが高血圧・高血糖・高脂肪の予防になります。食物繊維が炭水化物より先に胃から腸へ入るようにするためには、野菜を食べ始めてから炭水化物を食べるまでに10分以上空ける必要があります」(梶山院長)
これを3カ月続けたところ、高血圧・高血糖・高脂肪の全てが基準値以上だった糖尿病患者が、全て正常値に戻ったケースもあるという。
「血糖値の上昇が抑えられると、インスリンの分泌量が抑えられます。インスリンは血圧を上昇させたり、肝臓で脂肪を過剰に生成する働きもあるため、インスリンの分泌を抑制することで、高血圧や高脂肪の予防にもなるのです」(梶山院長)
過剰なインスリンの抑制は、動脈硬化やアルツハイマー病、がんの予防にも役立つという。
朝、仕事に出る前の朝食では時間がないとか、昼休みはコンビニ弁当や牛丼、なんていう人は、食事の10分前に野菜ジュースを飲むといい。
「その上で、たとえば丼ものを食べる際にも、ご飯の上にのっている肉類などの具を先に食べて、最後にごはんを食べるようにする。どうしても一緒に食べたいという人は、最初に具を食べ、少し残しておいて最後にご飯と一緒に食べるなどするといいでしょう」(梶山院長)
晩酌でも“食べる順番ダイエット”はできる。
「“とりあえずビール”は避けて、まず野菜を食べる。その後、肉料理などメーンのつまみを食べながらお酒を楽しんで下さい。お茶漬けや麺類などは炭水化物なので、“締め”です」(梶山院長)
これなら、今夜からでも始められそうだ。
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