武田薬品の6月27日の株主総会で、ＯＢなどからの質問状に答えた回答書が次のＵＲＬで読めます。
質問文そのものも回答の中に引用されています。

ただし、内容はかなりいい加減であるように思えます。

例えば、ナイコメッド社買収後3年が経過するが幾らの経常利益があったのかという質問に対して、武田薬品と事業統合してナイコメッド社単体としての評価が難しいなどの理由を付けて回答は差し控えるとしています。

新社長選びもアメリカのコンサルティング会社に手伝ってもらったとしていて、日本郵政によるかんぽの宿売却の時にコンサルティングを外資に頼んでいたのと同じ構図です。

なお、週刊ダイヤモンド6月28日号に「病める製薬　王者タケダの暗雲」という特集記事があります。なかなかよく問題点が指摘されています。

また、http://medical-confidential.com/confidential/cat12/cat13/cat47/
で武田薬品についてのいろいろな批判記事を読むことが出来ます。このサイトは他の企業についての批判もあります。

全体的に、日本企業はどんどんと乗っ取られていて、特に武田は乗っ取りだけでなく、日本社会へわなを仕掛けることをやらされようとしているのではという印象を受けます。

http://www.takeda.co.jp/investor-information/meeting/files/20140627_jp.pdf 　

コメント
01. taked4700 2014年7月04日 18:30:59 : 9XFNe/BiX575U : pe5PeiereA http://dw.diamond.ne.jp/articles/-/9986 「長谷川閑史社長インタビュー（2009年5月16日号） ファイザーは必ず行き詰まる　持続可能なのは自前成長だ」 ということで、2009年時点では外国人社長招聘は全く考えていなかったように思えます。 ともかく、2009年以降、武田薬品は大幅な組織変更がされていて、その一端が上の記事本文で触れた週刊ダイヤモンドの特集で分かります。 また、アクトスという武田の稼ぎ頭だった薬が今、アメリカで訴訟の嵐に見舞われていて、非常に高額な賠償をさせられる可能性があります。 一連の出来事を見ているといわゆるシステム詐欺にあっているのかと思えるほどです。

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