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痩せたければ肉を食べるべし! 夏の食生活改善ガイド
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140621-00663187-sspa-soci
週刊SPA! 6月21日(土)9時21分配信
もう夏までに時間がない。アウトドアレジャー、薄着の季節に向けて引き締めておきたい人にとってはダイエット正念場の季節だ。ダイエットとなると一切の食事を減らす過度なものを選ぶ人が多い。しかし、それこそ、リバウンドが待っている危険なダイエット。もし、ダイエット中に肉を食べろと言われたら、信じられるだろうか? 運動指導を行うトレーナーながら「運動ではやせません」と逆説から攻めたダイエット本『運動指導者が断言!ダイエットは運動1割、食事9割[決定版]』がヒット中の森拓郎氏にダイエットにおける肉の役割を教えていただいた。
◆肉は、内臓脂肪にはなりづらい
一般的に減量したい人、ダイエット中で食事を気にする際、肉は太りそうだから……と敬遠しがちです。しかし、痩せたいのであれば、しっかり肉は食べるべきだと思います。少なくとも私は、そう確信しています。わたしたちが普段食べることが多い牛肉、豚肉、鶏肉などの肉類は、とても栄養価が高い食べ物です。その上、わたしたちが太る主な原因とされる炭水化物を全く含んでいません。
え? と思われるかもしれませんが、腹が出てくるほとんどの理由が内臓脂肪。そして内臓脂肪をすばやくつけてしまうのは、炭水化物が原因、と以前もお話しました(ラーメン+ライスなんていうのは一番最悪で、そこにビールを足せば、内臓脂肪は付き放題です。http://nikkan-spa.jp/223116)
つまり肉200kcalと、ごはん200kcalがあったとすれば、食べて体脂肪になりやすいのは圧倒的にごはんの方です。さらに、ご飯ではなく甘いドリンクやお菓子の200kcalだとどうでしょうか? これももちろん砂糖などの糖類がたくさん含まれている飲み物やお菓子の方が急激に血糖値を上げるため、余った糖分は体脂肪として蓄えられやすくなるというわけです。
特に肉は身体の構成要素そのものであるたんぱく質が良質な形で含まれているため、効率よく体内に吸収されます。吸収されるといっても内臓脂肪にというわけではないのでご心配なく。炭水化物はすぐに血糖としてエネルギーとなってしまいますが、たんぱく質は分解されるとアミノ酸となり、筋肉はもちろんお肌や骨、血管や神経などを作り変える材料となります。もちろん、アミノ酸も摂り過ぎて余れば肝臓で糖質へと変えられてしまいますが、体脂肪へのなりやすさは糖質の比ではありません。
肉類には、たんぱく質だけなく人間が動物として必要なビタミンやミネラルも豊富に入っています。ビタミンやミネラルというと野菜が思い浮かびますが、野菜の構成要素のほとんどは水分ですから、肉で得られる量を野菜で食べようと思ったら、かなりの量を食べなければいけません。
また、たんぱく質を摂取することによって、それを消化するためのエネルギーを多量に出します。よく、肉は消化に悪いといいますが、適度に食べることによってそれを消化するために内臓の代謝が上がるのです。内臓の代謝は基礎代謝の大きな部分を占めていると言われており、食べること自体が代謝アップにも繋がるとも考えられます。
◆ミネラル・ビタミンの足りない食事では痩せ体質になれない
ダイエット中の方の食事というので毎度目にするのが、春雨ヌードルにサラダとヨーグルトという、摂取する量を減らし、それに比例する以上に栄養価の低い食事になってしまう人。炭水化物を減らしても、身体でもっとも必要なたんぱく質までも同時に減らしてしまうようです。たとえば豚肉には良質なビタミンB群が多く含まれているなど、健康維持や美容に欠かせない栄養素が含まれています。
それを一気にカットしてしまうとよくあるのが肌ツヤが悪くなったり、やつれてしまう、風邪を引きやすくなどなどの原因になってきます。炭水化物を減らしても、必ずたんぱく質を摂るようにすると、筋肉も落ちづらくなり、栄養不足にもならないので、リバウンドも防ぎやすくなります。是非、食べる量として毎食、手の平の大きさくらいのたんぱく質を摂取するようにしてもらいたいです。
注意点としては、食事が肉だけにならないようにすること。野菜よりも栄養価が高いと言いましたが、肉には食物繊維は含まれていません。腸内環境のためにも野菜を必ず同時に食べるようにしましょう。また、ビタミンCも欠かせません。動物性の食物には含まれていませんから、これも不足しないように野菜や果物は合わせて摂取する必要があります。
◆ダイエット中に食べてはいけない肉?
そして最後に、肉ならなんでもいいのか、という点です。たんぱくだけを摂り、脂は摂らないようにと考えると基本的には赤身の肉やムネ肉などがよいということになります。しかしそこもささみとムネ肉だけなどとすると、味気ない食事になってしまいます。多少の脂身は問題ないと考えてください。ただし、あまり脂が多すぎて見るからに半分以上が脂身になっているバラ肉、カルビや霜降り状になった肉は、たんぱく質よりも脂質の方が多くなりますから、これも食べ過ぎには注意が必要です。
また、肉だからと思ってハムやソーセージ、ベーコンなどをたくさん食べる人が結構いらっしゃいますが、スーパー・コンビニで手軽に手に入るこれらの加工肉は、あまり質のよくない肉を使っていたり、保存食という性質上、添加物・保存料もたくさん入っていたり、塩分が多いなど、通常の肉よりも腸内環境を悪化させる要因がとても多くなっています。加工肉をさらに調理したファストフードも含まれますね。加工食品や調理済み肉はできるだけ避け、素材としても良質なものを選んで摂るようにしましょう。
【森 拓郎(もり たくろう)】
1982年生まれ・パーソナルトレーナー。顔から爪先まで、顧客の理想のカラダづくりをおこなうボディーワーカー。自身のコンセプトスタジオ『rinato』を運営。書籍化された『運動指導者が断言!ダイエットは運動1割、食事9割』が好評発売中。
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