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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu310.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora
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看護師というのは“濡れ手に粟”なんです。辞めても、比較的再就職
しやすい。多くの病院が慢性的な看護師不足に悩まされている。
2014年4月27日 日曜日
◆看護師業界の離職率に関係者悩み外国人導入の必要性を訴える 4月27日 NEWSポストセブン
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140427-00000003-pseven-soci
「うちの病院は毎年20〜30名ほど看護師を採用しますが、同じ年に10〜20名くらいが辞めていく。離職率だけを見れば、看護師の世界はまるでブラック企業ですよ。春先に毎年多くの看護師が退職していくのは、もはや風物詩ですね」
そうため息混じりに話すのは、都内某病院の事務スタッフ。手厚い体制が敷かれている私立病院などは別かもしれないが、縦割りの体制が当たり前の国立病院・公立病院では、看護師の離職率は軒並み高いという。
慢性的な人手不足によってもたらされるオーバーワークや労働環境はもちろんのこと、公務員が院内を仕切るためお役所的な風通しの悪さがあったり、院内の派閥争いに辟易して辞めていく者も多いのだとか。
「1年もたない看護師もいますけど、3〜5年目に辞めてしまう看護師が意外に多い。というのも、前述したように退職する看護師が多いので、そのしわ寄せが残った看護師に向かってしまう。例えば、馬車馬のように必死に働く期間が終わり、ようやく余裕が出てくる3年目あたり。
本来であれば一息つける段階なのですが、新人を育てることのできる看護師の人材不足もあって、今度は基本業務に加えて育成の面倒まで見なくてはいけなくなる。するとそれに耐えかねて辞めてしまう・・・新人の看護師を育てることができないと、回りまわってその後の離職率も高めてしまう悪循環につながるんです」(前出・医療スタッフ)
労働環境を良くすることが、なによりの処方箋なのだろうが、なかなかそうはいかないのが現状だ。加えて、離職率を高める大きな要因としてこんな理由があるという。
「看護師というのは“濡れ手に粟”なんです。辞めても、比較的再就職しやすい。普通であれば、再就職をするというのはとても負荷のかかること。ですが、高齢化社会になりつつある日本では、多くの病院が慢性的な看護師不足に悩まされている。特に地方になればなるほど不足しているでしょう。日本という大きなくくりで考えたときに、退職する人の数よりも、採用募集数のほうが上回りがちなんです」(前出・医療スタッフ)
なるほど確かに、若手時代にプライベートの時間を犠牲にしてまで働きたくない、数年休んでまた働けばいいや…と考えてしまう人が増えてしまうのも納得だ。
「看護師だけでなく、病院全体として考えていくべき問題。仕組みを変えていかないと、病院も人材も育っていかない。危機感を持つために、やはり私は外国人スタッフの導入をもっと推進していくべきだと思います。うかうかしていたら、働き口がなくなるという意識がないことには、退職と再雇用の繰り返し。劇薬になるかもしれませんが、意識を変えるためには必要なことだと思いますね」(前出・医療スタッフ)
◆アメリカでの看護師の地位はどのような感じでしょうか?日本の看護師と同じくらい...
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1122578116
この他に、高卒、または短大で1年くらいのアシスタント教育を受けた資格のないNursing Assistant(看護助手)が大勢います。
アシスタントは医療行為は許されず、RNの監督下に置かれ、主としてベッドメーキング、患者の搬送、食事の介助などの肉体労働をします。この人たちは、かなりブルーカラーちっくです。給料は3万ドル以下でしょう。
夫の入院経験で見たところ、病院のRNは4大卒が多くて、かなりエリートちっくですね。
病院勤めのアメリカの看護師は、プライドと専門職としての意識が高く、勉強熱心で、医師相手に堂々と議論しているのを見かけます。日本のように医師の下請けという感じではないですね。
特に、Nurse Practitionerは、ナース服ではなく白衣を着て聴診器を下げていて、医師と見分けがつかないです。
病院の看護師は、汚れ仕事や雑用は看護助手が全てやってくれるので、患者のケアのみに専念してます(看護助手を顎で使ってます 笑)。
ナースステーションに常駐していて、ナースコールですぐに駆けつけてくれますし、日本の正看護師のように雑用で忙しくないから愛想もいいです。
日本のように若いうちに燃え尽きることがないらしく、子持ちの貫禄あるオバチャン看護師が多いです。
給料の高い夜勤を好む看護師が夜勤専門を引き受けているらしく、夜に会う看護師さんはいつも同じオバチャンたちでした。
夜勤専門・準夜勤専門・日勤専門に完全にシフトが分かれていて、仕事は分業なので、日本のように夜勤後に日勤のような無茶なシフトや、引継ぎでサービス残業などの無理な仕事もないんでしょうねぇ。(後略)
◆新卒未経験の人が、週40時間労働で年収500万円ももらえて、高齢になっても働ける職種なんて、いまどき看護師ぐらいしかないのになぜ資格を取らないのでしょうか 2013年10月2日 株式日記
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/c77943d1e47391dbd4fe34f2df76a5b2
(私のコメント)
現代の日本では大学を出るよりも国家資格を取った方が給与面でも転職などでも有利だと書いてきましたが、看護師や薬剤師など高給で人手不足なのに、なぜ今の若い人は国家資格を取らないのでしょうか? 大学を出るくらいの学力のある人なら看護師や宅地建物取引主任などとれるはずです。
これらの国家資格を取っていなければ職業に付けないから再就職でも有利にできます。看護師の離職率が高い事が記事になっていますが、病院のマネジメントの問題があるのでしょう。アメリカの看護師はピンからキリまであって、雑用専門の看護助手からMSNまで様々なランクがあります。MSNにまでなれば年収1000万円以上になるそうです。
日本では准看護婦師と看護師に分かれている程度で、看護師は雑用までさせられます。だから看護士もアメリカおようにランクを設けて、ベテラン看護師の待遇改善を図って行くべきでしょう。評判の悪い夜勤に対してもアメリカでは夜勤専門の看護師がいて仕事の分業化が進んでいる。しかし日本では日勤をやったり夜勤をやったり引継ぎなどで非効率な事をやっている。
看護師でもベテランになればMSNのように検診や問診などをやって医師並みの能力が要求されます。このように日本の看護師の離職が多いのはマネジメントに問題がある訳で、能力別に給与体系がきまって分業体制が出来ていれば問題の多くが解決するでしょう。それがアメリカで出来ているのはアメリカの医療費が高いからですが、BSN以上の看護師になれば700万円以上の年収になります。
私は銀行に勤めていましたが、女性が業務の主体であり、平均して3,4年で辞めて行く。その点で病院の看護師とよく似ていますが、やはり能力別の給与体系になっておらず、ベテランになると新人教育と業務の高度化が求められる。その割には給与は増えないから辞めて行く。専門職的な待遇があれば別なのでしょうが、年功序列制度に馴染まない。
若い労働者の年収の低下が問題になっていますが、国家資格を持っていなければ派遣やアルバイトで低賃金で働かされる。これらの仕事は外人労働者でも出来る仕事だから人手不足になると外人労働者に置き換えられる。しかし看護士や薬剤士や建築士など国家資格がなければ仕事が出来ないから外人労働者はなれない。
給料に不満があれば退職してもっと条件に良い病院などにも再就職も簡単だ。結婚や子育て手ブランクが出来ても職場に復帰もしやすい。アメリカの病院でもフィリピンや南アフリカなどの看護師が多いですが、やはり英語が公用語になっているからでしょう。BSNやMSN以上の看護師になれば平均年収よりも高級になるから社会的な地位も高い。
日本で看護師のイメージが低いのは分業がなされていらず、雑用や汚れ仕事までさせるからだ。夜勤や準夜勤なども固定して割増賃金を払うようにすれば希望者は多くなるのではないだろうか? 日本の病院のように正規の看護師に雑用や汚れ仕事をさせていたら看護師の離職が多くなるのは当然だ。厚生労働省は看護師制度を改善すべきだろう。
一般企業でも正社員に派遣やアルバイトがするような雑用や汚れ仕事をやらせていますが、分業ははっきり決まっていないから正社員に何でもさせる。派遣やアルバイトが集まらなければ正社員に負担が被さって長時間労働しなければならず過労死も起きている。
日本では社長が一番早く出社して事務室や玄関先の清掃までする社長がいますが、欧米社会では考えられない事であり、仕事の分業化が出来ていないから社員に清掃の仕事までさせる。どちらも一長一短がありますが、年功序列社会と能力別社会の違いだ。しかし日本でも派遣や非正規社員の制度が定着すれば、能力別社会に変わって行くのだろう。
病院の看護でも、雑用や汚れ仕事をする看護助手は派遣やアシスタントがする仕事であり、給料も200万程度の年収だ。国家資格のない看護助手は外人でも勤まるでしょうが、日本では准看護師が正規の看護師の仕事までさせる事があるようだ。人件費を安くするために看護師に雑用から汚れ仕事までさせれば看護師も定着しないのは当然の結果だ。
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