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中国で感染が拡大している鳥インフルエンザ(H7N9)で、中国国営新華社通信が27日、「浙江省で人から人への限定的な感染が起きている」と報じた。これまで中国政府は、H7N9型の診療指針で、「限定的で、持続的ではない」との条件付きながら、「人から人への感染は排除しない」との見解を示すなど可能性については認めていたが、今回は発生そのものを認めた。
濃厚な接触によって人から人への感染が起きたとしても、それが散発的な状態でとどまっている限り大流行にはならない。しかし、ウイルスが変異して、人から人へ感染しやすくなれば、世界的大流行(パンデミック)につながる恐れがある。東北大の押谷仁教授は「十分な警戒が必要だ」と強調している。
中国では今年に入って感染者が急増している。本土と香港で計111人、死者は22人。浙江省政府は27日、死者は12人にのぼると明らかにした。同省がこれまでに発表した死者は1人だった。他省でも死者は現時点の公表より多い可能性がある。昨年3月末に初めて人への感染が報告されて以降、中国本土と香港、台湾で計260人、うち死者は71人となった。
感染源について、中国農業省動物インフルエンザ研究所の陳化蘭所長は、仙台市で開かれた国際会議で、「放し飼いで肉質のいい『黄色い肉』と呼ばれる鶏だと考えられる」と話した。養鶏場などのブロイラーからはウイルスは検出されておらず、カモは感染実験では感染しにくいという。
中国各地では、生きた鳥の売買が活発になる31日の春節(旧正月)を前に、相次いで生鳥の取引の禁止が決まった。東京大医科学研究所の河岡義裕教授は「感染がどれだけ広まるかは、生きた鳥の取引の停止など、どんな対策をとるかにかかっている」と言う。(金順姫=上海、大岩ゆり)
http://digital.asahi.com/articles/ASG1X5TZQG1XULBJ00K.html?iref=comtop_6_04
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