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浜松市のパン工場を立ち入り検査した保健所の職員ら。ノロ感染は人ごとではない
今冬も猛威ふるうノロウイルスの予防策 強い感染力、手洗いや消毒が非常に重要
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140120/dms1401201206010-n1.htm
2014.01.20 夕刊フジ
今冬もノロウイルスが猛威をふるっている。浜松市の小学校などで給食用のパンを通じて大規模な食中毒が発生したほか、高知県の高齢者施設や学生寮でも感染が相次いだ。冬に流行し、強い感染力を持つため、家庭での予防も徹底したい。ノロウイルスから身を守るためには、どうしたらいいのか。
小学校児童らが症状を訴え、1000人以上が欠席する事態となった浜松市の集団食中毒で、市保健所は19日、給食用のパンを製造した菓子製造業「宝福(ほうふく)」(同市東区)の従業員3人から「ノロウイルスGII」が検出されたと発表した。市保健所は「検品作業の際にパンにウイルスが付着した疑いが強い」とし、作業時の衛生管理に問題がなかったどうか調査する方針だ。
「ノロウイルスは感染力が強いので、手洗いや消毒が非常に重要」
ノロウイルス対策について、新渡戸文化短大学長の医学博士、中原英臣氏はこう強調する。
集団感染につながりかねない飲食店や介護施設だけでなく、家庭での予防・対策も重要だ。
調理やトイレの際に感染するケースが多く、中原氏は「せっけんを使って指先や指の間、手首までも丁寧に洗い、しっかりと流水ですすぐこと。まな板などの調理器具も85度以上の熱湯消毒を行ったり、次亜塩素酸ソーダなど塩素系の薬剤で、消毒を行うことが大切」と予防法を話す。
家族が感染してしまうと、嘔吐物や便などは大量のウイルスが含まれるため、処理方法も誤ってはいけない。「嘔吐物を処理するときは手袋とマスクをつけて、雑巾などで拭き取った後は塩素系の薬剤で消毒する。乾燥するとウイルスが飛散して感染する恐れがあるので、使った手袋や雑巾はポリ袋に密封して捨てることが重要だ」(中原氏)という。
毎年冬に増え、嘔吐や下痢を1日に数回から10回も繰り返す症状が1〜2日続くことがあるノロウイルス。
受験シーズンまっただ中でもあり、家庭でも油断せずにしっかりと予防したい。
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