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子宮頸がんワクチンの副作用、治療で64%が改善 [日経新聞]
厚労省
2013/12/25 21:32
子宮頸(けい)がんワクチンの接種後、慢性的な痛みが生じる副作用が報告されている問題で、厚生労働省研究班(代表・牛田享宏愛知医大教授)は25日、治療体制が整った全国11病院の診断結果をまとめた。治療を継続している患者の約64%が「著しく改善」「改善」と答える一方、効果がない人も33%に上った。同日開かれた専門家会議に報告した。
副作用報告が相次いでいることを受け、厚労省は今年6月以降、接種の積極的な呼び掛けを中止した。この日の会議では研究班の報告などを踏まえ「原因についてさらに研究を進める」として、接種呼び掛けを再開するかどうかについては継続審議とした。
調査は今年6〜12月、ワクチン接種後も痛みやしびれなどの症状が続き、11病院を受診した患者85人を対象に実施。副作用の発症年齢は12〜46歳で、平均は15.5歳だった。
治療を継続している36人に痛みについて聞いたところ、「改善」が18人と全体の50%を占め最多。「変化なし」(33%)、「著しく改善」(14%)と続き、「悪化」も1人いた。痛みは様々な部位でみられ、頭痛(64人)、肩痛・膝痛(各24人)、腰痛(23人)などが目立つ。
症状では、立ちくらみや全身の倦怠(けんたい)感、睡眠障害などを訴える人が多く、不登校や欠席など学校生活への影響が出ている人も41人いた。ただ、血液検査で異常が見つかったのはわずかにとどまり、画像検査では2人だけだった。
子宮頸がんは子宮の入り口にできるがんで、性交渉などで感染する。厚労省によると、20〜30代の若い女性の感染が増えており、年間約3000人が死亡している。
ワクチンは国内ですでに約890万回接種されており、今年4月からは原則無料になる定期予防接種に加わった。ワクチンは「サーバリックス」と「ガーダシル」の2種類で、2009年12月の販売開始から今年9月末までに計2320件の副作用が報告されている。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2504D_V21C13A2CR8000/?dg=1
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