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強い日差しの中、日焼けと熱中症に最大限の警戒が必要だ
殺人酷暑から身を守れ 死を防ぐ熱中症対策「表情うつろなら救急車を」
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130809/dms1308091536020-n1.htm
2013.08.09 夕刊フジ
酷暑が再び列島を襲っている。帰省や行楽客が多いお盆期間中も高温が続くと予想され、熱中症のリスクが高まっている。予防が重要なのはもちろんだが、かかったときの対処法は意外にあまり知られていない。死に至るケースもあるだけに、家族や友人、そして自分の身を守る術を知っておきたい。
9日も西日本と東日本を中心に猛烈な暑さとなり、東京都心でも午前8時前に30・5度を記録した。気象庁は熱中症に注意するよう呼びかけているが、8日には岡山県で草刈り中の男性(62)が熱中症とみられる症状で死亡した。
熱中症になるとどんな症状が現れるのか。
赤坂山王クリニックの梅田悦生(よしお)医師は「クラクラっとめまいがしたら危険信号。意識が徐々に薄れてきてついには倒れる。怖いのは、暑さやのどの渇きといった症状が自覚できなくなる点。すぐに熱中症と自覚できずに症状を重篤化させてしまう危険がある」と説明する。
大量の汗をかき、全身を筋肉痛が襲う風邪とよく似た症状も特徴だという。
こうした症状に襲われたら、具体的にどう対処すればいいのか。
まず屋外で一緒にいる人の異変に気づいたら、木陰やエアコンの効いた室内に移動させ、水分を飲ませる。塩分の確保も大事なので、スポーツ飲料が望ましいという。
梅田氏は「意識がはっきりしていても、体温が少し下がったころに念のために病院に連れて行く。患者が『目が定まらない』と訴えたり、表情がうつろな場合は、すぐに救急車を手配する。意識が明瞭でないのは危険な状態。まして、意識を失っているような状態なら緊急事態だ」と警告する。
救急車が来るまでの間は、少しでも患者の体を冷やすこと。ただ、冷たい水を一気にかけると、ショックを起こすこともあるので要注意だ。
「霧吹きで全身に水を浴びせるのが理想的だが、難しいようなら手元にあるペットボトルの中の液体を口に含んで吹きかける。水を振りかけたあとは、うちわなどであおいで気化熱で冷やす」(梅田氏)
自販機で買った冷たい缶ジュースを、わきの下、股などの動脈が集中する部分にあてて冷やすのも有効だ。
自分が1人でいるときに、熱中症になってしまったらどうしたらよいか。梅田氏は「『あ、まずい』となったら、すぐに日陰に入って水を飲む。この場合は水道水でもかまわない。エアコンが効いた部屋に入って体温を下げる必要もある。近くに喫茶店があれば入るのもいいが、冷たいものを急にがぶ飲みすると胃けいれんを起こして胃痛を招く恐れもある。焦らずにゆっくり飲んでほしい」とアドバイスする。
まさにサバイバルの夏だ。
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