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http://gendai.net/articles/view/kenko/143755
2013年7月31日 日刊ゲンダイ
発覚から5年余り。30日にようやく、中国製毒ギョーザ事件の初公判が開かれた。天洋食品の臨時従業員だった呂月庭被告(39)は起訴事実を認め、即日結審。判決の期日は未定だ。
有機リン系殺虫剤入り毒ギョーザの被害者は、日本で10人。ア然とするのは、事件後に回収したギョーザが中国国内で出回り、河北省でも4人の被害者が出たこと。食に対する安全意識がいまだに低い中国らしい。茶葉ひとつとっても、農薬まみれの「有毒茶葉」という単語が一般名詞化しているほど。だから中国の駐在員は“自衛”に必死だ。
「外で生野菜は食べません。どんな水で洗っているか分からないでしょ。外食する時は、まず外資系のホテルのレストランですね」(商社マン)
だが、「外資なら大丈夫」は中国では通用しない。先日の国営・中国中央電視台のリポートは衝撃だった。何でも北京にあるケンタッキーフライドチキンで使われている氷は、トイレの水より汚いというのだ。
ケンタッキーで炭酸飲料に使っている氷を調べたら、トイレの水の12倍ものバクテリアを検出。中国が定める飲料水の衛生基準の19倍。聞いただけでオエッとなる。
同じく北京のマクドナルド、地元ファストフードチェーン「カンフー」の氷も調べたが、マクドナルドはトイレの水よりきれいだったが、飲料水の基準は満たさず。カンフーはトイレの水の5倍汚かったという。
中国のケンタッキーは日本とは資本が別で、米外食大手「ヤム・ブランズ」が展開している。ピザハットなども同社だ。
「中国の国営テレビが米資本を敵視していることを差し引いても、ひどい話でしょう。〈中国の食品は怖い〉と、こうしたファストフード店で食事を済ませる日本人観光客もいますが、外資系とはいえ、働いているのは中国人。彼らの衛生観念が低ければ、無駄な抵抗です。そもそも毒ギョーザ事件も、中国国内ではほぼ風化している。そういう感覚なのです」(在中ジャーナリスト)
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