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若年発症のうつ病ではアミロイドβの代謝異常が顕著  日経メディカル
http://www.asyura2.com/13/health16/msg/108.html
投稿者 ダイナモ 日時 2013 年 7 月 26 日 22:05:30: mY9T/8MdR98ug
 

 うつ病は、その発症年齢により病態が異なる可能性が、順天堂大医学部附属順天堂越谷病院准教授の馬場元氏らの研究により示された。若年発症のうつ病では、アミロイドβ蛋白(Aβ)の代謝異常が強く、高齢発症のうつ病では脳血管病変の重症度が高かったという。成果は、7月19〜20日に北九州市で開催された日本うつ病学会総会で発表された。

 一般にうつ病患者では認知症の発症リスクが高いことが知られている。うつ病はAβを介して認知症の発症を高める可能性が注目されているが、うつ病の発症年齢による影響の差は検討されていなかった。そこで馬場氏らは、60歳以上で発症した高齢発症うつ病と、60歳未満で発症した若年発症うつ病における、Aβの代謝や脳血管病変の状態を検討した。

 大うつ病性障害で入院した60歳以上の患者89人を対象に、血清中のAβ40とAβ42を測定して比較した。うつ病発症時期が60歳以上だった高齢発症群54人と、60歳以下の若年で発症し罹病期間が長い若年発症群35人、年齢をマッチされた81人の健常者(コントロール群)で比較した。

 その結果、若年発症群、高齢発症群ともに、コントロール群に比べて、Aβ40/42比が高いことが示された(若年発症群P=0.010、高齢発症群P=0.043)。さらに、うつ病の発症年齢はAβ40/42比と有意な負の相関を示し(P=0.032)、発症年齢が若く、罹病期間が長い患者ほどAβの代謝異常が顕著だった。一方、深部脳血管病変の重症度は、うつ病の発症年齢と有意な正の相関を示し(P=0.002)、発症年齢が高いほど、血管病変が重度だった。

 今回の結果について馬場氏は、「若年発症のうつ病はAβの代謝異常を介して認知症のリスクとなっていることが示唆された。また、高齢発症のうつ病は認知症の前駆症状というよりも、リスク因子である可能性がある」と語った。


http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/201307/531759.html  

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コメント
 
01. 2013年7月30日 18:37:01 : niiL5nr8dQ
満月は不眠を誘う、実験で確認 スイス研究
2013年07月26日 18:44 発信地:ワシントンD.C./米国写真 ブログ

英北西部リバプール(Liverpool)で見られた満月(2013年6月24日撮影)。(c)AFP/Paul Ellis
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【7月26日 AFP】満月の夜には、たとえ月を見ていなくても熟睡できないということが、スイスの研究者らによって確認された。米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)オンライン版に25日に発表された研究結果によると、満月の夜には人は寝付きが悪くなり、睡眠時間も短くなるという。

 研究チームは、月の周期について一切知らせない状態でボランティア33人に睡眠研究所で寝てもらい、新月と満月の夜、計2晩の睡眠状況を観察した。すると、満月の夜の平均睡眠時間は新月の夜よりも19分少なく、眠りに就くまでにかかる時間は平均で5分長かった。

 スイス・バーゼル大学(Basel University)精神科病院のChristian Cajochen博士は、「月を実際に目で見ることができず、その日の満ち欠けの状態を認識していない場合でも、月の周期は人間の睡眠に影響を及ぼしているようだ」と述べている。

 満月の夜の睡眠について、ボランティアらはしっかりした休息が取れなかったと報告している。研究ではまた、覚醒と睡眠を切り替えるホルモン物質であるメラトニンの量が、満月の夜には少ないことも示された。

 今後さらに研究を進めれば、月が人間の気分や精神状態に及ぼす影響が測定できるかどうかも分かるかもしれないと研究チームは期待している。(c)AFP


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