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要注意!バカ売れ「塩入りドリンク」で塩分過多 熱中症対策のつもりが高血圧に
http://gendai.net/articles/view/kenko/143653
2013年7月25日 日刊ゲンダイ
この夏、「塩分入り」をうたったドリンクや飴(あめ)、タブレットなどがバカ売れ中だ。全国的な猛暑で、熱中症対策に神経を使う消費者が増えたことが人気の理由。水分とともに塩分を補給することの大切さをテレビや雑誌が連日報じたことで人気に拍車がかかったが、取りすぎにはくれぐれも注意だ。横浜創英大名誉教授の則岡孝子氏(栄養学)がこう言う。
「猛暑だからと、涼しいオフィスや自宅でも四六時中〈塩入り〉ばかり口にすると、結局塩分の過剰摂取につながります。熱中症対策のつもりが、高血圧などの生活習慣病を助長している恐れもあるのです」
ある塩入りドリンクには、100ミリリットル当たりナトリウムが43ミリグラム含まれている。ペットボトル1本(500ミリリットル)なら215ミリグラムで、塩分の量に換算する数式「ナトリウム(ミリグラム)×2.54÷1000」に当てはめると約0.6グラム。1日に3本飲めば、塩分を約1.8グラム取るのと同じだ。
日本人男性の塩分摂取目標量は、1日9グラム未満。「まだまだ少ないじゃないか」と思うだろうが、三度の食事でも塩分をかなり摂取していることを忘れてはいけない。
ホームページですべてのメニューの塩分量を公開しているラーメンチェーンを参考にすると、塩ラーメンのスープを半分残したとしても塩分は4.2グラム。これに1人前の塩分が1.5グラムといわれるギョーザをプラスしただけで5.7グラムの摂取。塩入りドリンク3本分と合計すれば、それだけで塩分は7.5グラムになる。夜に居酒屋でつまみを食べただけで、1日の塩分摂取量は軽くオーバーだ。
「喉の渇きを癒やしつつ塩分の過剰摂取を防ぐには、塩入りドリンクなら水で割って、少量ずつ飲むのがオススメです。カリウムを多く含む海藻を多く食べれば、塩分が体外に排出されやすくなります」(則岡氏)
ひと夏過ぎたら高血圧になっていたなんて、シャレにならない。
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