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アクリフーズ農薬混入で飛び交う「複数犯」説
http://gendai.net/articles/view/newsx/147166
2014年1月10日 日刊ゲンダイ
アクリフーズの農薬混入事件は、あらゆる状況証拠から「内部犯行説」が強まっている。混入場所も群馬工場内の「包装室」に絞り込まれてきた。
「農薬マラチオンが検出された7商品9袋は、別々の製造ラインで加工された後に包装室に運ばれていた。工場内に包装室は2カ所あるが、検出された商品はいずれも1カ所に集中しています。県警はこの場所で農薬が混入された可能性が高いとみて、重点的に調べています」(捜査事情通)
群馬工場の従業員は294人。うち包装室では81人が2交代制で作業していたという。包装時は常に複数の従業員が近くで作業しており、誰かが不審な動きをすれば、すぐ別の従業員に勘づかれる。また、マラチオンを使った農薬は少量でも強烈な臭いを発する。周囲が異臭に気づけば、混入はバレバレだ。作業中の農薬混入は至難のワザのはず。
■アガサ・クリスティも裸足で逃げ出す展開に
そこで浮上してきたのが「複数犯説」だ。単独での農薬混入は困難でも、周りの従業員が手助けしたり、あるいは黙認すれば、犯行のハードルはグッと下がる。
「混入が確認された商品の製造日は、昨年10月4日から11月5日までと、かなり長期間にわたります。たった1人が1カ月間も周囲に悟られずに不審な行動を続けられるものでしょうか。世間に“毒入り食品”を流通させれば罪のない人々にまで被害が及び、会社全体が壊滅的な大打撃を受けるのは容易に想像できたはず。それでも犯行に及んだ集団が工場内にいるとすれば、よほど自暴自棄で会社に強烈な恨みがなければ理解できません」(元警視庁警視の江藤史朗氏)
群馬工場の従業員の募集案内を見ると、勤務は朝5時〜深夜23時の交代制で、月額基本給は約14万2000円。過酷な労働条件ではある。まさか、アガサ・クリスティの代表作のように「包装作業の全員が……」という展開となれば、ミステリーの女王も裸足で逃げるしかない。
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